塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

指揮官が潔義良く敗北を認める時

2022-01-31 21:40:20 | 日記
文春新書「日本4・0」の著者であるエドワード・ルトワック。

 彼は13ページにおいて、太平洋戦争以後日本が認めた重要な事柄として、「敗北を認めたことにある」と指摘し、同時に今後の課題として、北朝鮮の脅威、日米同盟とそれに代わる政策を機軸にすべきと考えている様子です。

 日本代表はワールドカップで16強までしか進出していないことを認め、さらにその上、8強、4強に進出すべき内容を包括できているかというとそうではなく、僕だってそう毎日ワールドカップと代表の事を考察できてはいません。

 ただ、フランスやスペインのような優勝国は、皆が考えて実行しているのでしょうね。

 サー・アレックス・ファーソンが2012年のUEFAヨーロッパ・リーグでアスレチック・ビルバオと対戦した際の事です。

 この対戦、ビルバオの指揮官はマルセロ・ビエルサだったのですが、彼が施した戦術、戦い方の前にユナイテッドは敗れてしまうのです。

 ただ、ファーガソン自身は潔く敗北を認め、アスレチック・ビルバオの健闘が勝利に値したと発言したのです。

 彼はまるでヘアー・ドライヤーのような短気な性格だ
 生来の負けず嫌い
 デイビッド・ベッカム、ヤーブ・スタムにロイ・キーンと意見が合致しない選手を強制的に移籍させてきた

 数々の言動でその性格が認識されている指揮官が、完全に完敗を認め清々しい形で賛辞を贈ったこと、これを見るだけでもサッカーにおいて、理性を守る事の大切さがわかります。

 勝ち点3を失ったのは審判にせいだ
 勝ち点3が得られなかったのは時の運

 指揮官ならば誰もが悔しさを押し殺してそう言いたいことあるでしょうね。

 だからこそ選手の体調を見極めて先発を選出するわけですが、潔く敗北を認めることが次の勝利につながると言えそうです。

 日本代表が真正面から打ち合い、3-2で勝利した1997年のアジア最終予選ジョホールバル、敵将のバドウ・ビエイラも同様の見解を見せたことを懐かしく感じますよ。
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日本代表に擁護の声がないですね。

2022-01-31 21:27:16 | 日記
 テレビ局は日本代表の視聴率が期待値ではないと言い、その理由は森保一監督の選手選考と戦いにあるとみているのでしょうか。

 識者の多くは、長友佑都は既に日本代表として相応しくないと批判します。

 ただ、批判し意見するのは勝手ですが、不思議と日本では

 「森保監督のままでよいし、長友を変える必要もない」
 「アジア最終予選は充分彼らで問題はないでしょう」

 という擁護の声もありません。

 僕は基本政治的見解は「中道左派」に近く、民主主義的恰好に信頼は寄せませんが、皆さんは日本国は日本国憲法という最高立法の下

 「基本的人権の尊重」
 「言論の自由」

 があると感じていますよね。

 ならば代表監督を批判する声があるのに、擁護の声が全く聞かれないことをどうお考えでしょうか。

 仮に監督交代の声が100%であれば、それは全体主義であり仮に擁護の意見が正鵠を得ていたとしても排除されてしまいますよ。

 擁護する側には擁護の理由がある、だから聞かねばなりません。

 ちなみに僕の見解は

 森保監督は、自分以外の指揮官、国内外問わず10人の日本代表監督が誕生した際、その10人すべてが選出するであろう選手を起用するべき
 それは久保建英と富安健洋の2選手のみではなかろうか
 次に8割の確率で選出されるであろう選手を起用する
 それは主将の吉田麻也と、代表にアクセントを加えられる三苫薫の2選手と感じる

 それ以外を選出したらどうでしょうか。

 ちなみに多くのファンは長友ではなく、中山雄太の起用を求めてるのかもしれませんが、彼は本来センター・ミッドフィルダーが十八番であり、、そこで競わせるべきではないでしょうか。

 代表やクラブの事情で本職でないポジションで起用され、罵倒されるのは選手からすればただストレスがたまるだけでよいことありません。

 だって記者は

 「君、明日からサッカーの取材はいいからさ、ハンドボール専門記者に慣れ」
 「サッカーだけでなく、アイスホッケーと水球の記事も頼むわ」

 などと言われないでしょう。

 複数の競技を取材するのではなく、ただただサッカーだけを取材しているだけなのに、選手にはポリバレント、ポリばバレントとバカみたいに叫び続ける。

 記者もあらゆる競技を取材したらわかるのではないでしょうか。

 多様性と器用貧乏は紙一重であり、我々はサッカーだけが取材できてありがたいと。

 中にはそうでない方もいるでしょうし、僕も大リーグやNBAの情報を引用しますが、それh単純に僕が「適度」に他の競技を参考にすることを苦にしないためです。

 僕はレフトフルバックはJ1から、本職で活躍する存在を探すべき、というのが見解になります。
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果たしてオーバメヤンはバルセロナに加入するのか

2022-01-31 14:56:10 | 日記
 日本人は行間を読む、辛抱することに長けているとの評価がある一方で、自己主張を筆頭に何を考えているのか定かではない、という声もあります。

 アーセナルからFCバルセロナにレンタルするかもしれないガボン代表のピエール・オーバメヤン。

 彼はクラブに日本円で週給5400万円の報酬を要望するようで、首脳陣からすれば新しい火種が生じるのではないでしょうか。

 復帰したダニ・アウベス
 伝統を知る選手、ジェラール・ピケ
 外国籍選手として時に厳しい批判を美あるテア・シュテーゲン

 彼らがいかほどの報酬を得ているか定かではありませんが、いかにブンデスリーガとプレミア・リーグで得点を得てきた選手と言えども、古くからの選手を凌ぐ(かもしれない)報酬を要求することは、弊害の方が大きいと思うんですよ。

