朝、燕山荘を暗いうちに出発したので、この日の朝食はお弁当にしてもらった。
天気はまったく問題なし、常念小屋までの空中漫歩を楽しんだ。
出だしは未だ寒く、フリースを着こんで出発したが太陽が顔を出すと同時に真夏の光線が降り注ぐ。
すぐにフリースは脱ぐが、まだ油断すると寒い。
稜線を吹き抜ける風は気持ちがいい・・・湿気を含まない風は、登りでかいた汗も瞬時に乾かしてくれる。
澄み切った空気の中で、槍が段々近づいてくる。
振り返ると、燕からの稜線が良く見えた。
太陽も中天に差し掛かりつつある。
真夏の日差しだ・・・
歩く先の稜線が限りなく見える。
山の大きさを感じながら、歩く。
槍が横になってきた。さっきまで前に見えていた東鎌尾根が後ろになろうとしている。
空と雲と山・・・
そこを歩く、喜び・・・
日差しは強かったが、余り喉が渇いた記憶が無い。
コーヒーがやたら旨かったのは鮮明に覚えている。
綺麗な空気の中での空中漫歩・・・360度の特等席での喜びが、この後の悲喜劇に繋がるとも知らずに
ひたすら歩いてゆく。
天気はまったく問題なし、常念小屋までの空中漫歩を楽しんだ。
出だしは未だ寒く、フリースを着こんで出発したが太陽が顔を出すと同時に真夏の光線が降り注ぐ。
すぐにフリースは脱ぐが、まだ油断すると寒い。
稜線を吹き抜ける風は気持ちがいい・・・湿気を含まない風は、登りでかいた汗も瞬時に乾かしてくれる。
澄み切った空気の中で、槍が段々近づいてくる。
振り返ると、燕からの稜線が良く見えた。
太陽も中天に差し掛かりつつある。
真夏の日差しだ・・・
歩く先の稜線が限りなく見える。
山の大きさを感じながら、歩く。
槍が横になってきた。さっきまで前に見えていた東鎌尾根が後ろになろうとしている。
空と雲と山・・・
そこを歩く、喜び・・・
日差しは強かったが、余り喉が渇いた記憶が無い。
コーヒーがやたら旨かったのは鮮明に覚えている。
綺麗な空気の中での空中漫歩・・・360度の特等席での喜びが、この後の悲喜劇に繋がるとも知らずに
ひたすら歩いてゆく。