日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

民主党は自民党のやり方をそっくり真似ている。これは政権交代を煽ったマスコミに対するいい教育だ。

2011年09月04日 | 経済
 菅首相は自民党が消費税を10%にする案を検討していると聞くと「自民党の10%というのは参考になる」と応える。民主党の予算の国債発行額は二年続けて44兆円である。これは麻生内閣の予算の国債発行額を踏襲したものである。自民党と同じにしておけば非難されないであろうというわけである。
 自民党と民主党は「日本は世界最大の借金国でお金がない。財政再建をしなければならない」と考えているという意味では同じ意見である。この考え自体が間違っている。
 日本は世界最大の債権国で財政再建と最も縁遠い国である。年に10兆円の貿易黒字を30年間続けた国である。リーマン衝撃の前は20兆円の黒字が出ていた。従ってお金はいくらでもある国である。お金がないと考えてデフレのさ中に歳出削減と増税を続けて重度のデフレに陥ったのである。
 この責任は自民党にあるが自民党と同じ考えの民主党というより、自民党より一層貧乏神の民主党を選んでも国はよくならない。自民党がお金を使いすぎたというのは誤りで自民党はお金を節約しすぎて重度のデフレにしてしまったのである。従って「税金の無駄使いを一掃する」という民主党を選ぶのは大きな間違いである。節約をやめて日銀券を刷りそれを財源に大規模な財政出動をやるという政党以外に国を救うことが出来ない。自民党の政策を真似るだけの民主党では国は良くならない。
 野田首相の登場を見ていると鳩山、菅に続いて3人目である。安部、福田、麻生と代わった自民党をここまで真似るかと言えるほどそっくり真似ているのである。「麻生さんは国民の信認を得ていない」と散々騒ぎ立てたマスコミからは「野田さんは信認を得ていない」と一言も出てこない。マスコミのいい加減さを際立たせるために民主党は自民党のやり方をそっくり真似ているのであろう。これはマスコミに対する天が考えた嫌がらせではなかろうか。
 マスコミのデタラメさはこれだけではない。無駄な道路が作られている。無駄なダムが作られていると煽っていたのはとんでもないあやまりであることだ。マスコミの宣伝を真に受けて公共事業費を45兆円から16兆円くらいまで削ったことが日本の不景気の原因である。無駄ではなかったのである。税金の無駄使いを一掃すると16兆円が出てくると言っていたが殆ど無駄はなく、1000億円が出てきたかどうかであった。
 日本社会はほとんど無駄はないのである。それより実際は無駄が少なすぎるのである。息がつまるほど歳出削減で窮屈になってしまったのである。
 マスコミはこののところ電力会社がやらせをを働いたといっって騒いでいるがこれはスムーズに事を運ぶために世間普通に行われていることである。仲人口のようなものだ。人事を通そうと思えば誰かに応援を頼むのは普通に行われることである。
 人の世なら付き物のことである。やらせを働いていたと騒ぐものの品性が落ちるだけである。
コメント
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