塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー選手が犯行に手を染めたなら

2022-01-21 20:33:19 | 日記
 フランス代表のバンジャマン・メンディ
 元ブラジル代表のロビーニョ

 両選手はいずれも性的暴行事件に関与したとされ、世間を騒然とさせています。

 特にロビーニョが、2013年にミラノのナイトクラブで5名のブラジル人男性と共に、22歳のアルバニア人女性に暴行を働いたとされるも、ロビーニョ自身は「合意の上」と語ったそうですが、5人の男性と一人の女性という構図は成立するはずないと思いますがね。

 また現在マンチェスター・シティに在籍するメンディは、少なくとも7回の性的暴行に関与しているらしく、シティとしても彼を戦力外として考えるほかありません。

 性的暴行というものは、性別を問わず人間の尊厳を失わせる事件である以上に

 危害を加えた側(大抵の場合は男性)が大きな批判を浴びる
 所属先、勤務先への批判も当然相次ぐ
 事件を起こした段階で、暴行の関与は永久について回る

 という光景は世界共通ですよね。

 特に両選手の場合

 ロビーニョはブラジル代表選出100回を誇り、サントス、ACミラン、レアル・マドリードと老舗に在籍
 メンディも現在欧州屈指の競合であるシティに在籍

 という、並みの選手ならば溜息をつきたくなるような経歴と報酬を得ています。

 それらをすべて手放してしまう、女性を暴力で屈服させるような心理状態になった理由はどこにあるのでしょうか。

 ロビーニョは過去、母親が強盗に拉致され身代金を要求された、厳しい過去を持ちます。

 言い換えれば犯罪者と立ち向かった過去があるにもかかわらず(母親は殺害されず生きて彼のところに戻ってきました)、今度はロビーニョ自身が加害者となる、禁固9年の判決が下されています。

 選手は高給取りという印象のためか、強盗や空き巣の被害が大きいこともありますが、一方では両選手のような起きてはならない事件もあるのです。

 (参考資料 専門サイト「GOAL」専門サイト「QOLY}
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ディアドラから思うイタリア企業の今

2022-01-21 20:11:33 | 日記
 ディアドラの契約選手であったダニエル太郎。

 「だった」と過去形でお伝えするのは、彼が2021年から契約をミズノに変更していることを本日知ったためでした。

 現在開催中の全豪オープンテニスで元世界王者のマリーを下したことで、大きく報道されたダニエル太郎。

 テニス、サッカーに限らず日本市場での展開がないディアドラですが、契約選手も文字通り「契約」を見直す必要があったわけです。

 そしてマリーに勝利した彼の胸元と足元にはランバードの刻印が確認できました。

 ダニエル太郎が現在「ミズノ」と契約中であることは、当たり前ですがミズノも公表しています。

 ディアドラが零細企業とは思いませんが、同じイタリア企業のロットの方が、より多角的な展開、少なくとも日本ではサッカー・スパイクをスポーツ・オーソリティで購入可能なことは、大きな進展ではないか、そんな印象を受けます。

 そのロットにしてもアンドリュー・シェフチェンコとルカ・トニが契約選手であった2000年代中期と比べれば、日本での広告展開は抑え気味です。

 セリエAでロット伝統の緑色の「ロザンガ」が圧倒的着用率を誇った1990年代中期の光景は、どこか懐かしく感じられます。

 デメトリオ・アルベルティーニ イタリア代表は緑のロザンガ
 ルート・グリット オランダ代表はオレンジのロザンガ

 というように、選手によってロザンガの配色を変更していたいたロット、ポール・ガスコインもロットを履いていた時期があったはずですが、その際のロザンガは「白」だったはずです。

 それは赤ライン、緑ライン、黄色ラインといくつかの色彩を用いていたディアドラも同様ですし、スティファノ・フィオーレはロット契約前は同じイタリアのヴァルスポルトであり、ロベルト・バッジョも一瞬だけですがカッパは履きました。

 これらイタリアン・ブランドがメインストリートに返り咲く日は来るのか、そんなことを考えます。
 
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日本女子代表、アジア杯に挑む

2022-01-21 19:53:44 | 日記
 ワールドカップ出場権をめざし、サッカー日本女子代表がインド開催のアジア杯に参戦しています。

 初戦はミャンマー代表に5ー0で勝利したと聞きましたが、新指揮官の池田太氏にはどのように感じられたでしょうか。

 日本も首都である東京を軸に、これまでとは明らかに異なるオミクロン株、そして桁外れの感染者数増加に困惑が広がっています。

 インドはより新型コロナウイルスの影響が甚大である上に、既に女子代表でも岩渕真奈の感染が公表されています。

 北京冬季五輪、そして全豪オープンテニスもそうですが

 1・競技大会の実行は道徳的、医療的価値観からすればどうなのか
 2・選手が母国、もしくは在籍するクラブのある国へ帰国した際、隔離機関や検査はどのようになるのか

 という問題はありますよね。

 日本女子代表がアジア杯を獲得し、ワールドカップに出場した2019年から、欧州各国と米国女子代表に対して、それまで日本が優位であるとみなされていた敏捷性や機動力が、対戦相手が持つフィジカル・コンタクトや浅いラインの前に劣勢となります。

