●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、観測ロケット「S-520-33号機」を11月24日に打ち上げ

2023-09-30 17:20:27 | ロケット

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、先進的宇宙工学技術の実証実験を行うため、11月24日(金)16:00~16:30(日本標準時)、内之浦宇宙空間観測所から観測ロケット「S-520-33号機」を打ち上げる。

 次世代のロケットや探査機に向けた先進的宇宙工学技術の実証実験を行うため、次の4つの装置を搭載する。

     ① ロケットから分離したのち着水し回収できるインフレータブル型データ回収システム(RATS-L)
    ② 展開伸展型の構造を持つインフレータブル伸展プラットフォーム(IEP)
    ③ 実験機器からのデータを効率よく収集するPI データ収集装置(PDC)
    ④ 小型で高精度な航行を実現する小型ロケット用航法センサ (NANA)

打上げ予定ロケット:S-520-33号機
実験予定日:2023年11月24日(金)16:00~16:30(日本標準時)
実験期間:2023年11月24日(金)~2023年12月31日(日)(予備期間含む)
実験場所:内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)

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●宇宙探査●米シエラ・スペースと三菱 UFJ 銀行、兼松、東京海上日動、戦略的パートナーシップ契約締結

2023-09-27 17:24:47 | 宇宙ステーション

 米国の宇宙開発企業シエラ・スペースと三菱 UFJ 銀行、兼松、東京海上日動火災保険は、今回、4社間でアジア太平洋地域における戦略的パートナーシップ契約を締結し、三菱 UFJ 銀行、兼松、東京海上日動は シエラ・スペースへ出資した。

 同パートナーシップを通じて、地球低軌道の事業化と新たな産業創出ならびに社会課題の解決に貢献する。

 シエラ・スペースは、まもなく次世代宇宙往還機Dream Chaserによる国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションを開始する他、2026年には商用宇宙ステーション“Pathfinder”の打ち上げを予定している。

 また、シエラ・スペースは、大分空港をDream Chaserのアジア拠点・宇宙港として活用する検討を進めているが、実現に際しては、日本全体で約3,500億円、大分県内で約350億円の経済波及効果が見込まれる。

 また、商用宇宙ステーション“Pathfinder”においては、宇宙空間の微小重力環境を利用した生命科学や物質・物理化学などの分野における学術的科学実験、創薬開発などの応用利用研究の他、エンターテインメント分野での利用も期待されている。

 4社は、2022年10月に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による「持続可能な地球低軌道における宇宙環境利用の実現に向けたシナリオ検討調査」に参画し、ISS退役後の地球低軌道活動や、ISSの延長を含む2025年以降の地球低軌道活動の在り方について協議し、課題や事業モデルを提言した。

 同パートナーシップのもと、シエラ・スペースが推進する地球低軌道の事業化に、三菱UFJ銀行、兼松、東京海上日動が参画することで、本邦の宇宙産業サプライチェーンのさらなる拡大や、新たな産業創出にむけて取り組むほか、大分県を中心とした地域経済へも貢献する。

 

 

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●宇宙探査●小惑星で試料採取したNASAの無人探査機「オシリス・レックス」、地球帰還

2023-09-25 05:49:42 | 宇宙探査機

 米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「オシリス・レックス」が9月24日、地球に帰還した。

 「オシリス・レックス」は、小惑星「ベンヌ」から試料を採取しており、日本の無人探査機「はやぶさ」の米国版。

 NASAによる小惑星の試料回収は、これが初めて。

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●宇宙探査●小型月着陸実証機「SLIM」、太陽捕捉制御を完了

2023-09-07 17:56:53 | 天体観測施設

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年9月7日午前8時42分11秒(日本標準時)に種子島宇宙センターから「H-IIAロケット」47号機で打ち上げられた小型月着陸実証機「SLIM」からの信号を、同日午前9時45分からマスパロマス局(スペイン領カナリア諸島)で受信し、太陽捕捉制御について完了したことを確認した。

 現在、探査機の状態は正常であると発表した。

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●宇宙探査●月面着陸を目指す探査機「SLIM」などを載せた「H‐ⅡAロケット」47号機、打ち上げに成功

2023-09-07 09:35:18 | 月面探査

 日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM(スリム)」などを載せた「H‐ⅡAロケット」47号機は、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げれた。

 今後、高度約620キロでSLIMを分離する。

 SLIMは打ち上げから3~4カ月後に月の周回軌道に到着し、4~6カ月後に月面着陸に挑戦する。

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●宇宙探査●小型月着陸実証機(SLIM)を搭載した「H-IIAロケット」47号機、9月7日(木)午前8時42分に打ち上げ

2023-09-04 21:53:02 | 月面探査

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)を搭載した「H-IIAロケット」47号機の打上げを9月7日(木)午前8時42分に行うと発表した。

打上げ日時:2023年9月7日(木)午前8時42分11秒(日本標準時)
打上げ予備期間:2023年9月8日(金)~2023年9月15日(金)
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

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●宇宙探査●インド、太陽観測衛星の打ち上げに成功

2023-09-02 18:03:27 | 人工衛星

 インド宇宙研究機構(ISRO)は9月2日、同国初の太陽観測衛星「アディティヤL1」を南部スリハリコタの宇宙センターから打ち上げた。

 今後、約4カ月かけて地球から約150万キロ離れた宇宙空間の観測域に向かい、太陽上層のコロナやフレアの観測を行う。

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