malのあっちこっちブログ

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カンボジア~ベトナムの旅・・・9 アンコールワットの視覚的考察

2012-01-19 15:28:29 | 
いよいよ核心のアンコールワットだ。

この南北1.3km、東西1.5kmの周壁で囲まれた遺跡は



12世紀の初めにヒンドゥー教の神殿として築造された。
参道を通り、門をくぐり、脇に経蔵などを従えながらやがて本殿にたどり着く方法は東アジア共通の神殿の創り方と思う。


前述しているが、ここの参道は西から入る。
                    そして、この参道もまた

                    

                    空中参道である。



参道に向かって立つと


参道が一段高くなっているのが分かる。

そして、遠方に見える周壁の西塔門の左右に第三回廊の四隅に建つ塔屋が見えるだろうか。

          参道に上がり、西塔門に向かって歩くころ

          
          この第三回廊の塔屋がだんだん低くなる。

そして、参道の向かって左側は発見された当時のまま、床は暴れ、不陸状態がひどいが右側は修復されている。

                    もう少し西塔門に近づくと                    

                     
                    もう第三回廊の搭屋は見えない。

さらに西塔門に近づく



          やがて、西塔門に入る。

          

                    そして、西塔門の向こうに

                    
                    第一回廊に囲まれた中央祠堂が見えてくる。

西参道を歩く


左に経蔵が見える

          ここも空中参道だ

          

                               
経蔵の向こう側に聖池と呼ばれる池が参道を挟んで左右対称にある。
この池越しに見る、あるいは撮るアンコールワットが一番美しいと言われている。


修復工事中のブルーシートは残念だが、工事がもし続けられるとすれば、今後何十年たってもなくなることはないだろう。


              そして第一回廊の西塔門に向かう。

              
              素晴らしい威容だ

アンコール朝では強大な権力を持った王は珍しかったらしい。
時の王たちは地方の権力者で結んで王政を維持したのだが、聖地と交通の要所であったこの地に、前王よりも壮大な寺院を作り、
その地で王になる儀式を行うことが権力の誇示になった。

本にも書かれているが、中央祠堂と言う本殿を、より劇的に、重々しく、荘厳にそして神と王とを一体化させる効果を狙って、
視覚的な配慮がなされたんじゃないだろうか。
このアンコールワットは一寺院として残存する遺跡ではその規模が傑出している。
近くで見ても素晴らしい寺院だが、その場所その場所から見える効果を楽しみたいと思った。



カンボジア~ベトナムの旅・・・8 ツアーのランチ

2012-01-18 14:24:48 | 
利用した「とらバスツアー」、対象は当然日本人限定らしいのだが、半日ツアーと一日ツアーがある。
この日の4人は一日ツアーだったので、とらバスを運営しているDHCの事務所に戻ってランチとなった。

この会社、ツアーの運営だけじゃなくツアー客のランチとお土産店も運営していた。
まさに日本の旅行客が喜びそうな品揃えで、ここである意味全部揃ってしまうほどだった。

もとより、そういう店にあまり興味を引かないアタシ達はしっかり値段の確認だけはしておいた。


っで、ランチなのだが、「鍋」・・・

この暑いカンボジアで「鍋」である。
いわば、タイすきのようなものなのだが、辛くはない。
辛いと言えば、アタシの意識の中にカンボジア料理は辛い、という意識が植え込まれていたが、実際は全然辛くはなかった。
代々木にあった「アンコールワット」と言うその店は、何故あんなに辛かったのだろう?


っで、っで鍋だが

        

        具は特に特別ではなく、湯葉が大量に入っていたのが珍しかったが、知識を仕入れていた「腕組み氏」によると、
        カンボジアでは湯葉は結構使用するらしい。
        鍋とライスと薬味と豆乳タレ?だったかぁ・・・ちょっと珍しい味付けの不味くないタレだった。


日本人なら、見ればわかる献立なのだが



教育の行き届いた当店では、しっかり説明してもらえる。
この店のサービスは日本式である。
もっとも日本人しか来ないのだから、当然と言えば当然か。。。
このお嬢さんの説明は、かのガイド氏より上手だったが、なぜ・・・???

