masaring

自己チューの進行形日記でshow。

早生と中生みかんの違いと寄せ植え。

2015年11月19日 | 農業は、スゴイ!



【我が家はただ今、早生(宮川早生)みかん収穫の真っ最中である。】

10月はあんなに晴れの日ばっかりだったのに
11月はやたらと雨の日が多い。
おかげで早生みかんの収穫が遅れている。
昨年の今頃は、すでに中生みかんの収穫を始めている。

今、収穫しているのは早生と中生みかんの混植園。
一筋ずつ交互に早生と中生を植えているが
実の色はほとんど差がなくなった。



【中生みかんの実。品種は向山。なんと我が町で生まれた品種だ。】

向山中生は、1934年和歌山県の我が町の
向山勝造氏園で枝変わりとして発見された中生種の品種だ。
果実は大果で厚みがあり果色は濃紅色である。

酸味が少なく甘みが強いのが特徴だ。
果皮は濃いオレンジ色で大きな扁球形。
じょうのう(袋)は早生に比べると厚くなるが
日持ちが良いので、家族爛々の正月向きの「みかん」なのだ。

※本家本元の家は、今も農業をされているが
 みかんは栽培していない。
 全国でも、中生ではブランドのこの品種。
 本家本元には無いというのが時代の変遷である。

よく見れば、早生と中生みかんの違いは
一目瞭然なのだが、、、。
言葉を換えれば「良く見ないと分からない。」ということである。

間違えて収穫し早生みかんとして出荷し、選果場で選果すると
センサーで全て撥ねられてしまう。
だから収穫の際、絶対間違うことは許されない。

私、まっちゃんはあわてん坊。間違うかもしれない。
だから、間違わないように、、、。



【我が家では、早生みかんの幹の根元に赤のカラースプレーで印をしているだ。】



【ガーデンシクラメンと真っ白な色のアリッサム。】

昨年は、色とりどりのガーデンシクラメンを植えた。
しかし、今のところガーデンシクラメンはこの鉢のみである。
何故?実は植えた時は皆、綺麗だったのに
霜が降りた朝、全て萎えてしまったのだ。

寒さにはめっぽう強いと花の説明文には書いているが、
霜に関しては、全く表記されていなかった。
今後、まだ植えるだろうが、今は様子を見ている。



【5色のジュリアンとブライダルブーケと白のアリッサム。】

昨年、評判が良かったので、今年は高級感のある
鉢植えに植えてみた。
真上から見ると確かに綺麗だが
横から目線で見ると、鉢ばかり目立って
立体感が無い。
そう、昨年は斜面にある背の高い、素焼き鉢に植えたのだ。

ちょっと手直しをして、立体感を出すことにしよう。

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早生みかんの収穫と寄せ植え。其の参。

2015年11月17日 | 農業は、スゴイ!



【我が家の平坦部のみかん園。早生と中生みかんの混植園だ。】

傾斜地園の早生みかんの収穫が終了。
ようやく平坦部のみかん園に移動して収穫開始だ。
ここの園は、15a。早生と中生みかんを混植している。



この園は町道に隣接しているので、収穫に専念出来る。

畑の奥から町道までは一輪車で運ぶが、
傾斜地園と比較したらその比ではない。

その分、一日の収穫量も傾斜地園よりも2倍多くなる。



何とこれ一本の早生みかん。大豊作、隔年結果する木である。

この木を、これから収穫、多分半日で穫り切れない。
コンテナにして15杯か、ワクワクと同時に疲れそうだ!!

※この早生みかんの品種は「宮川早生」である。
 宮川早生は、1910年頃に福岡県山門郡城内村(現柳川市)の
 宮川謙吉邸にて発見された枝変わりを、
 1925年に田中長三郎氏が発表したということだ。
 育てやすく収量性が良いなど優れた特徴を持つため、
 古くから全国的に広く栽培されるようになった。
 現在でも早生温州みかんの代表的な品種である。



