「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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去年3/12の松戸→愛知・豊川に避難姉弟が甲状腺異常。福島→京都・桃山避難住宅80人半数が甲状腺異常。

2012-05-05 01:57:50 | 福島第一原発と放射能

 おかしな予断無く、幼児も含めて、適切に、甲状腺の血液検査、エコー検査を行うことのできる、個人経営のクリニックや病院は、名乗りをあげてほしいと思います。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

 この話のポイントは、まず、去年の3/12の夜に、千葉県松戸市から愛知県豊川市まで避難した、お子さんたちが、姉弟で甲状腺の異常が出ているということです。放射性物質がまだ大量には、3/12に松戸には来ていないとみられる中で、3/12夜に避難したにもかかわらず、二人のお子さんともに突然に甲状腺の異常が出ています。ひとつの可能性は、避難先の豊川市にも放射性物質は一定量到達している、西の境界ラインであることです。以前に、静岡の牧之原SAで被ばく、発症したとみられる事例をお伝えしましたが、豊川でも同様のケースも、ぎりぎり考えられるかもしれません。また12日の日中までに、何らかの別の放射性物質の粒子が出ていた可能性も、勿論否定はできません。

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さて、今回は我が家の子ども達の甲状腺についてご連絡したいと思います。

震災当時は千葉県松戸市の柏市に割と近い場所に住んでいました。
長女6歳、長男4歳です。

平成23年
3/11 東日本大震災
3/12 日中は品薄に備えて水や食べ物を子連れで買い回る
3/12 21時頃車にて避難、翌日深夜愛知県豊川市到着(子供はこの日から松戸には戻らず)
3/13 朝 愛知県豊川市にて長男4歳が少しだけ血混じりの水っぽい鼻水を出す(今回限り)
    飲用・調理の際はペットボトルの水を使用(関東の水しか手に入らなかった為、4月頃から水道水に切り替え)
    葉物野菜は食べずに、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、大根で食べ物の産地は豊川市以西のものにする
    肉は豚肉、魚は食べない
    洗濯物は部屋干し
    子供の外遊びは5月から週1回程度再開
8月  名古屋市に転居
    水道水使用
    保育園に入園し、給食を食べる(放射能対策は何もしていない園)
    保育園なので砂遊びや砂の舞う中で遊ぶことが多くなる
12月 長女の保育園での牛乳をやめる(長男はもとものアレルギーのため、卵・乳製品は食べない)
    給食で干し椎茸などの気になるおかずは代替品を持たせる

平成24年
    4月に甲状腺エコーと血液検査、尿検査をした結果、
    うちの子は二人とも血液検査の結果は正常値でしたが、
    長女は甲状腺腫大で甲状腺腫の疑い、
    長男は甲状腺腫(のう胞、石灰化様の部分がいくつかある)ということでした。


こんなに食べ物に気をつけてきたのに、それでも甘かったのかと。
軽微な汚染の愛知県東部に避難したからいけなかったのか。
名古屋の流通は田舎に比べて全国各地の野菜が入ってきていて、偽装されていたのかと。
勇気を出して最初から給食を断り完全に弁当にしていればこんなことはなかったのか。
まさかの結果に驚いています。

現在愛知にいる関東からの避難者で甲状腺の検査に行ったところ、5家族中の4家族の子供に甲状腺の異常がありました。


福島のお母さんと電話で話したら、そのお子さんにもきょうだい二人甲状腺にのう胞ができていたと聞きました。
福島から京都の桃山の避難住宅に入った約80人の半数くらいに甲状腺異常が見つかったと聞きました。

もうそろそろ日本中が現実に気付かないといけないですよね。
ちょっとだったら食べても大丈夫なんて言わずに、大人たちが全力で子供を、命を守っていかなければいけなかったと恐ろしくなります。

木下さんの日ごろの情報提供や警告、本当にありがとうございます。
もっと多くの人に早く気付いて欲しいと思います。

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彼女の身近な、愛知県内にいる関東避難者の5家族のうち、4家族の子供に甲状腺の異常が出ていること。

また福島避難者の多い、京都の避難住宅にいる80人のうち半分程度が甲状腺の異常が出ていること。

事態がどんどんはっきりする情報が多くて、憂慮しています。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 「健康被害と思われる事象が顕著にあらわれている方は、僕までメール下さい。事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

