塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

FCバルセロナの買いの夏に関して

2022-07-20 19:46:27 | 日記
 グレイのビジタージャージで登場した日本ツアー中のパリ・サンジェルマンの面々。

 パリ・サンジェルマンは今季の基本婦人を4-4-2で考えているとの声もありますが、川崎フロンターレとの一戦では3-4-3を採用し、3トップは従来通り左翼にネイマール、中央にキリアン・エムバッペ、右翼にレオ・メッシの形です。

 通路ではネイマールがレアンドロ・ダミアンと交流を深め、世界的なギター演奏者「ミヤビ」が登場するなど、凝った演出も確認できましたが、果たしてレオ・メッシは今何を思うでしょうか。

 彼が今日本いるのはパリ・サンジェルマンに在籍しているためです。

 しかし彼はある意味パリ・サンジェルマンに移籍するのは板しかない理由、つまりサラリー・キャップへの抵触という、レオ・メッシ本人では致し方ない(減俸しても抵触が解除されない)問題に対処するための移籍が、昨年の夏に発生したわけです。

 しかしすでに今夏のFCバルセロナは

 1・契約解除金ん70億円で、ポーランド代表ホベルト・レヴァンドフスキを獲得
 2・高給取りのウスマヌ・デンベレは残留農耕
 3・サムエル・ウンティティ、メンフィス・デパイを移籍リストに掲載しているが、まだ移籍先が決まっていない

 つまりこれだけ借金がかさみ金庫の中身に不安があるにもかかわらず、FCバルセロナは財政の健全化よりも戦力を補強してさらにお金を使っているわけです。

 レオ・メッシに限らず疑問がありますよね。

 もしかしますと財政難は彼を移籍させ、ほかの選手に活躍を与えるための方便だったのででしょうか。

 君に支払う報酬を用意できない
 また報酬の安い選手で戦術を構築する

 という言い方は、さすがにレオ・メッシにはできなかったのでしょうが、案外この「思い切り」がアルゼンチン代表を自然にさせた可能性はあると思うのです。
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チェルシーというクラブの存在意義を考えて

2022-07-20 17:36:34 | 日記
 イングランド代表のラヒーム・スターリングが、マンチェスター・シティからチェルシーに移籍します。

 リバプール(当時はまだウオリアー・スポーツがジャージスポンサーでしたね)からシティに移籍した際は、「コップ」から多くの批判を受けましたが、今回の移籍ではそのようなことなない様子です。

 シティではグアルディオラの指揮下で多くの優勝トロフィーを得ましたから、貢献という点では多くの成績を残しましたよね。

 ただ完全に「違い」を生み出すには至らない、と首脳陣が感じ始めスターリング自身も自分をもっと丁寧に扱ってほしいという気持ちを抱き始めたのかもしれません。

 チェルシーにはナポリから、セネガル代表のセンターバックであるクリパリが加入することがすでに決定しています。

 チェルシーはすでに最終ラインからドイツ代表のリュティエガーのレアル・マドリード移籍が決定し、主将であるスぺイン代表のアスピリクエタも、もしかすれば新天地を目指すのではないか、という声も挙がっています。

 むしろオーナーシップは既に交代しているとはいえ

 1・ロシアとウクライナの間に停戦の気配がない
 2・そのロシアを象徴するクラブの一つ
 3・在籍することがリスクを伴う

 というチェルシーに移籍することを決断した両選手は、相当考えたと思いますしだからこそファンは大きな拍手で迎えると思います。

 移籍していく選手はこの「政治的見解」ではなく、純粋にプロとして報酬、練習内容、設備を考えて契約先を変更しているにすぎません。

 ただロシア・プレミアリーグのクラブ、例えばゼニト・サンクトペテルブルク、スパルタク・モスクワのような有力クラブではなく、国外のクラブであるチェルシーが悪い印象を抱かせるというのは、ファンとすれば納得できない措置ではあるでしょうが。
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久保建英、新天地はレアル・ソシエダード

2022-07-20 17:25:22 | 日記
 久保建英がレアル・ソシエダードへ完全移籍の形で加入が決定しました。

 完全移籍ということは、保有権を持つレアル・マドリードからの独立を意味する一方で、マヨルカを軸にレンタルに次ぐレンタルという形がなくなることを意味します。

 その先輩がアーセナルに在籍するノルウエー代表のマルティン・ウーデゴールですが、ハビエル・ポルティージョのように、スペインだけでなくイタリアにもわたる(2005年のフィオレンティーナ、中田英寿と共にプレイ)ことは、ストレスでいたたまれなかったと思いますよ。

 レアル・ソシエダードは対となるアスレチック・ビルバオとは異なり、外国籍選手の加入に寛容でだからこそ久保建英の加入が可能でした。

 逆に言えば「バスク地方」「純血」「胸スポンサーをいれないことを良しとする」という、クラブの伝統を常に考慮しながらも、2部降格をしないアスレチック・ビルバオの姿も見えてきます。

 かつてはユニセフ
 カタール航空や楽天、そして今季からスポーティファイ

 というように、ビルバオのように胸スポンサーを入れないことが美しいと考えていたFCバルセロナへの見事なまでの「あてつけ」のような感じもしますが、レアル・ソシエダードのある意味柔軟さも今後は不可欠になるかもしれません。

 恐らく後5年もすれば、日本代表を構成する選手たちは

 1・現状以上に欧州リーグの選手で構成される
 2・彼らの半数以上がUEFAヨーロッパリーグを戦うクラブで主力となる
 3・そして2割程度はUEFAチャンピオンズ・リーグを戦うクラブに在籍

 となるはずです。

 久保もソシエダードがUEFAヨーロッパ・リーグで戦えることを考慮しましたし、この大会はセビージャ、アトレティコ・マドリードにビジャレアルとスペインが得意とする存在でもありますから。
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