【ヤブコウジとアリッサムとビオラの寄せ植え。】

ヤブコウジは、正月の縁起物ともされ、
センリョウ(千両)や、マンリョウ(万両)、カラタチバナ(百両)と
並べて(十両)とも呼ばれる。

日陰や寒さにも強く、
栽培が容易なことから観葉植物としても利用されている。

前回の記事に投稿したヤブコウジ(平成の輝)は、
葉の中央部に黄色い斑が入り、
先端部には白い斑が入っていたが、
今回の斑入りヤブコウジは、
ごく一般的に流通している寄せ植え用ヤブコウジだ。




【シスタスミッキーとアリッサムとビオラの寄せ植え。】

シスタスミッキーはカラーリーフの一種である。
園芸店のスタッフの説明で「丈夫で、年中鮮やかな葉色を楽しめる。」の
ひと言が決め手となり、この寄せ植えに使った。

今年新たに知った寄せ植え花材を、ひとつ入れるのが
私、まっちゃんの今季のガーデニングのテーマと喜びである。

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早生みかんの収穫と寄せ植え。其の弐。

2015年11月13日 | 農業は、スゴイ!


【京奈和自動車道のI.C.の標識。ここから高野山までは30分だ。】

京奈和自動車道のインターチェンジの
標識の下の道の北400mに谷を挟んで、
我が家のみかん園が2ケ所ある。



【モノレールは毎日の収穫で無二の友達。昔は天秤棒で運んでいたのだ。】

本日も傾斜園地の早生みかんの収穫だ。
傾斜地はよく滑って転ぶ。足が痛い。
早く東側の平地の園の早生みかんの収穫に移りたいものだ。



【しかし傾斜地のみかんの実りは見事。それが唯一の救いである。】



【ビオラと常緑アジサイ(碧のひとみ)とイベリスとビオラ。】

『碧のひとみ』は、アジサイとしては、
見るからにちょっと控えめな印象するが、
ブーケや切り花の素材としても大変お奨めらしい。

爽やかな花色もさることながら、
その後の目の覚めるような青い実がとても美しいらしく、
花の咲くのが楽しみである。
おそらくこの実が『碧のひとみ』の由来であろう。

さらに、寒さに強く、常緑なので
冬の落葉樹独特の“ちょっとさびしい感じ”がしないのも
今回の寄せ植えの材料にした理由である。


ビオラとヤブコウジとアリッサム、そしてブライダルブーケ

ビオラとヤブコウジ(平成の輝)とアリッサム、
そしてブライダルブーケ(イベリス)の寄せ植え。

それぞれの花の間隔をとっている。でもすぐに間が詰んでしまう。
早春には見事な鉢植えになると考え、鉢も和風の上品なものを購入。

何にでも拘る私、まっちゃんである。
収穫に園芸、大忙しなのである!!


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早生みかんの収穫と寄せ植え。其の壱。

2015年11月10日 | 農業は、スゴイ!



【今年もみかんの実が色づいた。先ずは、早生みかんの収穫である。】

早生みかんの収穫を始めた。和歌山は有田みかんが有名だ。
でも、紀北のみかんも美味しいのである。

我が地域では糖度の高いみかんは「味一みかん」がブランドだ。
糖度検査で、我が家のみかん、「味一みかん」として
今年も、出荷できることになった。

先ず我が家で唯一の傾斜地のミカン園、25a。
より糖度が高く好評である。



【傾斜がきついので収穫したみかんは下の道路まで、所謂モノレールで運ぶ。】

下は大きな池だ。若いつもりでも老化まっしぐらの私、まっちゃん。
滑ったら池に落下だ。いつも緊張の連続である。



【美味しいみかんは、猪も知っている。下枝は猪が食い尽くしているのだ。】

園の東側は大きな池。残り三方は放棄農園だ。
だから、我が園は夜、猪の遊園地。

樹の下は食い尽くされ、被害は甚大。
モノラックの設備投資分も回収出来ないのに、
山全体を猪の防護柵には出来る筈もない。

笑いごとでは無い。近い将来、我が家も廃園だな~!!



