ウクライナの教訓
ロシアのウクライナ侵攻はいろんなことを教えてくれた。核大国には誰も手出しができない。ウクライナをロシアが蹂躙したとしても誰も手出しができないという見通しのもとにプーチンはウクライナ侵攻を始めた。手出しができないというのは正しかった。米国もNATOも最初から手出しはしないと表明していた。誤算はプーチンにウクライナを蹂躙する力がなかったことである。短期間で終わる見通しが2ヶ月半経った現在米国とNATOの支援もあってロシアが押されているのではないだろうか。ロシアにはどのように敗北するかという選択が残されているだけだ。ウクライナに対して核兵器を使おうとすると米国は同じ核兵器で報復をするのではないか。米国はロシアが使ったと同じ大きさの核兵器でウクライナの代わりに報復するぞと脅せばロシアは核兵器は使えなくなる。ロシアは敗北以外に残されていないであろう。
これを東アジアに適用すると中国が「尖閣諸島は中国のものだから今日から接収する妨害すれば核兵器を使うぞといえば抵抗できるであろうか。米国も中国には躊躇するであろう。日本の首相は抵抗せず尖閣諸島を中国の接収するのに任せるだろう。橋下徹のようなのがなぜ抵抗するのかと騒ぎ立てるだろう。日本は大きな戦禍や被害に弱いという特徴がある。わずかな領土より命の方が大事だという判断を下しやすい。日本は核脅迫に特に弱いと言える。日本が核脅迫に特に弱いとすれば核脅迫を受けないように核武装するべきである。
ロシア、中国は大きな核戦力を持っているし、北朝鮮は核戦力を開発中だし、韓国も核武装するだろう。非核3原則などと言ってると「核脅迫してください」といっているようなものだ。日本も核武装すべきである。米国の核の傘は当てにならない。米国に約束を守ってくれなどという情けないことはやめるべきである。自分で核武装して米国に依存しないで自立すべきである。
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