「こねつけ」という郷土食

2010年07月18日 | 料理
 1日のご飯量、微調整しているのに残る。梅のおにぎりにして、翌朝早い者勝ちにしていたけれど、ここ2年程梅も不作だからとおにぎり作りをやめていた。

 昔実家の母が残りごはんで作ってくれた「こねつけ」がむしょうに食べたくなった。母の味なるものが恋しいのである。

 残りごはんに卵とお砂糖と小麦粉を入れて混ぜ合わせて、丸く平たくして油で揚げた物。
母の作ってくれたものは、小麦粉が多めだったみたいだけど・・・・私風にアレンジ。

 チーズを混ぜ込んだりしたこともあったけど、それはそれなりにおいしい。

 揚げたてのアツアツをほうばる時、すっかり子供に戻る。夕食の片付けをしながら作りつつ、ついつい2つも3つも食べてしまう。

 父はこの「こねつけ」が好きだった。母の揚げるのをそばで待ち構えて食べていた姿が目に浮かぶ。

 どんなものよりもおいしいと思うのは、思い出のスパイスがきいているからかも。

 残りごはん、只チンして食べるよりおいしいことは確か。おためしあれ。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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