笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

ロイド復活・・・そして、十八

2013-11-25 | ドラマ「安堂ロイド」
怒濤の展開の第○話って表現。
安堂ロイドの場合は、毎回、そう言いたくなる。
昨日の、第7話も、もちろんそう!

第7話、ほとんど、ロイドは、意識無くベッドにもたれていた。
でも、それは、存在してないというのではない。
ロイドは、言葉として、動きとしてはなかったけれど、雄弁に語ってた。
しっかりと、その姿が語る、圧倒的な存在感。

もし、あの場でロイドがベッドに寝ていたとする。
それでは、あの臨場感は出ない。
星のロイドへの怒り。そして、迷い、麻陽の思い、
そのたびに、彼は、危険なアンドロイド見えたり、希望・感情を持った”ロイド”に見えたりする。
同じ、ベッドにもたれている姿でも、ぼーっともたれているのではない、
彼の存在の仕方で、大きく変わる
身動き一つしないで、伝える。
彼が動かないことで、寂しいなんて思いもしなかった。

そして、黎士さん。
黎士さんは、今回は星君の回想の中。
ライターが黎士さんにつながる物だとは思ってたけれど、こんな思い出の中だったんだ。
相手と目を合わせられない黎士さん。
星君にも、そうなんだね。
ライターの火を付けて、視線を合わせないで、でも、自分の思いは語る。
話し方も、動きも、ロイドとも、拓哉君とも全然違う、
黎士さんという人をしっかり作り上げて生きている。
背中を丸めて階段を上る姿、ああ、沫嶋黎士という人は、こうやって歩くんだって判った。

ライターの炎を見て、その中から、たくさんの考えを導く・・・。
そこから、腕の紋章に意識が言って・・・そして・・・。

今まで、謎だった、なぜ、アンドロイドが虐殺をしたか・・
なぜ、世界の要人を暗殺したかが、解き明かされていく・・・。
意志を持ったアンドロイドの行為。

衣朔さんが、殺人兵器じゃないと、ロイドの思いというかロイドの真の姿に気がついたのは、
「死ぬと悲しむ家族がいる」という言葉だった。
あのとき、麻陽が、「左京子ちゃんが悲しむ」といった言葉が、彼の手から拳銃を消した。
それも、プログラムされた物ではなく、彼の意志。

修復作業が終わった後、それでも、まだ、再起動できないロイド。
そのとき、届いた未来からのメール。
東京タワー。そして、十八の文字。
はじめは、なぜ、麻陽が、十八の文字で、「黎士」と言ったのか判らなかった、
黎士の回想シーンも、黎士を思い出したのだということしか・・・
完全に私の意識が、ロイドの復活だけに向いていたのですね。
2度目で気がつきました。
十八は、ウルトラマンポーズというか、君を護るポーズですね。
黎士がしている、あのほほえましいポーズ。

それは、ほほえましいだけで終わらず。
最大限の、そして、すごい、手立てを考えていた黎士だったんだと
回が進むにつれて痛感します。

修復、未来からの補給で、復活したロイド。
アスラシステムを起動させ、すぐに麻陽を助けにいった。
でも、顔がちがうってすぐ思いました。
SITにタイする戦い方も容赦なかった・・・おかしいと思ったのは後から
最初は、復活が嬉しかった。
でも、記憶がなくなったんだロイド。

ロイドでさえなくなった。
ARXⅡ-13としての記憶(データ)はどこまで残っているのか・・・
初期化すると、記憶がなくなるとサプリが話していたのはこの状態だったんだ。

それにしても、この初期化されたARXⅡ-13としての変化、それを一瞬で伝える拓哉君の凄さ!!
ロイドと呼ばれたアンドロイドと、全くちがってた。
まなざしも、動きも、麻陽への姿勢も。。。。。

衣朔さん、星君・・・仲間が増えるってこういうことだね。

自分自身で判断する。
第7話は、何度もそのフレーズが出てきた。
麻陽、衣朔さん、星くん、そして・・・ロイド。
自分で判断する、自分の意志で動く・・・その大切さ。

初期化したロイドは、「俺の意志だ」とは、言わなかった。

七話でも出た「麻陽を護ることが未来を守ること」の言葉。
麻陽は、武器や力があるわけでも何かを作る優れた能力があるわけでもない。
でも、麻陽の意志が、葦母も星さんもロイドの姿に気付く元になったよね。
人の意志は未来を変えていくと黎士も言った。
形はないけれど、未来を切り拓くもの・・・七瀬をすくうのも麻陽になるかと

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写真は芝公園から見た東京タワーです。

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