malのあっちこっちブログ

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カンボジア~ベトナムの旅・・・13 シェムリアップのTUKTUK事情

2012-01-23 23:05:27 | 
TUKTUK

        

        まぁ、バイクで引っ張る座席付リヤカー、、、とでも言おうか。。。


街中、いたるところで走っているし、止まっている。

観光客も含めて庶民の足である。

その距離に応じて値段が異なるのだが、まぁダウンタウン周辺だったら観光客は一人1ドルが相場だ。
本によると一日貸切で12ドルとあったが、アタシ達は紆余曲折の果てにホテルで頼んだのだが、
一日20ドル、半日10ドルと言う。
その半日とは12時から22時までだと言う。これもちょっとおかしい計算方法なのだが、明らかに半日がお得なので
もっぱら半日を利用させてもらった。

ホテルでのTUKTUKを利用するきっかけは、こうだ。

シェムリアップに着いた日、炎天下をとらバスツアーの事務所まで小一時間も歩いた。
その帰り、今度は1km先のマーケットまで、また歩いた。
っで、出会ったのがこのドライバー

                  

                  彼は正直だったし、優しそうな青年だったので翌日のツアーのための朝7時半のピックアップ
                  を頼んだ。


ところが、今回の旅行でホテルを決めるとき、街中のホテルがいいか、ゆったりできるホテルがいいかで相談して、ゆったりホテルに決めたのだが、写真のようにゆったりホテルは当然郊外じゃないとそのスペースが確保できない。
その上、このホテルは昨年の7月にできたばかりで、まだ知名度も低かった。
そのため、わかると言っていた、かのTUKTUK氏が約束の時間になっても現れない。
空港まで我々を出迎えてくれたマネージャーが電話をかけて道を説明するのだがなかなか現れない。
見かねたマネージャーが結局はツアー事務所まで、アタシ達を車で送ってくれた。


なんとか出発時間には間に合って、午前中のツアーが終わり、ランチを食べて出発かと思ったら、出発まで2時間近くあるという。
それ迄、ここで待つか、ピックアップコースのホテルで待つかと言うことになり、アタシ達は一旦ホテルに戻った。

っで、フロントのお嬢に、午後の集合時間に間に合うようにホテルのTUKTUKのピックアップの依頼と、
アタシ達がTUKTUKのドライバーに教えられるようにホテルの住所を書いてもらい部屋に戻った。

出発時刻が来たので、フロントのお嬢に「TUKTUK来てる?」って聞いてみると、慌ててアタシ達にわからないカンボジアの言葉で
あっちこっち電話し始めた。

(ここで忠告。海外で人に複数の物事を頼む場合、一つずつやり終えるのを確認してからでないと次の事は頼んではいけない。)
(↑は、必須条件である。。。)

時間は刻々と過ぎてゆく。

TUKTUKは来ない。

ホテルの前で、引く人の居ないTUKTUKだけが寂しげだ。
                             


と、そこへホテルのゲストのロシア人が車で買い物から戻ってきた。

タクシーかなぁ?

なんだろうなぁ?この車?と思いながら見ていると、ゲストを下した車はUターンして戻ろうとする。
思わずアタシは前に立ちはだかって「タクシー?」と聞くと、「そうだ!」言う。

ここシェムリアップで、標識を付けたタクシーを見ていないアタシは、どれがタクシーで、どれが自家用車かはわからない。が、、、
ここでは、誰でもタクシーになれるってことだと思う。

とにかく彼に「アンコールパラダイスってホテル知ってるか?」と聞くと、「知ってる」と言う。
「いくらで行ってくれる?」
「いくらでもいいよ」こういう場合、値決めは絶対条件だ。
「OK,5ドル、いいかい?」
「OK!」交渉成立
「ちょっと待って」と言って、フロント嬢と掛け合い中の相方を呼びに走る。

タクシーに乗って向かう途中、猛スピードでホテルに向かうTUKTUKとすれ違った。

目的地に向かいながら、かのドライバー氏いわく
                       「なんでこんなに遠いホテルに泊まってるの?」


この一言で、アタシ達は翌日からの行動は全てホテルでの半日貸切TUKTUKに決めた。

オープンカーのTUKTUKは
               
               風を切って走る。

炎天下の日差しでも



TUKTUKで走れば涼しい。

これ以降

               

     TUKTUKと交渉する煩わしさから解放され、足を心配しないで行動できるようになった。