GWは北海道で連続講演会。本日はせたな、明日は札幌、最後はガレキ問題の苫小牧。

5/13(日)には、ガレキ問題で、新たに焦点となっている兵庫県西宮市での講演も緊急に入りました。

また、16(水)山口・宇部、17(木)長崎、18(金)熊本、19(土)福岡・飯塚と20(日)北九州市の小倉と続くことは確定。さらに、27(日)東京・稲城の講演会までが5月の決定している講演となります。

次のページで見やすく出しています。 http://www.kinositakouta.com

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 本日です。

【5/5(土)木下黄太講演 in せたな】

「瓦礫問題と原発事故被害の実態」

日時:5月5日13:30〜16:00(13:00開場)
場所:せたな町民ふれあいプラザ
入場料:500円
せたな町北桧山区徳島8-1
主催:風の町の未来's お問い合わせ先 上泉 87-2422

 

【5/6(日)木下黄太講演 in 札幌】

~放射能の問題における北海道の大きな役割~

日 時:2012年5月6日(日) 14時半開場 15時~17時半

場 所:かでる2・7(北海道立道民活動センター)4階大会議室
     札幌市中央区北2条西7丁目
     http://homepage.kaderu27.or.jp/intoro/access/index.html

参加料:1000円(中学生以下無料)


     ※こちらのサイトよりお一人ずつお申込みお願いいたします。
       こくちーず http://kokucheese.com/event/index/35074/

託 児:託児のご用意は今のところございませんが、申し込み時にご相談ください。

主 催:未来へつなご~会 tsunagomirai@gmail.com

 

【5/7(月)木下黄太 講演 in 苫小牧】

~放射能内部被曝と震災がれきリサイクル問題を考える~

日 時:2012年5月7日(月) 9:30開場 10:00開始

場 所:文化交流センター(アイビープラザ) 2階講習室
北海道苫小牧市本町1丁目6番1号

参加料:800円(中学生以下無料)

こくち~ずhttp://kokucheese.com/event/index/35534/

メール申込みでも。:未来へつなご~会 tsunagomirai@gmail.com

託 児:託児のご用意は今のところございませんが、申し込み時にご相談ください。

【5/13(日)木下黄太 講演 in 西宮】

5月13日 日曜 午後6時入場 6時半~8時半開演

西宮市甲東ホール(アプリ甲東) 4階ホール 


アクセス 阪急甲東園駅からすぐ  
住所 〒662-0812 兵庫県西宮市甲東園3丁目2-29 

甲東ホールには専用駐車場はありません。お車の方は有料のアプリ甲東駐車場をご利用ください。

会費  500円 

託児 《※すみません、「託児500円」は、なくなります。10歳以下のお子様は入場無料です。
会場のお子さん方を注意して見るスタッフが加わり、お子さんは親御さんといてもらう形になりました。 お子さんからお目を離さないよう、お願いいたします。変更、何卒ご了承の程、お願い申し上げます。》

申し込み・お問い合わせ hituji0462@yahoo.co.jp まで「木下黄太講演会実行委員会IN西宮」

できればご予約下さい。

 

 

【5/16(水)木下黄太を囲む夕べ in 宇部】

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)
  http://www.historia-ube.jp/ 
  山口県宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401
参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み
電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください。

 

5/17() 木下黄太 講演 in 長崎】

 

震災がれきではなく避難者の受け入れが本当の支援につながるのではないでしょうか。

内部被爆、原発問題と向き合い、被爆地長崎だからこそ出来ることをみんなで考えてみませんか?

 

日時  2012年5月17日(木) 午後6時半開演~8時半終了(午後6時開場)

会場  松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろば 第11号会議室

定員  129人

     長崎県長崎市大黒町3-1 交通会館3階

     交通アクセス JR 長崎駅 より徒歩1分

     ※ 会場には専用駐車場はありません。お車の方は近隣駐車場をご利用ください。

     

参加費  事前申し込み 800円  当日 1000円 (中学生以下無料)

 

申し込みと問合せ先  mirainokodomotati@gmail.com

 

※ お申し込みの際は、①お名前 ②ご連絡先 ③参加人数 をご記入ください。

※ 中学生以下の方が含まれる場合は、お子様の人数の追記をお願いします。

※ 小さいお子様を連れの方は、お膝の上でお願いします。

※ 運営をサポートして下さる方を募集しています。

ご協力いただける方は、上記アドレスまでご連絡ください。

 

