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カンボジア~ベトナムの旅・・・16 ベンメリアへ

2012-01-26 22:17:26 | 
アンコールワットから東へ直線で50kmのところにある。
この日、「腕組み氏」が見つけたツアー会社でガイド付きで110ドルでチャーターした。
ところが、紛らわしい名前の多いこの地で待ち合わせホテルに時間内に間に合わず15分ほど遅刻した。
結果、100ドルとなり、二人でチップ含めて70ドルでじっくりベンメリアを堪能した。

周囲を手つかずの森に囲まれたベンメリアは、参道と中を歩く木道は修復されているが、遺跡そのものは手つかずで発見当時のままだ。




カンボジアらしい景色の道を走ること1時間強、ベンメリアに着く。

  

  
周囲を幅45mの環濠で囲まれ           花の咲く池が点在する


駐車場から、ほとんど商業化されていない道を歩くと、ほどなく参道に入る



周囲にはナーガが立ち並び
                 



ここのナーガは、その完成度と保存程度がアンコール遺跡で一番だとか・・・


参道の正面には
          
                                                     破壊された南門が


内戦と
               
               ガジュマルによって破壊された遺跡が続く
                         
                         ガジュマルはこうして石を抱いて保護もする、が、、、

やがては・・・
          
          破壊、という結果に向けて進んでゆく
                    
                    偉大な遺跡の残骸はアタシには辛い

累々と連なる石塊と
          
          縦横に手を広げるガジュマル
                    
                    ガジュマル・・・
                              
                              そして、破壊
                                        
                                        破壊・・・
奇跡的に残る
         
         連子格子の窓
                   
                   しかし・・・
                             
                             一方・・・
無残・・・

                       と、感じるか・・・ 
                                
                                                     奇跡、と思うか・・・
かろうじて保つバランスも・・

                             明日には廃塵に帰す
                             

それでも・・・
          
                                              子供は遊ぶ

日本の親だったら、こんな場所で絶対に遊ばせることなどしないだろうなぁ・・・
                             
部分的に施される補強も
              
              何かむなしい



この遺跡は本来は東門が正面となる、が、見学ルートは南から入って北から出る。
戻る途中で東参道の空中参道の様子が見える。
                       



時計回りに戻ると、やがて
                 
                 天空のラピュタのモデルになったと言われる・・・

こんな景色に出会う



今、この遺跡は日本人に最も人気のある遺跡らしい。


このベンメリア、「花束の池」という意味があるらしい。

まだ、少し離れた周囲には地雷が残ると言われている、この地だが



                              佇まいは

                                  

                                  どこまでも穏やかだ