 敏捷性という観点でいえば、前に素早くボールを運ぶ、相手からボールを奪うポジティブ・トランジションもそうですが

 今自分がどう振舞うべきかというシンキング・スピード
 常に俯瞰してピッチ全体を見渡す事

 を男女いずれも考えるべき事柄なのでしょうね

 もし日本代表が本戦出場権を獲得しても、以後の代表強化はやはり「オミクロン株」という、未知のウイルスとの兼ね合いになるわけですが、その点を考慮しても欧州、もしくは北米遠征には出たいところですが、本戦開催時も含めて世界情勢がどうなっているか。

 この点は本当に気がかりです。
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古巣のファンにわかってほしいと思う気持ち

2022-01-21 11:03:35 | 日記
 サッカー選手にとって移籍は避けられない現象です。

 ただ。人間は感情がありますから選手もファンに心情を理解してほしい、同時に古巣の関係者ともよき出会いであったと考えてほしいと思うに違いありません。

 ルイス・フィーゴが2000年、FCバルセロナからレアル・マドリードに移籍した際は、フィーゴの

 「人間的尊厳」
 「彼が下した移籍の判断、真相」

 が語られる前に、FCバルセロナのファンがまるで集団ヒステリーになったかのような、怒りと叫びが感情を支配し、狂ったかのような態度に出ました

 フィーゴも内心では

 もうファンが自分を支援することはないはずだ
 ただお金のためにレアル・マドリードに移籍するわけでなない

 と考えていたに違いありませんが、彼の言葉を聞き入れる様子、ゆとりは当時のFCバルセロナにはありませんでした。

 逆に考えますと、レアル・マドリードの選手たちとファンは、よくフィーゴを受け入れたとも言えます。

 エル・クラシコで最も警戒してきた選手のひとり
 その選手があろうことか味方になる
 宿敵の戦力が崩れ、フィーゴ自身が実力者であることに変わりはない

 とそんな簡単に割り切れる心情があるのかどうか、僕にはわからないのですがね。

 フィーゴにとってマドリードもバルセロナも、出発点となったリスボンと同様に大切な場所とも言えますが、家木下インテル・ミラノではロベルト・マンチーニ。レアルでも最後ではヴァンデルレイ・ルシェンブルゴとの不和は隠す事はできませんでした。

 特にルシェンブルゴは布陣をブラジルでおなじみの4-2-2-2を採用しましたから、その時点でフィーゴの居場所はなくなってしまいましたからね。

 ただ、記憶は上書きされていくと言いますから、いずれにしてもフィーゴとファンの記憶も変化しているとは感じますが。
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根底にあるのは基本ですよね

2022-01-21 10:48:05 | 日記
 ルイ・ヴィトン、そしてオフホワイトのデザイナーであるヴァージル・アブローが他界していたことを、先日の日本経済新聞を読んで初めて知りました。

 記事によるとアブロー、そして友人であるカニエ・ウエストは

 「最先端のスニーカーを、いかにドレスコードに組み込めるか」

 という観点で制作していたとあります。

 日本でもビームスやシップス、ユナイテッドアローズの方々は

 背広にコンバースやニューバランスを合わせ、革靴ではないいで立ちで雑誌に登場する
 オーバーサイズのコートやブレザーを着用する

 など、従来の背広姿、クラシックスタイルでは誌面の構築がどこか古臭いのかもしれませんね。

 しかし、僕たちが安易にこれらを取り入れても仕方がないとも感じます。

 店員たちはエキスパートである前に、重々クラシックスタイル、ブレザーや背広着用時のマナーは着こなしを、過去にさんざん経験しているからこそ、ニューバランスを足元に選択できるdかえの余裕があるわけです。

 イタリアならスーペルガ
 スウエーデンならばトレトン
 フランスならばスプリング・コート

 コンバース以外にもキャンバス素材の靴は多々ありますが、いずれにしても背広には磨かれた内羽根の靴という基本は忘れてはいけません。

 サッカーも同じでですよね。

 部活動でサッカーを始める学生さんだろうが、レオ・メッシのような名手だろうが、トラップとパス、ドリブルといった基本事項から逸脱しては何の意味もありません。

 例えばドリブルには

 前にボールを運ぶ効果
 自分の前に立ちふさがる相手マーカーを抜き去る

 という二つの観点があり、この観点を効果的に使い分ける必要があるわけです。

 パスもロングフィードよりもショートパスの方がミスは少なく、リターン・パスももらいやすいわけです。

 こうした基本事項を再確認することは案外忘れがちですが、実は大変大切ではないでしょうか。
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