「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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大阪市議会ガレキ予算可決、しかし広域処理見直し意見書提出へ。混乱状況が、実は皆さんの声の賜物。

2012-07-28 03:05:13 | 福島第一原発と放射能

 

 大阪市議会のガレキ予算は結局、残念ながら可決しました。しかし、別記のように付帯事項が付いたこと、国に対しての、広域処理見直しの意見書も提出が決まるなど、現況の混乱状態、そのままになりました。まだ、痛み分け。これは、まず、大阪市民、府民、みなさんの反対の声が請願、座り込み、抗議会見、電話、FAX、役所訪問などありとあらゆる手段が功を奏しています。ガレキ予算を可決しながら、国に対しての広域処理を見直す意見書を採択するなど、ふつうに考えたら、何の辻褄も合わない話です。ちなみにこの広域処理見直しの意見書は、自民党の北野妙子議員によるものです。みなさん間違えてはいけません。

 しかし、これは、みなさん一人一人が大阪市に声を上げ続けたことが、大きく影響を与えています。もちろん、維新の会や公明党に対してのプレッシャーも、十分に効果がある情勢です。気を緩めてはなりません。大阪はこの情勢なら、まだまだ戦う余地はあります。維新の会、橋下本人にも抗議の声を続けましょう。大阪市役所に手を緩めてはなりません。

 公明党には、さらにプレッシャーをかけ続けましょう。彼らは、いまだにごまかし続けています。結局は受け入れるのか、受け入れないのか、答えは二つに一つしかありません。

  このことは、生存をめぐる戦いです。どちらの、どの議員が、我々を守る方についたのか、殺す方についたのか、みなさんでしっかり確認することが肝要です。

 僕は関市の講演会で、大阪市議会には間にあわなかったですが、現地からの報告を二つ、掲載しておきます。======================================================

 大阪市議会の本会議の傍聴に行ってきました。

 議会は二時間以上も遅れ、しかし、144席の傍聴席は満席。自民党の北野妙子議員の答弁は、素晴らしかったです。結果的には、予算の可決という形で採決されてしまいました。なぜか、この瓦礫の議案採択のとき議案の中身の説明がなく、分かりにくい採決の仕方で、議会が終わってから、北野議員に皆で直接聞いて教えて頂きました。また、議長に提出された議案書を頂きました。北野議員は、「力不足で申し訳ない・・・でもまだ終わっていないので、引き続き頑張ります。」と言ってました。議案の中身からすると、議会では公明党の一部は受入れ反対だったように思います。しかし、分かりにくかった~なんだか、ごまかされた感じでした。  
 
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予算が可決されました。

付帯決議付きです。内容は以下の通り。

1、市民・事業者等への納得のいく十分な説明をすること。
2、夢洲周辺の海域に関連する漁業従事者への説明をすること。
3、安全性を確認するための検証を重ね、結果を公表すること。
4、細野環境大臣から指摘のあった有害物質(ヒ素、六価クロム、アスベスト、水銀等)を含む災害廃棄物については、事前に検査し、産業廃棄物として適切に処理すること。

1は、住民説明会は不十分ということで陳情書も継続審議。説明会は市民向けに8月末に行うということです。
4の項目も、一般廃棄物から産業廃棄物の扱いになり、広域処理の趣旨とは異なってきますね。

その他、国に対しての広域処理を見直しするように求める意見書を、維新以外の会派の賛成を得て、可決されました。

公明党は、予算を通す代わりに、付帯決議をつけて、国への意見書も賛同して、とんとんにしたように見えます。
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 関市は160人以上の参加者がいらっしゃって大変盛況でした。ほとんどは、地元近辺の方で、僕のブログも知らない方が多かったのですが、反響はとてもよかったです。放射能に関しての懸念を共有して頑張りたいという声も強く上がっていて、そのために、地域でどうした活動をしていき、結局、木下さんは、その連合体の上で、何を目指しますかという話まで、講演後のミーティングで続きました。対応を電話窓口にしていたら、非通知で講演会の開催をやめるように脅迫まがいの電話も入っていたそうです、それを気にせずに、きちんと主催運営された皆さんの努力や熱い思いには、十分に敬意を払える状況でした。明日は山形。汚染認識が甘いエリアで、厳しい話をすることになります。覚悟しています。
 

山形講演は、本日午後2時です。山形ビックウイング。                     福島避難者の皆さんも多いと思っています。

【7/28(土)木下黄太講演in山形

 

みんなで考える原発と放射能~テレビでは知ることのできない本当のこと~

東日本大震災以降、独自の取材を進められ常に最新の情報を発信されている木下黄太さんに、                                              内部被ばくのこと、放射能から身を守るには、そして今の日本の現状をお聞きします。                                                       未来あるこどもたちのいのちを守るため、一緒に考え行動していきましょう。 

日時  2012728()  14時~16時(開場1330分)

会場  山形ビッグウイング 大会議室(〒990-0076 山形市平久保100番地)

参加費  1200円  

 

※講演会終了後、木下氏を囲む会を予定しています

 

託児あり:お子様1名につき500円(事前予約必要)

 

予約やお問合せ/囲む会/託児のお申し込みは… メール: info@gaiayamagata.com  

 

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伊賀市で、前回の住民説明会の流れをうけて緊急講演を開催です。                        明日、7/29(日)午後2時に伊賀市文化会館です。

緊急講演!【7/29(日)木下黄太講演in伊賀(三重県)】


◆日時:7月29日(日)14:00~16:00(13:30開場)(16:00~16:45意見交換)
◆場所:伊賀市文化会館(三重県伊賀市西明寺3240番地の2)多目的室http://www.bunto.com/hpdata/shisetsu/bunka/index.html
◆料金:当日1000円(予約800円)
◆予約・問合せ:TEL050-3697-5533/メアドeekagennisay@hotmail.co.jp
◆担当:桃田(ももた)
◆主催:放射能ええかげんにせん会

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

  「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

僕の情報サイトはこちら。→http://www.kinositakouta.com/

 

僕に対しての講演などのご依頼、そのほか業務的なご依頼の受付アドレスを変更しました。info@kinositakouta.com

 

送信できない場合は、
infokinoshita@mail.com

 

いろんな問い合わせは多いため、純粋にこうした依頼関連の窓口は、変更したと考えてください。

 

僕への直接連絡先は下記。上記以外のご相談は、まず下記へメールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 

 

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【8/23(木) 木下黄太講演IN京都】

日程:8月23日(木)<昼の部>と<夜の部>
会場:アバンティ響都ホール(京都駅前アバンティ9F)
http://www.ryukoku.ac.jp/ryudaihall/access/
定員:350名昼夜とも。
※昼の部と夜の部では講演内容が違います。申込みなども異なります。

昼の部は通常のスタイルの単独講演。昼の部は当日来場順の入場です。                                   

夜の部は平智之代議士を交えて、今後の日本のあり方を話します。            前売りを、本日よりおこないますので下記を参照下さい。

 

<昼の部>

木下黄太講演 『放射能被害の今と、これから』

子どもを被ばくから守るために、どうすればいいのか?
現在の放射能被害の実態や、対処を講演。                                                 さらに日本において、放射能防御運動の今後の展開についても話します。質疑応答も。
開場 13:30
開演 14:00 (終了16:00)
入場料 1000円(前売なし。当日会場にて受付)

昼の部について、問い合わせなどはkyoto.kodomo.inochi@gmail.com

<夜の部>

木下黄太×平智之議員対談&講演

『子どもの未来を守るために、京都から
~放射能汚染と向き合う日本を目指して~』

子どもたちのいのちを守るために、私たちは何をすべきなのか?
私たちはどんな日本を目指したいのか?
放射能汚染の現実と向き合い、大切な子どもたちを守るために、自分で考えてみたい。
日本の未来のビジョンについて、講演していただきます。
ゲストに平智之議員を呼び、お二人に対談していただきます。
※平議員はご都合により、20時からの参加予定です。


開場 18:00
開演 19:00 (終了21:00)
入場料 前売1000円  当日1200円                                                 (前売チケットはe+(イープラス)にて本日より発売)

*夜の部前売チケット購入方法*
販売期間:本日7月23日(月)~8月21日(火) 販売開始時刻はe+サイトでご確認ください。
PC用購入ページ
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002081300P0050001P006001P0030001
携帯用購入ページ
http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002081300P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO
※前売りチケットが事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。

※申し込み及びチケット販売はe+(イープラス)以外の受付は行っておりません。
また、申し込み時はe+(イープラス)の利用規約を良くお読みの上、購入下さい。
チケット販売に関するトラブルが発生した場合、こちらでの責任は負いかねます。
e+(イープラス)チケット公式サイト→http://eplus.jp/sys/main.jsp

*ゲスト紹介*
平智之(たいら ともゆき)
京都府京都市出身。2009年当選・京都1区選出・民主党衆議院議員だったが、現在無所属。
与党議員として、禁原発の立場で精力的に活動をしていたが、大飯原発再稼働に反対して離党を決意。
「首相官邸前デモの参加者に話を聞き、国民は声の持って行き場がないのだと分かった。
新党を作り、国民の常識的な感覚を国政に反映したい」と語り、
「原発に対する怒りや不安を受け止める党」を目指し、「平安党」を結成する。
「ひとりの父親として、日本の子どもたちの未来を全力で守りたい」と語っている。

*主催者からのお願い*
ご来場されるみなさまへ・・・
・子連れでご来場される方もいらっしゃいますので、お子さんの泣き声などがあるかと思います。ご理解のほど、お願いします。
子連れでご来場したい方へ・・・
・託児はありません。お子さんを膝の上に乗せて聴講してください。
お子さんの座席がいる場合はチケット代がいります。
・子連れのお母さん、お父さんたちには、右サイドの座席に集中して座っていただく配慮をします。
他の来場者に迷惑がかかる場合は、一度ロビーに出ていただけるようお願いします。(ロビーでも音声は聞こえます)
・どうしてもお子さんが騒いでしまう場合は、会議室のモニターで観賞できるよう配慮をする予定です。

主催:子どものいのちを守る・京都
kyoto.kodomo.inochi@gmail.com