日本はAIIBについては米国とともに参加しなかった。日本はよく中国の実態がわかっているとして世界中から賞賛を浴びたのではなかったか。その後欧州諸国も日本と米国を見習って拠出を見合わせるようになったと思う。わたし自身日本は中国の実態をよくわかっていると思ったのだが今回の日中関係の急接近には面食らった。何も中国の実態が変わらないのに日本が中国と急に仲良くするのに反対だ。一帯一路に協力するとか、日中でインフラ整備とかもってのほかだ。中国のやり方をチェックできるなどという幻想を抱くべきではない。中国と協力すれば日本自身が信用を落とすだけだ。これまで米国と協力して中国叩きを行ってきたのは嘘だったのか。中国包囲網形成に先頭に立って安倍首相が働いてきたのではなかったか。それが少し中国にニコニコとされただけで急に仲良くなってしまうとは呆れたものだ。中国の実態が何か変わったのか。安倍内閣に失望したと言わざるを得ない。福沢諭吉は中国、朝鮮人と日本人は違うから一緒に物事をやってはいけないと脱亜論の中で言っている。100年以上経ってもこの言葉の正しさが納得できる状況になっている。ここ10年の嫌中、嫌韓の盛りがそのことを示している。中国人、韓国人は信用ならないと考える日本人が70%を超えるという世論調査もある。その日本がなんで中国に接近するように思われる行為をするのか。北方領土問題でも2島で手を打つことに繋がりそうな話が聞こえてくる。10%への増税も強行しそうだ。安倍首相の判断力が鈍っているのではないか。認知症にはまだ早いと思うが。
中国が急に日本に笑顔を見せるようになった理由
1 ここ2、3年日本は米国と一緒になって中国叩きを行ってきた。日米豪印で包囲網を作る計画を打ち出した。
その結果、中国の孤立が目立ってきた。日本とはうまく行っているように見せたい。
2 日本が核兵器を開発するのを防ぐために微笑外交に切り替えた。
3 日中が会談などを行えば米国が日本を疑うようになる。その頃を見計らって日本が米国に反旗を翻す気
があるという噂を流す。日米の離間が目的。
4 米中の対立の激化で起こる外貨不足に備えて日中間の通貨スワップを結ぶため。
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