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●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●米民間企業の月着陸船「ノバC」、月に着陸

2024-02-23 11:25:35 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの月着陸船「ノバC」(愛称:オデッセウス)が月に着陸した。

 月に着陸した民間企業としては世界初。


 



●宇宙探査●米無人月着陸船「ノバC」、月の周回軌道に到達

2024-02-22 12:00:15 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの無人月着陸船「ノバC」(愛称:オデッセウス)が2月21日、地球から38万4000キロ離れた位置にある月の周回軌道に到達した。

 今後24時間かけて徐々に軌道を下げ、米東部時間22日午後5時30分(日本時間2月23日午前8時30分 )に月の南極近くのクレーターに着陸する見込み。

 成功すれば、民間企業として初の月面着陸となる。





●宇宙探査●米企業の月着陸船「ノバC」、成功すれば民間初の快挙に

2024-02-15 20:39:31 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの月着陸船「ノバC」が、2月15日に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
 
 早ければ2月22日にも月面へ降り立つ計画で、成功すれば民間では初となる月面着陸となる。

●宇宙探査●JAXA、小型月着陸実証機「SLIM」がピンポイント着陸に世界で初めて成功

2024-01-25 18:53:25 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年1月20日午前0:20(日本標準時)に小型月着陸実証機(SLIM)を月面に着陸させ、地球との通信を確立させた。

 しかしながら、SLIMの着陸時の姿勢等が計画通りではなかったことから、太陽電池からの電力発生ができず、同日午前2:57(日本標準時)に地上からのコマンドにより探査機の電源をオフにした。

 電源をオフにするまでに取得した各データの分析を行った結果、SLIMが当初の目標着地地点から東側に55m程度の位置で月面に到達していることが確認できた。

 また、ピンポイント着陸性能を示す障害物回避マヌーバ開始前(高度50m付近)の位置精度としては、10m程度以下、恐らく3~4m程度と評価している。

 詳細データ評価は継続する必要があるものの、SLIMの主ミッションであった100m精度のピンポイント着陸の技術実証は達成できたものと考えられる。

 探査機からは、今後のピンポイント着陸技術に必要な着陸に至る航法誘導に関する技術データ、降下中及び月面での航法カメラ画像データを全て取得できた。

 また、接地直前には小型プローブ(LEV-1・LEV-2)の放出を成功裏に実施した。

 加えて、SLIMに搭載されたマルチバンド分光カメラ(MBC)についても、電源オフまでの間に試験的に動作し、撮像画像を取得できた。

●宇宙探査●JAXA、変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機「SLIM」の撮影およびデータ送信に成功

2024-01-25 15:34:22 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の4者で共同開発した変形型月面ロボット「LEV-2(Lunar Excursion Vehicle 2)」(愛称「SORA-Q」)は、小型月着陸実証機「SLIM」の撮影に成功した。

 これにより、LEV-2は超小型月面探査ローバ「LEV-1:unar Excursion Vehicle 1)」と共に、日本初の月面探査ロボットになり、世界初の完全自律ロボットによる月面探査、世界初の複数ロボットによる同時月面探査を達成した。さらに、LEV-2は世界最小・最軽量の月面探査ロボットとなった。

 LEV-2は、LEV-1と共にSLIMに搭載され、2024年1月20日に、LEV-1と共にSLIM着陸直前に月面へ放出された。

 その後、LEV-2がSLIMおよび周辺環境を撮影し、LEV-1の通信機で地上に転送した画像が公開された。

●宇宙探査●小型月着陸実証機「SLIM」、月面へ着陸

2024-01-20 06:34:10 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年1月20日午前0:20(日本標準時)に小型月着陸実証機「SLIM」が月面へ着陸したことを確認致した。

