日銀の黒田総裁がまだまだ金融緩和をやるといっているが足りないのは国内でお金を使うことだ。お金は十分出回っている。日銀にお札を市場に流しているが誰もお金を使うものが居ない。市場は金余りで企業の内部留保は360兆円に達する。金に困っているのは庶民と政府、ここに直接お金を渡すことが必要だ。
金融緩和で外債購入が検討されている話が聞こえてくる。持っての他である。外債購入は円安誘動にほかならない。これに反対なのは
① 円安に誘動して外国に物を買ってもらうという他人に頼る策だ。
② 円安は国民にとって不利益である。現在も大幅な円安である。
その上さらに円安にしようという馬鹿な政策。
外債購入ではなく、国内の株を買うのなら賛成。もっと正しい策は大幅な財政出動で内需を盛り上げることだ。国内が景気が良くなると外に流れていた円が国内に還流し円高に振れる。円高になれば輸入物資の低下で消費が盛り上がりさらに景気が良くなる。それが正しい景気回復である。株高と円高が連動するのが正しい。