ちなみに伏せてある茶碗は、鍋から摂るときに熱いから一旦取り皿として使ってください、とのことであった。
ねっ、行き届いたサービスでしょ。。。




っで、デザートは

        

        ご存知、揚げバナナ。
        日本では食べたことのない逸品なのだが、この地で食すと旨い!


野菜主体とはいえ、結構な量の鍋だったが食べられちゃった

カンボジア~ベトナムの旅・・・7 バプーオン

2012-01-17 21:06:55 | キャンプ場
バイヨンを出て



真北に進んでゆくと、やがて西北方向の池越しにバプーオンが見える。

          




ここの築造はバイヨンよりも1世紀半ほど早くヒンドゥー教の寺院だ。
なんでも「隠し子」と言う意味なんだそうな。
その昔、シャムとカンボジアの王が兄弟だったころシャム王の子をカンボジア王が預かったんだそうな。
しかし、これはシャム王の陰謀でやがてカンボジアはシャムに乗っ取られてしまうという廷臣たちの反対で
カンボジア王はシャム王の子を殺してしまったんだそうな。
これに怒ったシャム王がカンボジアに大軍を送り、このままでは自分の子が殺されてしまうと思った王妃が
その子をこの寺院に隠したのが謂れだそうな・・・





この寺院には東参道から入るのだが、この参道は空中参道と言われ浮いているように作られている。
なんでもアンコールワットのモデルとなったとか・・・

                

                この参道、マジで気持ちいい。


上から観ると

                               

                               もっとイイ気持ちなのだ・・・ 



南北には神が歩く階段が上に向かって伸びる





ここアンコール遺跡のオリジナルの階段は、すべて神が歩くための階段であるため人間が歩くようには作られていない。
マジでオリジナルをそのまま使用するとけが人どころか、最悪のケース続出と言う状態であることは間違いない。
そのため、人間様用には別に階段がしつらえてある。しかし、緩やかな勾配を取るだけのスペースもなく、急なことは
変わりない。
遺跡巡りの際には、くれぐれもお気をつけあれ。。。

                                    






このバプーオンの真北にかって王宮があった。
既に述べたように人間の住む建築物は木造のため残っていない。
この王宮の前面に象のテラスと言う広い通路が南北に流れ、その中央に王のテラスがあった。

                

                このテラスの中央に王は坐り、閲兵や儀式を執り行ったり、芝居や今で言う大道芸みたいなものも見た。

この王のテラスの腰壁の部分にも三体の象の彫刻があった。



王のテラスの前面にプラサット・スゥル・プラットと言う綱渡りの塔と呼ばれている、その昔、この塔と塔を結んで綱渡りを見せたと言われて
いるが、その真意のほどは定かでない。
アンコール遺跡では、何のために?とか、なぜ?とか、使用目的が分からないものが多い。
遺跡を巡って気付いたが、レリーフは沢山あっても、築造当時の文字は見なかった。


日を改めたブログでお見せするが、この素晴らしい石造物を破壊し、保護しているのがガジュマルである。



ガジュマルでこのような大木は西表島で見たことがあるが、ものすごい大木が縦横無尽に石を掴み、入り、割り、握る。
枯らせることはできないし、切ることもできない。



王のテラスの北側にライ王のテラスがある。

                         


ライ王のテラスから王のテラスを観る


三島由紀夫の戯曲「癩王のテラス」で知られているが、何故ライ往と呼ばれるのかはわからない。

最初、ガイド氏が「ライオンのテラス」「ライオンのテラス」と言っているとばっかり思って、テラスに行ってみると、
ヒゲとキバがある王像があり、初めて「ライ王のテラス」と言うことを理解した。あ~ぁチカレル。。。。。



