笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

グランメゾン東京 Be Continue だよね。

2019-12-30 | ドラマHistory
素晴らしい最終話だった。
書きたいことが山ほどあるのに、年末の慌ただしさの中、書けないのがつらい。
掃除開始までの制限時間の中、書けるだけ・・・・

「あんたに三つ星を取らせてやるよ」
それが、このドラマの始まり。
そう、「俺が三つ星を取る」でも、「俺のレストランが三つ星を取る」ない。
「あんたに」
そして、「俺の力で」でも、ないんだってことは、翔平への言葉でもわかった。
星を取った後、プレッシャーに押しつぶされないように
「自分の料理に自信を持つシェフ」に
尾花に頼って存在してたグランメゾン東京が、倫子シェフと仲間達で存在できた。
メニューを開発している相沢達を横に、自分がマグロにかかりきりという言い訳で
スーシェフとして、翔平を存在させた。
倫子さんが一人で開発した魚料理。
もちろん、一人で開発できるまでの力を育てたのは尾花。
尾花に会うまでは、あと一歩、足らなかった倫子さんの料理だったけど
一緒に料理に向かう間に、すごい経験を積んでいたんだよね。
だからこそ、できた。
翔平もそう。
もえちゃんも。
できあがったスィーツを「あますぎる」っていったのは、尾花の鋭い感覚。
そのスィーツをより素晴らしくするため、美優さんに試させる。
尾花は「料理のことしか頭にない人間」という評価だけど
人と人の間の感情もよくわかってるんだよね。
鋭い観察眼をしてる。
それを、おいしい料理つくりという面でしか表現しないだけ。
わかりやすい救いの手を差し伸べてはいないけど
それぞれが、自分らしく、なんランクもグレードパップして存在できるようになった。
三つ星を取ってセレモニーで、堂々と倫子が存在できた。
相沢も、シェフとして自信を持ち、家族が復活してきた。
翔平も、過去のことに引きずられないで、料理も美優との関係も前を向いていく、
萌絵ちゃんも、パティシェとして輝く作品を作っていくだろう。
芹田君も。
栞奈さんも。
リンダさんも。自分らしく。
ウニさんさえも、変わった。
丹後さんも、今度は自分を殺さずに料理ができるgakuを作っている。
みんな、復活というか、新生。
そう思うと、尾花は、素晴らしいコンダクター。
コンダクターがいなくても、素晴らしい音楽を奏でることができまで育てた、コンダクター。

尾花が遠くからグランメゾン東京を見ている感じで終わるかと思ったら、違うよね。
「Be Continue」 だよね。

素晴らしいドラマ。

グーパーウォーク1