masaring

自己チューの進行形日記でshow。

柿の摘蕾、2018。

2018年04月16日 | 農業は、スゴイ!



【寄せ植えの花材のキンギョソウ。】

散歩の人達がこの花を見て
「可愛い花ネ。まるで金魚みたい。何て言う花かしら?」。

キンギョソウは色がバラエティに富むので
名前に迷う人が多いみたいだ。
甘い香りを漂わせ、春めいた
にぎやかさを感じさせる素敵な花だ!!





【我が家の柿園。新緑に覆われている。】

今、柿農家は連日、摘蕾作業に追われている。
新緑の様子も昨年より10日早いように思う。

下↓は、JA営農課からのメール文だ。

JA営農課から、
柿栽培農家の皆様にお知らせします。

柿の摘蕾作業時期となりました。

高品質果実生産のためには

非常に重要な作業となりますので
一枝一蕾を原則に、
枝の中央部で下向き又は横向きの大きな蕾を残し、
葉が5枚以下の弱い枝や
二番花などは全部摘蕾して下さい。

詳しくは、営農指導員にお尋ね下さい。



摘蕾は手作業。指でポロリと落ちる時期は開花前の

この時期しかないのだ。開花したら鋏でなければ
落ちなくなり数倍の人手が要るようになるのである。

でもね、一人一日一本の作業が精一杯。
勿論一度でなく見直し摘蕾も必要ですよ。
手作業、根気のいる仕事。目も疲れる。

普通、この作業は4月下旬から5月の連休あたりにする。
大規模に栽培されている農家は、この作業に1日10人位の
アルバイトの人に来てもらっているお宅もあるのだ。



柿。特に刀根早生柿はこの摘蕾作業が要の一つなのだ。

何故なら、刀根早生・平核無柿は生理落果が少ない品種。

良い商品にするためには、玉揃いの良い果実を成らせる
ことと、隔年結果を防止して毎年安定した果実を成らせる
必要がある。その為に摘蕾と摘果作業をするのだ。



特に、摘蕾で目標果実数の20%程度になるよう

思い切った摘蕾を行うことが秘訣なのだ。

ほんと、農業は大変。
しかし、この作業はまだ序ノ口なのである。





【先日投稿した「モチツツジセイカイハ(青海波)」が満開だ。】

江戸時代の頃から愛好されてきたという
モチツツジ系のツツジの「モチツツジセイカイハ(青海波)」が満開。

花付きが良くないことで知られているのに
何故か我が家は、今年に限り樹木全体が満開なのだ。

良いことが起こるのか、最後の足搔きか、
不思議なことである!!

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする