昨年の出生率が1.25であることが発表された。まっすぐ低下しており少子化の進行は緩和する傾向さえ見えない。テレビなどではあれこれ政府の対策が悪いからだといっているが子供を生むのは政府ではなく我々である。年金制度が維持できなくて年金が下がって困るのは政府ではなく我々なのである。話を聞いていると政府の悪口ばかりで子供を生まない国民の問題点を指摘するものがいない。楽な暮らしをするために子供を生まない選択をしていないであろうか。昔は何の対策を立てずとも出生率が3を超えていたのである。
少子化を考えるときに政府に対策を提言するより、我々にできる少子化対策は何かという問題を考えたらどうであろうか。
子供を生まないという決定をしないために我々はどのように考え方を改めたらいいか。少子化は政府の問題であり自分たちの問題ではないという利己的で無責任な国民の態度、考え方に原因があるように思えてならない。
少子化を考えるときに政府に対策を提言するより、我々にできる少子化対策は何かという問題を考えたらどうであろうか。
子供を生まないという決定をしないために我々はどのように考え方を改めたらいいか。少子化は政府の問題であり自分たちの問題ではないという利己的で無責任な国民の態度、考え方に原因があるように思えてならない。
子供を生まない国民の問題と言うのは、やはり金銭面だろう。
養育費には数千万の単位でかかり、塾にも当然送り出すのでさらに金が掛かる。
それは大きな負担となり家計にのしかかる。
ひとり育てるだけでも大仕事だ。
それを2人も3人もとなると難しくなる家庭も当然出てくる。
あなたは「楽な暮らしをするために」と言ったが、一人育てるだけでも大変な家庭もあるのだ。
それに国民は自分たちのことで精一杯で、とても政府や国家レベルで考えている暇など無いのがほとんどだ。すべてとは言わないが。
自分は今の政府の政策に対しあまりいい印象を持っていない。既得権者の声に踊らされ、前例の無い政策は失敗を恐れてなかなか出せない。そんな政府に期待をするのは難しい。
さて、自分たちに出来る少子化対策か・・。
二つだけ思いついた。
1つ目は収入を増やすことだ。
2つは、「子供が荒れる」とか「犯罪が低年齢化する」などど扇動して、子供を育てる意欲を奪うような放送を垂れ流す罪深いマスコミを抗議することだ(笑)。
少子化対策のために子供を育てるなんて親は、あいにく自分は聞いたことが無い。
「2人だけではなく3人」という運動だけでは呼びかけただけで終わるだろう。
運動を起こすのなら、運動に応じた人々に何かしらのプラスがなければならない。
人間はみんな弱い。みんな安きに流れようとする。
そんな彼らの気を引くにはどうしたら良いのか。
自分にもなかなかわからない。
少子化問題は複雑だ。
少子化の原因もひとつではないはずだ。
それゆえきっと「何々すればそれだけで解決」という魔法のような解決策など無いのだろう。
たとえ政府が「何々が原因だ」と決め付けて、小手先の対策を施したところで空振りに終わるのは確実だろう。
忍耐と地道な研究が必要なのだ。