ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



禅定について書かれた記事が、以前あったよね。でも、さわりだけとか言って、よく分からなかったんだけど? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『心の挑戦』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 瞑想の状態に入っていきますと、心はもう三次元にはありません。心の状態は四次元以降の異次元世界のなかにあります。
 そして、たとえば、あなたがその瞑想の状態で死んだとするならば、あなたの魂は、その心の統一度に応じた世界に還るということになります。瞑想の際に、自分の精神がもし地獄的なるものであったら、死ぬと地獄に還るわけです。天国的なるものであったら、その念いのレベルに応じた世界に還ることができるのです。
 不思議なもので、人間の心にも一定の実力があって、常日頃、自分が考えている世界から、ほど遠いところには行かないものです。そして、最高のものを念おうとしても、やはり〝その人なりの最高″というべきものがあって、なかなか、それ以上のものには近づくことができないものなのです。(中略)
 天国に還るところまでは、どの方にも、ある程度は可能です。それからあと、光の菩薩として、いかなる階梯を昇ることができるのか。高級なる、高度なる、いかなる世界への参入が許されるのか。それがやはり、「みなさんの常日頃の精進がどこまで進んでいるか」ということと関係があるのです。
 もちろん、過去世での魂修行もあります。過去、幾転生したなかで、どの程度の魂の実力を培ってきたかということがあります。その魂の実力に応じて、今世でも潜在意識の宝庫の聞き方は、当然違います。ですから、今世だけの修行で、すべてが可能なわけではありません。
 しかし、「少なくとも今世の修行において、心の塵や垢を落とし、磨き上げることによって、自分の守護霊と交信するところまでは可能です」ということを、私は何度も何度も申し上げております。これが、「誰もが阿羅漢(あらかん)になることはできます」と言っているのと同じことであるわけです。
 常に心の錆落としをし、そして心を統一することを心がけていますと、自然自然に、潜在意識の世界である、自分自身の魂の兄弟、守護霊たちと交流することができます。
 その体験は、なんともいえず幸福な体験です。「彼らは常に見守ってくれている」ということを感じます。毎日の生活をしていても、温かい眼差しで自分を見ているものがある、自分を支えているものがある、という気持ちがします。そして感謝の気持ちが出て、ぽかぽかとした温かい気持ちになって、すべての人々に善意をふりまいていこうという気持ちが起きてきます。
 禅定は、禅定のみのためにあるのではありません。禅定をすることによって、自分自身が本来、来(きた)った世界と、もう一度交流するチャンスを得て、本来の世界に対する理想を抱き、また本来の世界から、自分の魂の兄弟、あるいは、より上位の先生役である指導霊からも光をいただいて、毎日毎日を生活していくための新たな活力源、エネルギー源と変えていく──それが禅定の本質なのです。
(105~108ページ)

ここで出てきている「阿羅漢になる」というのは、旧来の仏教の世界で「悟りを開く」というのとほぼ同じ意味になる、とも教えていただいてます。

つまり、とてもやさしく話して下さっているわけですが、ここでじつは、悟りの本来の意味と目的、そして悟りの開き方というような、ものすごく深遠な世界が説かれていると思うのです。

禅定や瞑想についてこんな明快な教えというのは、やっぱり仏陀であり救世主であられるからこそ。

教えとして座学しているだけでなくって、ときどきは瞑想を実修してみることで、このお教えの本当の凄みをもっと実感してみたいものだと私は思っているのです。

 

『心の挑戦』

 大川隆法著

 


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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
瞑想体質 (保彦)
2008-04-03 07:04:23
私は、小さい頃から瞑想体質でした、笑い話ですが、車のような、狭い空間にいると、自然と、禅定というか、瞑想状態になってしまいます、とても危険なので車は運転できません、だから、バイクに乗っています、バイクは気を抜くと、転倒するので瞑想状態にはなりません。でも、この体質のおかげで、詩が書けるのかなとも思うのですが。
 
 
 
Re:瞑想体質 (ゆーぱ)
2008-04-03 20:46:14
保彦さん、こんにちは!

私は逆に、瞑想がむずかしくて苦労してるんですよー。信仰の世界に入る前は、それでなんの問題もなかったんですけど、瞑想の世界をいったん知ってみると、いつでも瞑想に入れる方が、とてもうらやましく感じてたんですよね。

でも、車が運転できないという話は、初めて知りました。瞑想体質も、よい面、悪い面があるんですね。勉強になりました!
 
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