【菖蒲に芍薬、そしてフウリンソウ。5月5日の我が家の風景。】
端午の節句は、鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と
同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣の形を
連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、
男の子の成長を祝い健康を祈るようになった。
鎧、兜、刀、武者人形や金太郎を模した五月人形などを
室内の飾り段に飾り、庭前に鯉幟(こいのぼり)を
立てるのが、典型的な祝い方である。
鎧兜には男子の身体を守るという意味合いが込められている。
こいのぼりをたてる風習は中国の故事にちなんでおり、
男子の立身出世を祈願している。
私には3人の子どもがいる。内、2人は男子である。
しかし3人共、成人して久しい。一番上は既に三十路だ。
子ども達が幼い頃は、雛祭りには段飾りの前で遊び
端午の節句には、五月人形の段飾りの前で
チャンバラごっこをしていたようだ。
《毎年5月5日は私、仕事でその仕草を見たことは無いが。》
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しかし、節句はあくまでも節句である。
柿の摘蕾で忙しいこの時期、何も行事はしないのであるが
冒頭の写真のように、端午の節句らしく花を活け
粽(ちまき)や柏餅(かしわもち)は食べるのである。
もちろん作る暇も無いので、市販のものを買うのだが。
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さてさてこの連休、今年も子ども達からは音信不通である。
仕事をしているのか、休日を都会で楽しんでいるのか、、、。
はたまた、旅行にでも行っているのか、、、。
帰省しても、畑仕事を手伝わされるのが解っているから
その辺は心得ているものと推測するのである。
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さすれば、私も男児。私へのお祝いの日といたしましょう。
《誰かが、まっちゃんには敬老の日が似合うと囁いている。》
便りがないのが元気な証拠と思う田舎暮らしの親であります。
【さすがに段飾りは省略した。ケース人形だけが鎮座する床の間。】