主催  7世代先の子供たちのために美しい大地を守る会

 

 

【5/18(金)昼 木下黄太 熊本交流会】

「私達は避難してきて良かったの?熊本での生活のポイントを話そう」

日時 5月18日金曜日 開場 13時半 お話会・交流会 14時15分~16時15分(時間変更)

会場 新市街AZITO貸切(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)

費用 800円(以上のカンパ制)(お子様0円)親子共にワンドリンク付き 食べ物持込可

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会 
共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず交流会希望と明記を)
避難されたパパさんママさん避難してきて良かったのか悩みが尽きないのでは?熊本の瓦礫問題、中古車問題、人を受け入れるためのお話など、熊本の避難パパママさん中心でお話会形式で。質問時間を長めに取りたいと想います。店の貸切なので、全員がお子様連れなら20組程度、親御さんと少しのお子様連れなら、40名程度入れます。夜に講演会がありますが、まだ御騒ぎになるお子様がおられる場合はこちらにご参加下さい。大人しいお子様の場合、お時間が合う方でどうぞ。

 
【5/18(金)夜 木下黄太講演 in熊本】

「熊本への放射能瓦礫を止め、熊本を安全な食料で日本をリードする県へ」

日時 5月18日金曜日 開場 18時00分   講演 18時30分~21時00分

会場 城彩苑 多目的交流施設(誰もが知ってる熊本城すぐの城彩苑内部の交流施設です)

費用 800円(以上のカンパ制)

主催 海のピラミッド 運営委員会/熊本市に放射能測定室をつくる会  
共催・お手伝いしてくださる方募集・アピールタイムを設けますので資料などご自由に持参どうぞ
予約 clubpyramid@gmail.com(必ず講演希望と明記を)

城彩苑での講演会スタイルなので、お子様連れならお騒ぎにならないお子様のみでお願い致します。どうにも止まらない元気なお年頃でしたら昼の交流会の方でお願い致します。この講演会の後には新市街AZITO(熊本市中央区新市街6-20玉屋通り)にて懇親会も致します。

 

 

【5/19(土)木下黄太 講演 in 福岡・飯塚】

 

「みんなで考える原発講座8
 被災地は今 〜テレビでは知ることのできない本当のこと〜」  
 
日時 5月19日土曜日 開場 13時30分   講演 14時〜16時  
 
会場 イイヅカコミュニティセンター 4階401号室
 
前売り  500円
 
託児無料 17日までに要予約 (0948-22-1794またはshicchorukai@gmail.com)


主催 原発知っちょる会 / 後援:飯塚市教育委員会


問合せ/予約 0948-22-1794 (山口) shicchorukai@gmail.com


アテンドURL http://atnd.org/events/27420

 
チケット売り場 
 すみや商店 0948-72-0007 CAC化粧品フローラ 0949-22-8200
宮ノ上げんき なのはな助産院 ほっとひろば(飯塚市本町商店街内/月・火・木のみ)
 
 
【5/20(日)木下黄太 講演 in 小倉(北九州市)】

●避難者お話会×●木下黄太講演会×●グループトーク
「わたしたちが九州へ避難してきた理由」
http://hinanohanasi.blogspot.jp/

放射能の危険、被災地の実情、北九州の現状…被災者が求める真の支援とは?

*講演会のあと避難者の方々とのグループトークを予定しております

日時:5月20日(日)13時30分開場  14時開演
場所:北九州市男女共同参画推進センター・ムーブ5F大会議室 
会費:800円(大学生500円・高校生400円・中学生以下無料)
託児は受付終了致しました。ご了解ください。

定員150名・申込サイトから1名づつお申込み下さい。
   
http://kokucheese.com/event/index/34156/
     

主催・問合せ:震災避難者お話の会 北九州hinanohanasi@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これを隠ぺいと言わずして、何を隠ぺいと言うのだろうか。

2012-05-05 01:27:21 | 福島第一原発と放射能

 

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市長が積極的に受け入れをすすめている、米子市では、ガレキ受け入れ反対の山本太郎氏の講演会が開催されます。僕の苫小牧講演会の次の日ですね。全国で声を上げていきましょう。

日時:5月8日(火) 18:30-20:30 
場所:米子コンベンションセンター 2階小ホール
入場料:前売り 800円、当日 1000円、中学生以下は無料
その他:託児場あり、手話通訳あります。