今回、この日を含めて3日間アンコール遺跡を巡ったが、再度行けたのはアンコールワットだけだった。
このバイヨンを含むアンコールトムもじっくりもう一度見たかった。

カンボジア~ベトナムの旅・・・6 バイヨン

2012-01-16 20:04:12 | 
もう一日バイヨンにお付き合いいただきたい。

なにしろ写真の数が多すぎて整理がつかない。

もちろん、いらないものは捨てるしつまらないものも捨てる。

それでも150~200枚前後の数から10数枚を選ぶのは難しい。



この日はツアーで回ったがこのツアーを「とらバス」と言う。
名前の通り社長は日本人で日本人を対象としたアンコール遺跡の定期観光ツアーなのだ。

この日、アタシ達二人と男性の個人客二人の計4人が客だった。



マイクロバスにドライバーとガイドが付くのだが、この写真のガイド氏、まだ日本語を習い始めて1年と言う。
言葉遣いは丁寧なのだが、なにしろ世界的にも話しづらい日本語である、一朝一夕では話せるようにはならない。
腕組みしている彼は言葉を正しながら根気よく聞いていたが、アタシは面倒くさくなって勝手に見て回り始めた。
まるで吃音の人が話すみたいで、「い、い、い、らっしゃいました!」と出にくかった音を思い切り出す。
子供のころ吃音だったアタシは、その辛さが良くわかるだけに聞いてて疲れてしまう。
っで、止めた。。。

中央祠堂の周りには



おなじみの菩薩面が沢山あるのだが、そのうちの一つがなんでも、かの「ミヤコ蝶々」さんに似ているという。
知っている人は知っているし、知らない人は知らない。
そんなミヤコ蝶々さんを探してみますか?

           

                    

菩薩面も確かに面白いのだが、どうしてもレリーフに目が行ってしまう。

    




回廊の創りも見事である。

 

                          


門の上部のレリーフもなかなか・・・デバターがいいね!!!



とにかく、空いているスペースがない。

          
          日本の仁王や十二神将などに踏みつけられている餓鬼に似てるね。


                    炎天下、観光客の波が続く

                    



不思議なもので敷地内の空地には人っ子一人いない




          空地には復元できていない石塊が山積みだ。

          

日本を始め、フランスやドイツなどが復元作業をしているが、バルセロナのサグラダファミリアとどっちが早いか・・・

この壮大な建築物の復元された姿を是非見てみたいが、少しばかりアタシの人生じゃあ足りそうもない。

カンボジア~ベトナムの旅・・・5 バイヨン

2012-01-15 21:35:09 | 
南大門をくぐるとほどなくバイヨンが見えてくる。



東南の角は修復中の仮囲いがあった。

正規の正面の東参道に回る。

            

            東門から中に入る。

至る所にレリーフがある。

中でもアンコール遺跡の特筆はデバターと呼ばれる「女官像」だ・・・



                

                いずれ、このデバターだけの特集をしようと考えている。

                マジ面白い。。。。。




先に言ってしまうが、アンコールの遺跡群で、ここバイヨンとワットのレリーフは際立って精巧だ。

遺跡としての残り方も良かったのだろうが、それだけでなくこの物語を描いたレリーフのち密さも群を抜いている。

石組の建物としても造形は、どの遺跡を見てもそれほどの差異を感じなかっただけに、よけいそのことを思ってしまう。


チャンバ(今のベトナム)との戦の行軍。手前の短髪がクメール人、後ろが中国人

           
          中国人は髪を結っているのでそれと分かる

                      
                      中国人


これは行軍の後方で食料などを運ぶ人々。真ん中で棒を担いで振り向いている男は尻を亀に噛まれている。なぜかなぁ~?

