塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ルーニーは本当に中国でプレイするのか

2017-02-23 22:16:28 | 日記
 ルーニーが今夏、中国リーグに移籍するのは確実、という報道があります。

 その一方でテヴェスがもう、上海から離れたいと漏らしているという話もありますし、中国リーグの状況は混とんとしています。

 首都北京の空気の悪さは有名ですが、それが上海や広州、瀋陽など、他の都市でも同じなのか、大気汚染以外の住環境も、彼らに悪影響を及ぼしているのでしょうか。

 スペイン語、英語と中国語では大きな隔たりがありますし、通訳を頼るのも限界があるわけですが、恐らく報酬以外の面で、選手たちが期待していた点とは隔たりがあるのは事実と思われます。

 日本は通訳、クラブ・スタッフが外国籍選手とその家族を丁寧に扱うと言いますが

 「選手も財産、家族も財産」

 という考え方が浸透しているのでしょう。

 一方でアサモア・ギャンやダリオ・コンカのように、中国のサッカー好きから拍手で迎えられ続けている選手もいます。

 ダリオ・コンカは

 「天河スタジアムの英雄」

 と称えられたと聞きましたし、当然ではありますが、すべての外国籍選手が中国リーグの不備を嘆いているわけではありません。

 日本だってベベトやイルファンのように、コンディションを維持できず短期で退団した例はありますし、一方でピクシーやビスマルクのように、日本でプレイする喜びを露わにした選手もいます。

 インドや米国もそうですが、発展するために外国籍選手の力を借りることは当然です。

 だからこそ、彼らの不満をリーグ整備に充てることができたら、それは嬉しいことのはずです。
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女性が女性らしくあるために

2017-02-23 17:32:09 | 日記
 剣客商売を愛読している方は、佐々木美冬が秋山美冬となるまでの過程が、凄く好きだと思います。

 親類縁者からも

 「女なのか男なのか、見当すらつかない」
 「好きな剣術にのめりこみ、飯をたらふく食べ、嫁ぐ気配が全くない」

 と呆れられる美冬。

 彼女がやがて「大治郎殿」から「大治郎様」と恋する男の呼び名を変え、祝言の後は冷や汗をかきながらも懸命に包丁の扱い方や繕い物を学ぶ姿を見ると、心躍る男性読者が沢山いるはずです。

 キャプテン翼の姉御が、「さなえちゃん」になるのも同様ですね。

 例えば現役時代の浜口京子さんは、タフで真摯の競技に打ち込んでいた印象が強いですね。

 テレビではお父様と常に一緒で、ジャージ姿で試合に挑む姿勢、勝敗を分けた瞬間を語る姿しか見られませんでしたが、競技から離れると、美冬と同じように

 料理で家族をもてなす
 スカートやシュシュを軸に、同年代の女性と同じような恰好をする

 形で出演することが多くなり

 「浜口さんはこんなに可愛らしい側面があるのか」
 
 とその印象が随分変化しています。

 なでしこの選手たちも、今はとにかく開幕に向けて急ピッチで仕上げていると思います。

 同時にシーズンが始まれば、多くの選手が業務と練習、試合と移動を繰り返し、思うように自分の時間を持てないこともあるでしょう。

 せめて彼女たちが息抜きをしているときは、本当に好きなことをしてほしいと思います。

 そして競技生活を終えた時

 「私達がサッカーから離れても生きて行ける場所」
 「女性として自分を活用できる場所」

 が日本に備わっていると、海外からも多くの女性選手が来日するように思います。
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デル・アリ、彼のエレガントなジャージの着こなしを見て

2017-02-23 17:09:24 | 日記
 最新号のワールド・サッカーダイジェストの連載コラム

 「有名スタイリストが斬る!!フットボーラのファッション診断」

 で、スパーズのデル・アリが取り上げられています。

 スパーズが契約するアンダーアーマーのジャージにアディダスを組み合わせた格好、あれが僕が思うジャージの着こなしなんです。

 通常ジャージと言えば

 大きめを着てルーズなシルエット
 ボディのくびれが隠れてしまうデザイン

 を連想します。

 しかし、ジャージに限らず衣類というものは、大きめを選べば選ぶほど不格好になりますし、むしろ動きにくくて快適ではありません。

 デル・アリのようにジャージはタイトに着た方が

 スタイリッシュで洒落た印象
 ジャージ本来の持つ機能性と素材を最大限に活用できる

 と思います。 

 一方でスパーズはアンダーアーマーからナイキに契約変更するという噂があります。

 ベイルとモドリッチ時代のプーマ
 戸田和幸時代のカッパ
 
 それ以前にはアンブロやポニーと契約していた時期がありましたが、オールドファンでなくとも、スポンサー料を増やして選手を獲得してほしいと思うところでしょうか。

 プーマはアーセナルに49億円を年間支払っているはずですが、このノースロンドンのライバルは今後、スポンサー獲得でも火花を散らすと思います。
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エリアの騎士、残り5話で最終回に

2017-02-23 01:13:33 | 日記
 エリアの騎士、後5回で連載を終了するのですね。

 長らく週刊マガジンの看板漫画だったわけですが、予定調和なのか、それとも何か別に理由があるのか、どこか寂しい気持ちです。

 2014年だったと思いますが

 「アンブロ、逢沢駆と契約!」

 という広告を見て、現実の選手ではなく、漫画の登場人物と契約するという意外性に驚いた方も多かったと思います。

 講談社の責任者も大変だったと思いますよ。

 キャプテン翼やがんばれ・キッカーズのころ、つまり1980年代は当然、出版社も作者も、学校名、クラブ名、選手名も架空のものを用いていました。

 しかし、Jリーグが開幕し、キャプテン翼の連載が再開されることから、架空と現実のはざまで揺れる形になりました。

 大空翼とサンパウロ、そしてバルセロナ
 シュートのユース版で描かれた監督はセルジオ越前

 というように、実際の人物やクラブを少し変化させることで折り合いをつけていましたね。

 エリアの騎士も湘南ブルーインパルスは架空ですが、フランクフルトはブンデスリーガの老舗として有名です。

 ですから実際クラブ名を使うとなれば、エリアの騎士に限らず許可を取る必要があるでしょうし、色々と交渉事があるのではないか、と感じたのです。

 フランクフルトと言えば

 日本代表キャプテンの長谷部が絶大な信頼を得ている
 2000年代には高原と稲本、二人の日本人選手が在籍
 エイバルの乾もフランクフルトでの活躍があったからこそ、スペインに移籍できた

 というように、僕らにも馴染み深いクラブです。

 漫画の世界でも現実の世界でも、そこには「しきたり」がありますし、尊重しなければいけない場合が多々あるということでしょうか。
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