 よくスコットランドの関係者が

 「旗手はセルティックに移籍するまでの24年間を日本で過ごした」
 「彼のような実力者、しかも割安の選手が発見されなかったことは驚きだ」
 「セルティックの日本代表4選手の獲得は、契約解除金の低さも踏まえれば最高だよ」

 と語るように、報酬、契約解除金を考慮すれば、コストはビッグクラブでもばかになりませんよね。

 FCバルセロナのようにクラブの財政がきつい債、日本代表選手のように

 減給に応じてくれるかもしれない選手
 無茶な報酬見直しを求めない選手

 は、今後重宝するように思えてなりません。

 ただ、継続して結果を出し続けている選手が、契約を見直してほしいと思うのも当然です。

 ロナウドがレアル・マドリードからユヴェントスを移籍したのは、レアルが彼の報酬総額の消極的だったためかもしれませんし、2008年バロンドール受賞もありましたが、ユナイテッドは常にロナウドを満足させる報酬を用意しました。

 結果のある選手の要望は適度に受け入れること、これもクラブの役目と言えそうです。
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日本人はどうして臭いを排除するのか

2022-01-31 14:35:35 | 日記
 2021年より浦和レッドダイヤモンズに在籍するアレクサンデル・ショルツ。

 彼は納豆が好物になったと語り、浦和レッドダイヤモンズに加入しプレイすることを喜んでいるようですね。

 名古屋グランパスエイトに在籍していたドラガン・ストイコビッチも、長良川で育まれた鮎の塩焼き、そして納豆を好みましたが彼らは不思議に思うと思います。

 日本の食材は納豆のように、匂いが強烈な物がある
 しかし日本人はそれらを躊躇なく食べる
 しかし、自分の体臭や赤の他人様の体臭、つまり「臭い」は嫌だ

 欧州ではフランスに代表される、香水のたしなみが主流ですが、日本ではさほどではないでしょう。

 一方で僕たちは香りを纏うのではなく

 頭皮の油を排除し、嫌な臭いを抑制する
 加齢臭とミドル集に代表される、他人様に不愉快な気持ちにさせる臭いに敏感である
 無臭であることが最高

 と思いますよね。

 マンダムのルシード、ロート製薬でのデ・オウに代表される「デオドラント・ソープ」と呼ばれる石鹸は、とりわけ洗浄力に優れ、臭いの撃退に高雅的とささやかれます。

 では食べ物の匂いは構わないが、体臭は嫌だという感情はどこにあるのでしょうか

 勿論自分がに臭いの元凶という不愉快さが根底にありますが、欧州と比べると日本は湿度が高い、つまり常に入浴をし、洗濯をして服の手入れをしなければいけないという天候問題があります。

 酒井宏樹に代表されるリーグ1に在籍した経験のある選手は、フランスに入浴の習慣が根付いていないことに驚いたに違いありません。

 つまり日本は自分の体臭が結果的に気になってしまう住環境と僕は思うんですね。

 勿論自分の身体を洗うことが疫病の抑制につながりますし、日本が公衆衛生が飛びぬけて高い事は周知の事実であり、Jリーグに在籍する外国籍選手も感嘆七得ると思いますが。

 ですから6月の梅雨は、外国籍選手にとって過酷な天候に違いありません。
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デンマーク代表エリクセン、心臓の問題から立ち直る

2022-01-31 12:20:45 | 日記
 欧州選手権2020において、心臓疾病が明らかとなり所属先のインテルミラノと決別することになったクリスティアン・エリクセン。

 専門サイト「超ワールドサッカー」によれば、半年間という短期ではありますが、イングランドのブレントフォードと契約、復帰に際してのメディカル・チェックにも異常はないとのことです。

 エリクセンの危急を救ったサイモン・ケアも、彼がまたボールを蹴る姿が見られることを喜んでいるでしょうし、デンマーク代表関係者にとっても喜びは相当だと思いますよ。

 心臓の問題が選手に及ぼす影響は本当に甚大です。

 2003年フランス開催のFIFAコンフェデレーションズ・カップ。

 マンチェスター・シティに在籍のカメルーン代表、マユク・ヴィヴィアン・フォエがこの大会で命を落としたことはよく知られています。

 まだシティがユナイテッドに遠く及ばない存在だった時代ですが、シティのファンは

 1.スティーブン・アイルランドのように冴えない時代を支えた選手
 2・ヴァンサン・コンパニのように、強化の過度期に移籍してきた選手

 たち以上に、フォエの事を今でも思っていると思いますね。

 それはFCバルセロナに移籍してすぐ、不正脈が発覚し引退を決断したアルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロにも同様の感情でしょう。

 プレミア・リーグではアーセナルがインテル・ミラノから獲得したナイジェリア代表のヌワンコ・カヌがそうでした。

 アヤックス・アムステルダムからインテル・ミラノに移籍し、心臓疾病が発覚しインテルでは戦力になりきれませんでした。

 年齢制限があるとはいえ、アルゼンチン代表に勝利しアトランタ五輪金メダルの立役者である彼の疾病には、多くの関係者に衝撃を与えるも、アーセナルではデニス・ベルカンプたち多彩が攻撃陣と共存できましたね。

 エリクセンも今、再びピッチに立てることに大きな意義を見出いていりはずです。
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