幸福の科学って、よく「革命」って言うでしょ。それって怖くないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『奇跡の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
現代の社会は、ある意味において、逆ピラミッド、逆さピラミッドの世界になっています。いちばん価値のあるものが下になり、本来は裾野に当たる部分、霊界構造でいえば四次元の底辺に当たる地獄階層の部分が、けっこう上のほうに位置しています。
なぜなら、数だけでいくと、四次元層の人口が最も多く、悟っている人よりも悟っていない人のほうがはるかに多いからです。
ここが、民主主義社会の持つ最も危険な点なのです。現代のような世相では、地獄人口が非常に多くなっているため、民主主義を単なる数の論理としてのみ考えた場合には、ピラミッドは引っくり返ってしまうのです。
間違った考え方や邪見を持った人々の数は、日本だけでも、数百万、数千万に上り、全世界では、数億、数十億にもなります。そのような人々が数多くの物事を決めているわけです。いつの時代にも、真に目覚めた人は少ないのです。
この逆さピラミッドを引っくり返し、霊界の構造と同じような正規のものに戻さなければいけません。悟りたる者、優れたる者、真理に近い者が、正しい意見を述べ、それによって多くの人々が導かれるような世界を創る必要があります。
その際に大切なことは、その運動が専制政治的なものと見なされないように気をつけることです。愛の心、慈悲の心を根本に持ち、智慧と勇気を持って文明を変革していく指導者が出なければいけないのです。
日本だけでも一億二千万人以上の人口がありますし、世界には六十億人の人がいます。
しかし、本章の2節でも述べたように、「自分は死骸になって、どぶに転がされてもよい」と思った三千人ぐらいの志士によって明治維新が起きたのであれば、「この逆さピラミッドを引っくり返して、正しい仏神の秩序を創ろう」と願う人が三千人もいれば、日本の国は変わるかもしれません。当時より人口が増加した分を考慮しても、そのような人が一万人か二万人いれば、充分に国論は引っくり返ります。そして、世界の論調もまた引っくり返るはずです。
私は暴力革命を肯定していません。人々を苦しめるような圧制を望んでいません。私が考えているのは、あくまでも啓蒙的手段による平和裡の革命です。それは価値観の革命であり、新しい文化への導きです。教養による革命であり、思想による革命です。
自由と寛容というものをそのままに生かしながら、愛にあふれた未来社会を創りたいと私は考えています。
(222~224ページ)
現代の民主主義社会では、邪見を持った人々が多数派となって物事を決めているが、この逆さピラミッドを引っくり返し、霊界構造と同じように、悟りたる者、優れたる者、真理に近い者が、正しい意見によって人々を導く世界を創る必要がある。
私は暴力革命を肯定していないし、人々を苦しめる圧制を望んでいない。私が考えているのは、啓蒙的手段による平和裡の革命、つまり価値観の革命であり、教養による革命であり、思想による革命である。
自由と寛容というものをそのままに生かしながら、愛にあふれた未来社会を創りたいと私は考えている──。
本論考は、1999年に説かれた「未来への創造」と題する御法話の一部ですが、これが収録された本書は、2001年2月に刊行されています。
もう20年以上も前から、大川隆法先生は、このように考えられていたわけですから、大川隆法先生の考えのもとで2009年に創設された幸福実現党も、まさにこのように考え、行動しているのは当然のことではあります。
大川隆法先生の掲げられる「思想の革命」によって、誰もが幸福な未来社会に向けて、毎日少しずつでも前進していきたいものだと改めて私は思っているのです。
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『奇跡の法』
大川隆法著
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