malのあっちこっちブログ

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カンボジア~ベトナムの旅・・・3

2012-01-13 21:06:07 | 
そんなホテルのフロントを出ると・・・

                           
                           ゲートまではこんな感じのアプローチでした。

ところが、一歩ゲートを出ると・・・



そこはもう土埃舞い上がる人っ子一人通らない辺り一面の野原と放牧された牛さんたちの住む世界。



正確な地図もない場所で、ツアー会社まで歩けば800m~1kmぐらいだろう・・・ってな感じで

明日のツアーの予約をすべく歩き始めたものの、予想と現実は大違い20分経っても

目的地にはつかない。

アタシは30分ほどで着いたような気がしているが、相方は1時間くらい歩いたつもりで

いるようだ。

まぁ無理もない。生まれて初めての土地で正確な地図もなく、方位計だけで、「あっちの方・・・」

なんて感じで、炎天下の誰も歩いていない道路をテクテク歩く心細さはそんなもんでしょう。。。



まっ、とにもかくにも目的地に到着。
説明を受けて、とりあえず明日のツアーは予約した。

ところが懲りもしないでこの二人、そこから国道6号線を1km強の距離のマーケットに
向かって、またまた歩く。

長距離を除くと市内循環の公共交通機関のないこの都市では、バイクタクシーと
TUKTUKと呼ばれる、バイクに人の座れる座席の付いたリヤカーのようなものを利用する以外に
移動手段がない。

そもそも旅行客は個人旅行と団体旅行に大別される。
個人旅行は欧米人、日本、韓国、中国は団体が主流だ。
よって個人客はTUKTUKを利用、団体客はバスで移動ってことになる。
だ・か・ら・・・旅行者の集まらない場所を、歩いてる旅行者はいない。

そんな吾等めがけてTUKTUKの勧誘が殺到した。
断り、無視し、愛想笑いし、時々怒り、、、
言葉と、システムと、習慣とが異なるカオスのなかで吾等も混沌としながら
この人の良さそうな兄ちゃんを捕まえてマーケットからダウンタウンへ向かった。






暑さと、いきなり襲いかかってきたこの国の流儀から逃れようと欧米人の沢山入っていた
街角のレストランに入った。



つかの間の静寂に呆然としつつ、

              

              こんなメニューで

                     

                     こんな感じで注文する。

そして、またまた、、しばし呆然



              そのうちギンギンに冷たい

              

              こんなモノがきて、元気が出た。



元気が出たので街中をブラつく。

しばし歩くとシェムリアップ川沿いに寺院があったので入った。

工事中の建物があったのだが、、、



地震のないこの国ならではの建て方・・・なにをかいわんや。。。



               傍らで職人が何やら作っていた。

               

               興味津々覗き込むと、屋根の隅瓦に使う角状の龍の瓦を器用な手さばきで作っていた。



初日はもうこれで十分とばかり、



ショッキングピンクの座席カバーのTUKTUKを捕まえてホテルに戻った。