林野庁が5日、国産材のシェア拡大に向けた国の基本方針をまとめた。国産材が、在来工法の木造住宅でも31パーセント(2005年試算)しか使われていないことから、10年で60パーセントに倍増させる目標を設定。品質がよい建材を住宅メーカーに大量供給できるよう、木材業者に加工・流通体制の改革を求める。というものである。
たしかにすばらしい話しである。世界の資源問題からみれば当然その方向にいくだろう。
戦後植林した木が間伐の時期を過ぎて主伐の時期にきている。
間伐材であれば伐捨てにしておくことも出来たかもしれないが、50年60年たったものを伐捨てにしておくことはできない。
信州の唐松で言うならば、間伐されたものの内市場に出たものは20パーセントである。
山に入ってみるとよくわかる。最近の集中豪雨みたいな雨が降ると次の災害を生む。伐捨てされた木が流れ出すのである。それが住宅地を直撃したら・・・・。
あらためて山を守るという意識が罹災された地域で芽生えているようだ。
しかし国の政策が少なくとも、10年は遅かったと思う。
既成の流通が破壊してきてしまった後であるから。
山に入る素材業者も製材工場も衰退の域に入っている。
最終的には、国の補助金で出来た大型のプロジェクトの世界になっていくのだと思う。
何事も遅すぎたということはあるまい。ただ私が若くなくなったということなんだろうな。
日本の山を守るということは、木を伐らないことではない。植林という手を入れた以上、手入れをしていかねばならない。
里山も消えるということの意味はいろんなところで問題がおきている。
熊や猿・いのしし等の出現もその一つである。蝶々やトンボ・可憐な花々だって消えていっている。
長野の森林も今年はさらに大きく変わるだろうと思う。昨年がその1年目であったと強く感じる。
依田 美恵子
たしかにすばらしい話しである。世界の資源問題からみれば当然その方向にいくだろう。
戦後植林した木が間伐の時期を過ぎて主伐の時期にきている。
間伐材であれば伐捨てにしておくことも出来たかもしれないが、50年60年たったものを伐捨てにしておくことはできない。
信州の唐松で言うならば、間伐されたものの内市場に出たものは20パーセントである。
山に入ってみるとよくわかる。最近の集中豪雨みたいな雨が降ると次の災害を生む。伐捨てされた木が流れ出すのである。それが住宅地を直撃したら・・・・。
あらためて山を守るという意識が罹災された地域で芽生えているようだ。
しかし国の政策が少なくとも、10年は遅かったと思う。
既成の流通が破壊してきてしまった後であるから。
山に入る素材業者も製材工場も衰退の域に入っている。
最終的には、国の補助金で出来た大型のプロジェクトの世界になっていくのだと思う。
何事も遅すぎたということはあるまい。ただ私が若くなくなったということなんだろうな。
日本の山を守るということは、木を伐らないことではない。植林という手を入れた以上、手入れをしていかねばならない。
里山も消えるということの意味はいろんなところで問題がおきている。
熊や猿・いのしし等の出現もその一つである。蝶々やトンボ・可憐な花々だって消えていっている。
長野の森林も今年はさらに大きく変わるだろうと思う。昨年がその1年目であったと強く感じる。
依田 美恵子
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