           
          この短髪で耳たぶの長いのがクメール人。

人物と戦の物語だけでなく、仏教世界や日常生活、宮廷生活などなど・・・

しっかりと理解できて眺められたらもっと楽しいものになったと思う。。






建築物の陰から中央祠堂を観る。

アンコール遺跡は規模の大小はあっても、基本的に中央祠堂を二重三重の回廊が取り囲み、その外周を環濠が取り巻くという
構造になっている。
環濠と言ってもアンコールワットなどはその幅が最大で190mもあったらしい。

                

                中央祠堂を取り巻く第二回廊の伽藍

                          

                          伽藍に彫ってあるのは菩薩と言われている。



右に中央祠堂と第二回廊とその伽藍

ここは王宮ではなく、長い間のヒンドゥー支配から社会構造を改革するために大乗仏教の教えを積極的に取り入れた王政の権力の誇示なんだろうなぁ・・・って思う。

こうしてみると、日本の古代仏教もそうであったけど、この時代の仏教も王や貴族のものだったんだね。

仏教が庶民のものになるのは日本では鎌倉時代からだから13世紀、そのころここアンコールは滅びてしまっていた。



しかし、世界中には現在のその国家からは想像もできない文化と技術を持った同じ民族がいたんだから不思議だよなぁ・・・

カンボジア~ベトナムの旅・・・4 アンコールトム

2012-01-14 17:58:27 | 
アンコールトムとは1辺3kmの城壁で囲まれた地域を指す。

その中に神殿や王宮があったのだが、神殿は石造りのために残り、
王宮は木造のために現存しない。
カンボジアでは、神を祀る神殿は永遠性を象徴する石を持って創り、
人の住む王宮は世代交代を象徴するように、やがて土に帰る木をもって創られた。

ほとんどの神殿は東から入る東参道を持っているのだが、何故かアンコールワットは
西参道である。
このため午前中は遺跡が逆光となって見にくいため、午前中はアンコールトムから回ることにした。
今回、ここシェムリアップに5泊するので、まずはツアーで様子をみて、その後じっくり
周ることにした。


アンコールトムへは南大門から入る。



この参道には左側に神々が、そして

  

             

                       

                       西側には修羅が並ぶ



トムにしてもワットにしてもカンボジアの神殿遺跡が有名なのは



この仏面彫刻だろう


南大門をくぐると裏側に3頭の象が居る。



            

            鼻でハスの花を絡めて遊ぶ姿なのだそうだ、死者の門、と呼ばれるらしい。。



周囲12kmもあるアンコールトムを巡る人たちのために、この南大門には電気自動車と象さんが用意されている。



ブノン・バケンと言う夕日で有名な丘へも象さん専用の道がある。

タイのアユタヤには沢山の象がいたけれど、ここにはそれほどの数ではなかった。

余談だが、タイと言えばシャム王国時代、ここアンコール王朝と再三に渡っての戦いがあったのだそうな・・・

そのせいかどうか、タイに対する国民感情はあまり良くないらしい。

このアンコール遺跡の建立時の10~12世紀当時、ここもベトナムのチャンバ軍から再三に渡って攻められているのだが、

ベトナムとは仲が良いらしい。

メコン川と言う母なる川を共有するせいなのか、民族の持つ意識は、その国の歴史を学ばないと中々理解は難しい。

カンボジア~ベトナムの旅・・・3

2012-01-13 21:06:07 | 
そんなホテルのフロントを出ると・・・

                           
                           ゲートまではこんな感じのアプローチでした。

ところが、一歩ゲートを出ると・・・



そこはもう土埃舞い上がる人っ子一人通らない辺り一面の野原と放牧された牛さんたちの住む世界。



正確な地図もない場所で、ツアー会社まで歩けば800m~1kmぐらいだろう・・・ってな感じで

明日のツアーの予約をすべく歩き始めたものの、予想と現実は大違い20分経っても

目的地にはつかない。

アタシは30分ほどで着いたような気がしているが、相方は1時間くらい歩いたつもりで

いるようだ。

まぁ無理もない。生まれて初めての土地で正確な地図もなく、方位計だけで、「あっちの方・・・」

なんて感じで、炎天下の誰も歩いていない道路をテクテク歩く心細さはそんなもんでしょう。。。



まっ、とにもかくにも目的地に到着。
説明を受けて、とりあえず明日のツアーは予約した。

ところが懲りもしないでこの二人、そこから国道6号線を1km強の距離のマーケットに
向かって、またまた歩く。

長距離を除くと市内循環の公共交通機関のないこの都市では、バイクタクシーと
TUKTUKと呼ばれる、バイクに人の座れる座席の付いたリヤカーのようなものを利用する以外に
移動手段がない。

