塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うパリ・サンジェルマンの来日

2022-07-25 21:53:49 | 日記
 集金ツアーと中には揶揄(やっかみ)する声もありましたが、ファンの多くはパリ・サンジェルマンの来日、そして3試合を楽しんだことでしょう。

 やっかみの中には

 「普段リーグ戦を観戦すらしない輩が多い」
 「こんな時だけサッカー好きを気取るのかよ」

 という声もあるでしょうし、俺たちがリーグを支えているんだ、インスタグラムに写真を掲載したいがために観戦しにくるな、という自負心も混じっているように感じます。

 ただ、いつの時代でも「スター選手」に近づきたいと思うのも心理ですよね。

 1996年、日本でもNBAが認知されはじめると、ついにマイケル・ジョーダンとチャールズ・バークリーというスター選手の来日が実現します。

 両選手ともオールスターの常連でありリーグMVPを獲得 
 1984年のロス五輪と1992年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得

 という素晴らしい経歴を持つ両選手の来日に、日本のファンは大喝采で迎えます。

 翌年にはデニス・ロドマンも来日し、児童保護施設を訪問、契約するコンバースの協力でオールスターを差し入れするという場面も登場します。

 この時、バスケット好きだけでなくファッション専門誌も注目することになるのですが、なんとジョーダンはこの来日時(ナイキの示唆があったかどうかは定かではありませんが)新作エアー・ジョーダン12を初披露したんですよ。

 前作エアー・ジョーダン11がけた違いの売れ行きを見せたために、バイヤーたちはジョーダン12の情報を懸命に探っていましたが、なんと「本家」が自ら提供してくれた形になりました。

 今回のパリ・サンジェルマンのツアーでは、主力選手に新作スパイクがあてがわれることがなかったようですが、やはりカタール・ワールドカップまでは極秘の形なのでしょうね。
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手間暇かけるゆとり、現在はないですよね

2022-07-25 21:31:38 | 日記
 昨日、中古でナポリ製トラウザーを購入しました。

 ブランドは「スティーレ・ラティノ」と言いまして、仕立の名門アットリーニの息吹を継承するブランドなのですが、価格は驚きの3桁なんですよ。

 この品、実はタグはついていませんがデッドストックに近く、何故わかるかと言いますと手放した方は裾直しをしていないので、この品が限りなく新品に近いということがわかりました。

 僕の購入品はベルトループ付き(本来はアジャスターで着心地を調節)の標準品ですが、それでも新品で買えば3万円以上するであろう品ですから、有難い限りです。

 このトラウザーも前回お話しした「埋没品」だったのです。

 購入店舗は基本、アメリカ古着を扱っており、ポロ・ラルフローレン、チャンピオンにリーバイスという老舗の商品が数多く並ぶ中、僕のスティーレ・ラティーノがこっそり紛れていやんですよね。

 ディッキーズのワークチノ
 ラングラーやリーのジーパン

 の中にひっそり佇んていたのですが、これが人間社会ならば完全な「はみ出し者」と言えます。

 大事なのは購入価格ではないんですね、

 冒頭でもお話ししましたが、まずは裾直しをしなくていはいけませんし実はウエストが小さい(試着していますから認識すみ)ので、2センチか3センチ「出す」作業を、お直し店に依頼する必要があります。

 つまり修繕費のほうが高くつくことを承知で購入したのですが、サッカーも同じですよね。

 FCバルセロナはレオ・メッシを大切に大切に育て、酒井最高峰の選手に仕上げましたが、そこには手間と費用を惜しむ素振りは見られませんでした。

 もちろんボージャン・クルキッチ(現在ヴィッセル神戸に在籍)も、レンタルでたらいまわしとなりましたが、それは保有権を持つバルセロナが、場数を踏ませて経験値と他国のサッカーを学んでほしいという側面はあったと思うのですが、結局彼がFCバルセロナに戻ることはなさそうですがね。

 ただ有望株を大切に丁寧に育てるには金も時間も必要であり、恐らくアタランタも現在は結果と育成のはざまで悩んでいると思うのです。
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埋没させない気づかいを考えて

2022-07-25 21:16:00 | 日記
 近年、日本のスニーカー市場は大きく伸びている印象があります。

 例えば定番品、クラシックと呼ばれるカテゴリーでは、コンバースのジャックパーセル、ナイキのエアーフォースという代名詞以外でも、kスイス・クラシックスやサッカーニーのジャズ、アディダスのスタンスミスの人気ですよね。

 またリーボックのインスタポンプ・フューリーに代表される復刻品や、バレンシアガが手掛けるメゾンのスニーカー、そしてアディダスとカニエ・ウエストのダブルネームなど、価格も流通量も様々で特集が組まれ鵜Rのも当然といえます。

 昨日お話しした、サッカニーとホワイトマウントテアリングのダブルネーム、見つけたのは実はナイキ・コーナーでした。

 これはデッドストック、つまり「リセール」と呼ばれる形で発見したのですが、サッカニーのハイテクシューズそのものがリセールになりにくいという意味合いがあるのでしょう。

 つまり店側が陳列場所をどこにするか考えた結果、ナイキの棚に一足サッカニーを混ぜるという形だったわけです。

 埋没するかもしれませんが、わかる方はいるよという意味合いもあるのかもしれませんが。

 そう、この埋没というのは少し危険ですが、だからこそ審美眼が試されるわけです。

 例えばE1選手権に挑む日本代表選手たちは

 「敗れればJリーグのレベルは低いといわれかねない」
 「特に中国代表と香港代表に敗れるようなことがあってはならない」
 「ワールドカップ、自分の個性、どちらを優先すべきか」

 などで悩んでいると思います。

 国内リーグの選手たちだから、海外リーグの選手たちがいれば、という考えはある種の偏見であり、僕たちがしっかり確認しなければJリーグの選手たちが埋没しかねない気がしませんか。

 中国代表との一戦は勝つべき試合だったことも確かですが、2試合終えての勝ち点4は最低ラインという見解もあってよいとは感じますが。
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