日本は30年以上財政再建をやっている。これが諸悪の根源だ。アベノミクスで年間80兆円も刷ってデフレ脱却できないのは財政再建の旗を降ろさないからだ。
日本は世界最大の債権国、対外純資産は450兆円に達する。財政再建は必要ない。日本の不況はお金の使わなさすぎによる。節約するのではなくもっとお金を使うことが必要だ。従って財政再建に関することは念頭から捨て去らなければならない。歳出削減や増税はやってはいけない。財政出動と減税をやらなければならない。経済危機の国は銀行金利が高い。アルゼンチンは33%、トルコは24%、ロシアの金利は7.5%だ。それに対して日本の金利は0.05%だ。日本の異常な低金利はもっとお金を使ってくれという意味である。その意味を理解せず日本政府は歳出削減と増税しかやらない。これが不況、デフレの原因だ。ロシアのプーチンは年金を大幅にカットし、支持率90%から30%に下がった。アルゼンチンやトルコ、ロシアは経済危機のさなかにある。日本とは真逆の国である。日本は経済危機、財政再建とは無縁の国である。そうゆう日本がアルゼンチン、トルコ、ロシアと同じこと歳出削減と増税、年金カットをやっている。安倍首相、黒田総裁、麻生財務大臣、はばかである。官僚、経済学者、マスコミ連中はばかである。「日本は世界最大の借金国」というデマに皆が騙されているのである。政府が財政再建をやるということは釣堀の魚の数を減らして行くことと同じである。なかなか魚が取れないので不況になる。長時間働かねばならない。つまりブラック化する。
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