塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思うマラドーナにとって最高にうれしい光景を考える

2017-02-09 23:02:20 | 日記
 ディエゴ・マラドーナにとって最大の勲章はなんでしょうか?

 彼に訊けばいろいろな返答があるでしょうね。

 アグエロと娘さんとの間に誕生した孫の存在
 ワールドカップの優勝とナポリで受けた愛情の数々
 アルゼンチン代表の指揮官に就任したこと

 これらは全てマラドーナにとってかけがえのないものでしょうが、僕はナポリ、そして母国で若き夫婦たちが自分の息子にディエゴと名付けたことだと思います。

 80年代中期から90年代まで、ディエゴという男の子は凄く多かったはずです。

 ワールド・サッカーダイジェストでも、アルゼンチンの選手たちのインタビューでは

 「マラドーナのことを敬愛してやまないよ」
 「おやじはワールドカップに熱狂していたな」

 と答えていますしね。

 そんなマラドーナのプレイに感銘を受けた若夫婦が、子供の発育を願ってディエゴと名付ける、それは彼にとって最大の名誉であり、逆に自分の活動に制約をもたらす重石だったのでしょうか。

 だからこそ、その重石に耐えきれず、麻薬に手を染めてしまった、というのは言い過ぎかもしれません。

 今は簡単にマーキング、という形で選手を鼓舞できます。

 今はそのマーキングもデザインにも注目が及び、ブランドはそのチャントを毎年リニューアルするくらいですからね。

 でも、日本サッカーではまだまだ、自分の子供に敬愛する選手の名前を付ける、ということは一般的ではないことは事実です。
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剣客商売にみる間合いの大切さ

2017-02-09 22:54:15 | 日記
 剣客商売を読んでいますと、剣における切りあいの間合いが、池波先生の手によって絶妙に描かれています。

 実際先生は剣をもってご自宅で様々な動きを確認したそうですし、合気道、柔道、相撲のような日本古来の競技も、間合い、立ち合いが勝負を決める大きな要因になります。

 日本は今、小久保監督率いる野球日本代表の話題が多くなりました。

 投手も打者と対峙する際に

 1・牽制球を投げて勝負を急がない
 2・ロージン・バッグを触る、プレートの位置を微妙に変える
 3・捕手のサインを確認する

 ということで間合い、言いかえれば自分の時間を保ちますよね。

 サッカーでもドリブルや1対1はこの間合いが必要になります。

 最終ラインをゾーンにするか、マン・マークにするかは監督の決断ですが、マン・マークは一見強固に見えますが、簡単にフリーマンが生まれてしまう欠陥があります。

 ですから守備側は自分の立ち位置、どこでファウルを犯しても大丈夫か、相手はこのまま突き進むのか、パスを出すのか、背後から囮が出現するのかを常に考えないといけません。

 イタリアは守備が固い国で有名です。

 一方で彼らも

 「ファビオ・カンナバーロ以降、マン・マークの強固な選手がいない」
 「キエッリーニにしても、2000年代のアズーリならレギュラーにはなれないな」

 と嘆くことがあります。

 ネスタはゾーンの申し子と言われましたが、90年代から2000年代のイタリアは、フェラーラにペッソットといういぶし銀から、マテラッティにアダーニなど、通好みのセンターバックも数多くいたものです。

 イタリアも自然と間合いや立ち位置を考える習慣が廃れているのかもしれません。
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2017年アジア・チャンピオンズリーグについて感じること

2017-02-09 14:39:33 | 日記
 川崎フロンターレ チャンピオンズ・リーグでは広州恒大と対戦 ブラジル代表のパウリーニョ、コロンビア代表マルティネスが在籍
 浦和レッズ チャンピオンズ・リーグでは上海上港と対戦 ブラジル代表のフッキ、オスカルが在籍

 こうしてみますと、今閲覧した「フットボール・ウエブマガジン」ではありませんが、現役のセレソンと戦える機会があることは、直に喜ばしいと思いますね。

 それが金に目がくらんだ、と揶揄される出来事でも、対戦相手からすればビジターまで出かけるファンも含めて興味深いことです。

 ただ、中国のサッカー好きはこれらの移籍に懐疑的で

 「中国代表の実力が全く上昇しない」
 「日本では、サッカーで人間形成も行う」

 ということで仰天していると言われています。

 僕たちだってアジア・チャンピオンズリーグであれだけ中国のクラブが活躍しても、代表そのものが停滞しているように見えます。

 ですから中国の方がクビをかしげることは、当たり前かもしれません。

 僕の近所の本屋では

 「アジア・フットボール批評」

 を置いてあるところがまずないのですが、これからはアジア・サッカーに関する書籍は増えていくと思います。

 僕が中古で購入した第2巻では、グアムサッカーやフィリピンサッカーの記事もありますし、市場が大きい中国、オーストラリアへの言及もあります。

 東南アジアではJリーグもエキサイティングと認知されているようで、チャンピオンズ・リーグも今後、大きな発展を遂げそうです。
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サガン、韓国代表経験者を獲得へ

2017-02-09 14:25:22 | 日記
 サガン鳥栖が韓国代表選出経験を持つFW、チェ・ドンゴンの獲得を表明しました。

 韓国屈指の人気クラブ、水原三星からの移籍ですが、これでサガンは前線に豊田とドンゴン、二人の屈強はFWを揃えた形になります。

 ここで思うのが、昨日もお話ししたイヤー・ブックについてです。

 編集部としては

 ハンディも用意することでスタジアムのお伴に最適
 いち早く最新の情報をファン、読者に届けたい

 という気持ちがありますよね。

 でも、このサガンの移籍情報が、もう最新の選手名鑑に反映されない、つまり最新なのに最新の情報が漏れてしまう、という矛盾が生じます。

 僕は何度か

 編集部にはご苦労だが、シーズン中にイヤーブックの改訂版は出来ないものか
 欧州サッカーでは1月の移籍市場を踏まえた情報を出している、ならばJリーグでも

 と感じているのですが、皆さんはどうでしょうか?

 Jリーグが掲げるアジア戦略も含めて、今季はタイ代表やウズベキスタン代表の他にマケドニア代表など、より多彩な海外選手がやってきました。

 仮に移籍が囁かれる

 ポドルスキ ドイツ代表 現在はガラタサライに残留だがシーズン中の移籍が可能かもしれない
 ファン・ペルシ オランダ代表 広島が狙うもサンパウロも興味を示す

 が実現すれば、選手名鑑への渇望がさらに増します。

 僕は毎年ダイジェストが発行する通常版を買い求めますが、エル・ゴラッソをはじめ、眺めてみる作業は面白いものです。
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