ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



オレって、もっと仕事できると思うし、受けた仕事はこのレベルまでやりたいってのがあるんだよね。でも上司はいつも、「そこまでしなくていい」なんて言ってきて、仕事なかばで取り上げてくんだ。やる気出なくなるよね。いっそ職場変わった方がいいのかなあ? なーんて悩みもってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『仕事と愛』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 自分の仕事をあまりにも完全に追究しすぎると、他の人たちに迷惑をかけてしまうことがあります。これは、個人として仕事のレベルをはかると、まだまだ自己顕示の段階にあると言ってもよいかもしれません。自分が納得のいく仕事をすれば、それで気がすむのだという段階です。
 しかしながら、仕事が進んでくると、自分だけが納得する、自分だけが合理性を感じる、自分だけが気がすむというだけでは許されなくなってきます。実社会においては、それは魂の幼児性ととられる考え方だと思います。
 自分としては十割の仕事をしたくとも、他の多くの人の要請がどうであるかを考えたならば、それに足並みを合わせなければならないときもあります。あくまでも自分のやり方にこだわるタイプの人は、やがてその団体のなかでは傍流に押しやられていくことになるでしょう。
 これが、頭のよい人が失敗していく例でもあると思います。実社会では、会社に入るころには「頭がよい」と言われた人が、次第しだいに窓際に追いやられていくことがほんとうにあります。こうした人の多くは学究肌であり、自分の納得する仕事ばかりを追究していて、会社全体が、あるいはその部や課がいま何を必要としているか、ということが分からない人なのです。
 すなわち、自己満足的な知、形式的な知にとらわれすぎて、全体とのバランスや、他の人との協調性が失われた人は、頭がよくても次第しだいに窓際に追いやられていく、という厳しい現実があるわけです。(中略)
 「仕事も愛の発現の一つである」と考えるならば、一段高い観点に立ち、多くの人びとにとって望ましい結果となるように努力しなければならないと思います。
 特に実社会は、文筆業のように自分の独自性を追究している世界とは違って、多くの人びとのニーズによって動かされています。したがって、よい仕事をするためには、ニーズを、すなわち他の人びとの要求、需要を、いち早く察知することが必要だと思います。
 また、自分の上司がどのような性格であるかを、いち早く見抜くことも大事です。正確な仕事を要求しているのか、速い仕事を要求しているのか、緻密な仕事を要求しているのか。まず、上司がいったい何を要求しているのかを知る必要があります。
 およそ世の中にあって役に立つ仕事をしようとする人であるならば、人びとのニーズ、要請は決して無視してはならないものだと思います。
 世の中は多くの人びとで成り立っています。多くの人がどのようなかたちで生息しているかというと、お互いに相手を必要とする方向において社会が成り立っているのだと言ってよいと思います。お互いに他の人を必要とするからこそ、社会という共同体が成り立っているのだと思います。
 したがって、よき仕事をしていくためには、他の人びとの要請によくこたえなければならないのです。
(137~141ページ)

実社会の仕事においては、自分の納得だけにこだわっていてはならない。

それでは結局、単なる自己顕示ということになる。

社会という共同体では、人びとのニーズに応えるのがよき仕事であって、それが「与える愛」を仕事において実践する、ということである──。

頭がよい人にとっては、あるいは厳しい教えかもしれません。

でも、学歴がとっても高いのに、出世できずに窓際族になってしまう人がいるのはなぜなのか。

今日のお教えで、その謎がとてもよく分かった気が私はしているのです。

 

『仕事と愛』

 大川隆法著

 

(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!) 
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 宗教へ
にほんブログ村



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 仏って? 教えが多すぎ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。