嫉妬とか憎しみって、ふつうに出てくる感情でしょ。しょうがないんじゃないの。なんでいけないっていうのよ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『勇気の法』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
あなたにとって身近な人は、一本の「生命の大樹」から出た枝から分かれている者同士なのです。それを憎んだり、憎悪したりすることは罪です。これは罪なのです。
なぜなら、自分が本来つながっている「生命の幹」に、同じくつながっている別の枝を憎み、傷つけ、切り落とそうとすることになるからです。それが現実なのです。
「愛の反対にあるものは嫉妬や憎しみである」とよく言われますが、それを克服していただきたいのです。
あなたは、自分が嫉妬している相手を、自分とはまったく別の他人だと思っているから、競争して嫉妬しているのですが、実は仲間なのです。あなたが憎悪している相手、憎しみを覚えている相手は、あなたとは魂的に非常に深い縁があって、過去世で何度も出会っている人であることが多いのです。
だから、私は、「傷つけ合うのは、やめなさい。人のことを悪く言うのは、やめなさい。嫉妬しないで祝福しなさい。あなた自身の魂の成長のためにも、そうしなさい」ということを説いているのです。
個人主義が非常に強くなると、嫉妬心や独占欲、憎悪の心が非常に強く出てきます。しかし、これは、前述した「生命の木」という観点から見ると、自分自身の葉を枯らしたり、枝を折ったりする行為に当たるのです。
これが生命の法則に反しているのです。そして、それが、「地獄的である。反省を要する」というように判定されるのです。
私は、「みなさんは、もともと、一本の宇宙の大樹から分かれてきた生命です。だから、互いに愛し合いなさい。みなさんは同根なのです」ということを教えています。
今、民族の違い、宗教の違いで憎しみが生まれ、戦いもありますが、これも、理解が及んでいないだけなのです。「本当は、一本の幹から出てきているものであり、枝分かれしているだけだ」ということを理解すれば、そういう争いや憎しみは地上から消えていくしかありません。
それを教えようとして、幸福の科学という宗教は活動しているのです。その意味において世界を一つにしようとしています。本当の意味で、世界に平和と豊かさを持ち来たらそうとしています。
(221~223ページ)
自分にとって身近な人は、一本の「生命の大樹」の枝から分かれている者同士であり、憎み、傷つけ合うことは罪である。
人間はみな、もともとは一本の宇宙の大樹から分かれてきた生命であるのだから、互いに愛し合うべきである。
その真実を教え、世界を一つにしようとして、幸福の科学は活動している──。
「生命の大樹」の教えについては、何度かご紹介してきました。
幸福の科学では広大な教えが説かれていますが、そのなかでも最も大切なのは、「愛」の教えだと言われます。
これについて、大宇宙の壮大な霊的真実という角度から説き明かされた教えを、今日はご紹介してみました!
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『勇気の法』
大川隆法著 |
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自分自身溜めてしまう性格なので、我慢をして、相手の先生とはとりあえずいい関係でいましたが、ただその上手くいっていない人間関係を我慢するだけなのは根本的な解決には至っていなくて、結局「臭いものに蓋をしただけ」になってしまっており、終いには相手に憎しみにも似た感情が沸々と出てきていていました。そんなときこの記事の「あなたが憎悪している相手、憎しみを覚えている相手は、あなたとは魂的に非常に深い縁があって、過去世で何度も出会っている人であることが多いのです。」というのに驚いてしまいました。三帰者でありながらも、実際人間関係の苦しみの中にある時のこの言葉は目から鱗でした。
先生とは「私の担当」ではなくなりそうですが、憎しみの感情を捨て、反対に「魂的に非常に深い縁があるのだ」という心の想いを変えて次へ進んでいけそうです。
この記事を書いてくださったゆーぱさん、そして主に本当に感謝です。。。
このブログの記事がお役にたったとのこと、よかったです。
大川隆法先生の説かれる仏法真理には、ほんとうに人生の悩み苦しみへの回答に満ち満ちているのですが、あまりに膨大な量の書籍を前にして、Hikariさんと同じように、どれから読んだらいいのか困っておられる方は多いと思ってはじめたブログです。
ですから、今回のような感想をいただけると、このブログを続けている意味が実感できて、とてもありがたく、うれしく感じています。
ぜひまた気軽に、感じたことなどコメントしてくださいね!