ウクライナの教訓としては核脅迫は核保有国にも非保有国にも効く。核保有国は手出しができないし、非核保有国は脅迫してくる国のゆうことを聞かなければならない。ウクライナのように抵抗できる国は稀である。日本は特に核脅迫に弱くすぐに白旗を上げ要求を飲んでしまう。国民の中から「なぜ直ぐに降参しないのか」という発言が出てくるのは間違いない。日本の政治家は「人命が大事だ」と言って簡単に降参するのは間違いない。それを避けるためには核脅迫を受けないだけの核武装をすることだ。
今回のウクライナは頑強に抵抗したから道がひらけているがロシアの力が大きく落ち込んでいたという幸運に恵まれてロシアの敗戦以外は考えられない。
東アジアについていえば
1 台湾問題 台湾が沢山の対空ミサイル、対艦ミサイルを用意すれば中国は苦戦を免れないであろう。
習近平は台湾を必ず接収すると言っているが大きな損害を被ること或いは泥沼化を恐れて台湾侵攻に踏み切らない可能性がある。
2 朝鮮半島 南北朝鮮の間には海がなく陸続きであるために簡単に侵攻できる。北朝鮮が単独で南進を始める可能性がある。中国が武器を支援するとすれば負けることはないだろう。米軍が日本の基地から韓国を支援すれば日本が参戦したとみなし核攻撃するなどと言われれば日本の首相は「日本の基地は使わないでくれ」と米軍に申し入れるはずだ。核脅迫を受けないようにするためには北朝鮮より圧倒的な核戦力が必要だ。日本が核武装しなければ第二次朝鮮戦争は高い確率で勃発する。