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振り込め詐欺に遭わないために。

2008年10月17日 | 読書
佐久法人会臼田支部の女性会の研修会にお誘いを頂き出席する。講師は病院勤務を退職3年目で、民生児童委員を務められている方である。
テーマは「老い・健康・福祉」についてと幅広い。まさしく今の関心事ばかりだ。

 2008年10月は将来「金融危機」と「ノーベル賞」で記憶に残るのではないかと口火をきられた。そして「食の安全」もと付け加えられた。

 そして団塊世代が退職を迎えた2007年問題、そしてその世代が全員65歳になる2015年問題、さらに後期高齢者になる2025年問題それらを語られながら、少子高齢化問題がいまや現に、少子高齢社会に入ったことを認識させてくれました。

  話は飛びます。
 認知症の薬も、今までは1種類だったのが、新薬の治験が始まったという記事を見られたとのことで、実際に使えるようになるのもそんなに遠い未来ではないかも知れないという観測をもらされました。もしこれがうまくいけば私たち世代は間に合うかもしれませんね。現に認知症を遅らせる薬は出ていて、身近でも使っていますが期待がもてそうです。。

 脳梗塞の種類によっては発病から3時間以内なら、後遺症が残らないものもあるそうです。病院に着いてから検査や薬が合うかどうかで、2時間位かかるので、できるだけ早めに救急車で駆けつけることが肝要とのことです。・・・・いいこと聞いたでしょう。

 長野県は平均寿命の高い地域ですが、1人当りの医療費は全国で一番少ない所で、最多の福岡県の3分の2です。(佐久病院の故若月院長の治療より予防という教えがいきているのでしょうか、生涯現役の方が多いせいでしょうか。)

 死因別1位はガン、続いて心疾患・脳血管疾患そして4位が肺炎だそうです。ちょっと意外でしたが、肺炎はまさしく高齢化時代ということなのですね。

 胃がんが減ってきたのは、冷蔵庫の普及で塩辛いものの摂取が減ったからだとも言われているようです。食事が欧米化になったことにより大腸がんが増えていますが、一番いけないのは「タバコ」だそうです。

 アメリカは早くから、「タバコ」の規制を始めたので、肺がんが減少してきているということでした。

 これからの健康診断は内臓脂肪型肥満に着目した早期介入・行動変容という観点から行われ、1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリだそうです。ドックに入っても、生活習慣病対策に力が入れられ始めたのは実感として感じます。

 またまた飛びます。
「振り込め詐欺」に引っかからない自信のある人は?。なんて質問されてしまいましたが、みんな一応そう思っていますよね。これが自信がある人ほど危ないのだとか。自信だけはそのままに年齢だけを加えて行く結果、スイッチが切り替わった時、突っ込んで行ってしまうのだそうです。

 出席者10数人の中で、電話を受けたことのある家庭が4人もいて、1人はもうちょっとで、振り込むところだったという体験談が出ました。
 彼女はインフルエンザにかかった息子から電話をもらい、ガラガラ声をすっかり信用してしまったとのこと。振込まずにお金を持って駆けつけたら元気な息子がいて、とこちらは無事だったとのことです。

 お年寄りだけが対象ではなく意外にも現役時代に被害がでているのもうなづけます。振り込め詐欺に遭わない対策としてお金の話は電話ではしないという鉄則をつくることだと講師はアドバイスをしてくれました。

 親子間であれ、投資話にしてもしかりであると。・・・・まさしくその通りですね。

 1時間半がアッという間に過ぎました。今私たちが一番必要としている情報の数々でしたが、すべてを書くことは不可能なので、ちょっとだけ紹介しました。
 
 
                   依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家




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