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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて考えるガンバ大阪とアンブロの関係性

2022-10-29 12:22:12 | 日記
 ガンバ大阪と今季終了後、契約を終えるアンブロ。

 彼らが公式ホームページで2003年から始まったジャージ・デザインを振りかえっているのですが、デザイン・チームがどれだけガンバ大阪のために知恵を絞ってきたのか、わかる回顧録となっています。

 むしろ2022シーズンのジャージはデザインが単調のように思えますが、それは原点回帰、飾らないことが飾ることにつながるという、デザイン・チームからの伝言という気もしますね。

 アンブロとの契約終了は、ガンバ大阪が公式ホームページで公表していますが、新スポンサーとささやかれるヒュンメルに関しては、クラブ、ヒュンメル側いずれも公式声明はなされていません。

 それはまだJ1の日程が終了していない、つまりガンバ大阪とヒュンメル側が

 長年支えてきたアンブロへの敬意と感謝
 新契約はシーズンを終えてから

 という意味合いがある気がします。

 どうしてヒュンメルが発表していないにもかかわらず、彼らが新スポンサーという報道があふれているのか、正直不思議ではありますが契約はいつか終えるという観点を、改めて知らしめた事例と言えます。

 アンブロの保有権を持つデサントは過去、アディダス、ル・コックの公式ライセンスを持ち、日本市場で独自展開を見せてきましたが、三陽商会とバーバリーに砕氷される

 ライセンス・ビジネスの曲がり角
 ライセンスウィ許諾することで、本国の意志が反映されなくなる

 こともあるのでしょう。

 実はジバンシイはメゾンの中でいち早く「ライセンス」に着目したのですが、あらゆる商品に「ジバンシイ」を許可したことで、フランス本国も含めて「高貴さ」「清廉さ」を失ってしまい、創業者ユベール・ジバンシイ他界帆、経営が苦しかった時期があると聞きました。

 だからこそ欧州ブランドはサッカーに限らず、法人、直営店を重要視しているのでしょうね。
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