 着陸後の通信は確立している。
 但し、太陽電池が電力を発生していない状況であり、現在、月面からのデータ取得を優先して実施している。

 今後、取得できたデータの詳細な解析を進める。

●宇宙探査●JAXA、小型月着陸実証機「SLIM」を高度約600kmの円軌道に予定通り投入に成功

2024-01-16 05:56:29 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型月着陸実証機「SLIM」の月周回軌道投入以降の運用結果や今後の計画を踏まえて着陸降下への準備が整ったことを確認し、2024年1月10日に着陸降下準備フェーズへ移行することを決定、2024年1月14日17時32分(日本標準時)に遠月点降下マヌーバ(宇宙機に搭載されている推進剤を噴射して、位置や姿勢を制御すること)を正常に実施・完了した。

 その後、高度約600kmの円軌道に予定通り投入されたことを確認、現在、探査機の状態は正常。
 今後は、近月点降下マヌーバを実施し、2024年1月19日に近月点を高度15kmまで低下する予定。

 その後、1月20日午前0:00頃(日本標準時)に着陸降下を開始し、同0:20頃(日本標準時)に月面着陸を予定している。

 なお、月面着陸直前の2024年1月19日23:00より、JAXA YouTube公式チャンネル「JAXA Channel」にてライブ中継番組を配信予定。

●宇宙探査●NASA、人類の月面再着陸を目指す「アルテミス計画」を1年延期

2024-01-09 15:28:45 | 月面探査
 米航空宇宙局(NASA)は、人類の月面再着陸を目指す「アルテミス計画」を1年延期し、2026年9月実施を目指すと発表した。

 スペースXの月着陸船の開発の遅れなどがその理由。
 
 同時に、NASAは、月面着陸に先立って実施予定だった有人宇宙船を月周回軌道に投入し、地球に帰還させるミッションの時期も、当初の2024年から2025年9月に延期した。

 ただ、2028年以降に予定しているその後のミッションは据え置いた。

●宇宙探査●小型月着陸実証機「SLIM」、月周回軌道投入に成功

2023-12-26 08:05:04 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年12月25日16:51(日本標準時)、小型月着陸実証機「SLIM」の月周回軌道投入に成功した。

 SLIMの月周回軌道は、周期約6.4時間、月に最も近いところ(近月点)では高度約600km、月から最も遠いところ(遠月点)では高度約4,000kmで、月の北極点と南極点を結ぶ楕円軌道となる。

 所定の計画通りの軌道変更を達成し、探査機の状態は正常。

 今後は2024年1月中旬までに遠月点を低下させ、高度約600kmの円軌道に軌道を調整したうえ、近月点を降下し、着陸開始への準備を開始する。
 
 1月19日に近月点を高度15kmまで低下のうえ、1月20日午前0:00頃(日本標準時)に着陸降下を開始し、同0:20頃(日本標準時)に月面着陸を予定している。

●宇宙探査●アイスペースと米オービットファブ、月面の鉱物資源の利用を含めた宇宙空間での燃料補給の覚書を締結

2023-12-19 06:18:17 | 月面探査
 アイスペースは、宇宙機への燃料補給システムの開発とサービスを展開する米国のオービットファブとの間で、将来的な月探査ミッションに向けた宇宙空間での燃料補給に関して協力する覚書を締結した。

 今回の覚書の締結により、アイスペースとオービットファブはそれぞれの能力を補完し、水や氷、月のレゴリスや月面の鉱物資源等の宇宙資源を利用した、燃料補給の新たな手法を開発することを目指す。

 また、燃料供給の地球への依存を大幅に削減することを目的とした、月面での資源マッピングやISRU(In-Situ Resource Utilization:現地で入手可能な資源利用)ミッション等、一連の革新的な実証実験に向けて協議を進めるための重要な一歩となる。

 さらに両社は、将来的に、宇宙空間を航行するアイスペースのランダーにオービットファブが燃料を補給し、月やシスルナ空間における長期的な実験や、複数の顧客のペイロードや衛星を輸送のさらなる効率化を達成可能とすることを計画している。