そもそも旅行客は個人旅行と団体旅行に大別される。
個人旅行は欧米人、日本、韓国、中国は団体が主流だ。
よって個人客はTUKTUKを利用、団体客はバスで移動ってことになる。
だ・か・ら・・・旅行者の集まらない場所を、歩いてる旅行者はいない。

そんな吾等めがけてTUKTUKの勧誘が殺到した。
断り、無視し、愛想笑いし、時々怒り、、、
言葉と、システムと、習慣とが異なるカオスのなかで吾等も混沌としながら
この人の良さそうな兄ちゃんを捕まえてマーケットからダウンタウンへ向かった。






暑さと、いきなり襲いかかってきたこの国の流儀から逃れようと欧米人の沢山入っていた
街角のレストランに入った。



つかの間の静寂に呆然としつつ、

              

              こんなメニューで

                     

                     こんな感じで注文する。

そして、またまた、、しばし呆然



              そのうちギンギンに冷たい

              

              こんなモノがきて、元気が出た。



元気が出たので街中をブラつく。

しばし歩くとシェムリアップ川沿いに寺院があったので入った。

工事中の建物があったのだが、、、



地震のないこの国ならではの建て方・・・なにをかいわんや。。。



               傍らで職人が何やら作っていた。

               

               興味津々覗き込むと、屋根の隅瓦に使う角状の龍の瓦を器用な手さばきで作っていた。



初日はもうこれで十分とばかり、



ショッキングピンクの座席カバーのTUKTUKを捕まえてホテルに戻った。



カンボジア~ベトナムの旅・・・2

2012-01-12 23:13:54 | 
今日からアンコールワットに行こうか、、、なんて言う話を昨日はしていたけど

まぁ今日はとりあえずゆっくりして、それからアンコールワットとアンコールトムの

ツアーを探そう、それからTUKTUKで好きな時間に好きな場所に行こう、ってことで

話しがまとまった。



っで、期待と不安の朝食タイム・・・

このホテルは全室で20部屋くらいのこじんまりしたホテルで、全室が池に面している。



ダイニングも同じだ






そんなダイニングで



     

          

                

こんな朝食を摂った、、、、、のだが、、、、、

正直、5日間おんなじ朝飯は、、、気が滅入った。




この池には金魚?なんかも泳いでいたり、

今が時期なのか、睡蓮の花も咲いていたりしたけど、、、



睡蓮とハスって違うんだっけ?!?!



各部屋には、こんなプライベイトプールなんかもあったりして、



シティホテルでは味わえない良さ、なんかもあるのだが・・・・・




                                              つづく

カンボジア~ベトナムの旅・・・1

2012-01-11 20:50:44 | 
今回の旅はカンボジアとベトナムと決まった。

航空会社を選定してゆく過程で、最終的に大韓航空に決まった段階で
帰りにソウルに寄ることも考えたが、アタシの仕事の日程から今回は
2国のみで帰国となった。

1/1の昼、12時過ぎの便で経由地のソウルに向かう。
ソウルでのトランジットタイムは凡そ2時間強、まぁまぁの待ち時間と
なったインチョン空港内をブラつく。

 

そこから約6時間、カンボジアのシェムリアップ空港に到着したのが22時50分すぎ。



写真を撮ろうとしたカメラのレンズがいきなり曇った。



夜とは言え気温は25度以上、当然と言えば当然だった。

真冬の日本から、常夏の国へ。

日中の気温はこの時期で平均33度、最低気温が20度以上と言う、耐えられるんだろうか、、、

なんて思いながら、ピックアップバンに揺られて空港から15分ほどのホテルに着いた。

手続きを済ませて部屋に入ったのが日本時間で1/2の00:50。

 

凡そ12時間の旅だった。



シャワーもそこそこにベッドに入ったのは言うまでもない。

ヤモリの鳴き声を子守唄に1・2・3で眠りにオチた。。。。。