【プランター全部をビオラのみにする予定が、今年も寄せ植えをしている。】

日本風の庭園の我が家。原則は花など要らない。

だから今年の冬のガーデニングは、ビオラのみにする予定だったが、
何か物足りず、またもや寄せ植えに走ってしまった。

上の写真は、ビオラとイベリスの寄せ植え。
イベリスはその花の姿から別名「ブライダルブーケ」とも呼ばれる。

目出度くて良い花というか、亜低木だよね!!



【これは、ビオラとローズマリーの寄せ植え。】

普通、寄せ植えは、植えた時が最高の仕上がりだよね。
でも、この花達には来年5月まで頑張ってもらわねばならない。

昨年の反省から、今年は花と花の間を
充分すぎるほど空けている。

今は寂しい姿だが、来年の早春。
綺麗なプランターが並ぶ計画だ。

※寄せ植えの様子は更に次の記事へと続く。

※widows10にグレードアップした。でも使い辛い。

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花の植替えと富有柿の収穫。

2015年11月05日 | 農業は、スゴイ!



【花の植替え。フラワースタンドはビオラ18株の寄せ植えである。】

今年もフラワースタンドへ色とりどりの
「ビオラ」
18株で寄せ植えをした。

園芸店で「今年はビオラの庭にしたいので全色欲しい。」と言ったら
「全部で
54色あるのですが、、、。」と言われビックリ。
初めて知った。
今年は
14色で植えようと決めた晩秋の昼下がりなのである!! (*^-^*)




【庭のほとんどがビオラ。ラティスのみバコパ。でも極寒時に花は咲かない。】





【今年は止めようと思ったが、表の柿畑にパンジーを植えた。花街道だ。】

昨年、老木の富有柿を伐採。道沿いを全て伐採。
空き地が寂しくて、花を植えた。
柿の苗を植えたが、一年で大きくなる筈もなく、、、。

道行く人が和んでくれたらと思い、
今年も「パンジー」の苗を植えた。
公では無い、あくまでも私的なボランティア活動だ。





【富有柿。最後の柿の収穫品種。平核無の紀の川柿と並行して収穫。】

富有柿は、
甘みが強く、肉厚、果肉が柔らかい、大粒が特徴である。

1857年、岐阜県の小倉初衛氏が栽培を始めた
御所系統の柿の木がその起源であると言われている。

当初は「居倉御所」と呼ばれていたが、
接木による栽培に成功していた同じ村落の福島才治氏により、
1898年、「礼記」中「富有四海之内」の1文から2字を取り
「富有」と名付けられ、品評会を通じて世に問われたのだ。

富有柿は御所系の完全甘柿で、果実は丸に近い四角で、
果皮はすべすべしていて光沢がある。

産地により微妙に色や形が違に違いがあるのも特徴だ。
福岡県産は赤が濃く腰高の傾向があり、
岐阜県産などはややオレンジが強くて比較的平たいようだ。

我が和歌山県の形状は
その中間だ。

いずれにしても果肉は

繊密でとろけるような柔らかさ、
甘みがあり果汁が覆いのが特徴だ。

富有柿と次郎柿は柿の代表格でよく比較される。
「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」と言われていて、
富有柿は果肉がやわらかく、
次郎は硬めで歯ごたえがある柿ということを表している。

外見ではふっくらと丸くつるっとした
富有柿の方に軍配が上がると世間の評である。

富有柿の収穫が終われば、
我が家は、みかんの収穫に移るのである。





【花の植替えを終えたが、処分が可愛そうで夏の花と混在している。】

私、まっちゃんは凝り性で評判だ。

つまりは、次の夏の花を植えるまで
プランターの花は次々と増え
ビオラにとどまらず
多種多様な花が、今後、お目見えするのである。

※左奥の「ニューギニアインパチェンス」。実は予備用に
 夏前に苗を植えたのだ。
 中々花を着けずに、10月末にやっと花を咲かせた。
 今までで一番綺麗な模様なのだが、
 中旬にはこの状態では、枯れてしまう
 綺麗な花の命は短いのである。

※右奥の「サンプリテニア」。夏前に満開になり
 真夏に、枯れかかった。
 根気よく水やりと風通しの良い半日蔭に
 置いておいたら再び、今、満開である。
 この花も、あと一週間で終わりだ。
 是非、我が家のこの花達を見に来てくださいね。

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