●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、8月27日予定していた小型ロケット「イプシロン」の打ち上げ中止

2013-08-27 13:57:16 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げを予定していた小型ロケット「イプシロン」の打ち上げを、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に、姿勢異常を検知し、打上げ約19秒前に自動停止したため中止した。
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●宇宙探査●国際月面探査レース参加の日本チーム名を「ハクト」に変更

2013-08-16 11:32:23 | 月面探査
 ispace は、民間企業による月面探査を競う国際宇宙開発レース「グーグル・ルナー・エックスプライズ」に参加するチーム「ホワイトレーベルスペース」の名称を、チーム「ハクト」に変更した。

 ispace は、2013年5月に合同会社ホワイトレーベルスペース・ジャパンより組織を株式会社に変更し、名称も新たに「ispace」に変更した。

 これは、これまでヨーロッパと日本が共同で開発を進めてきたが、より日本での月面探査ローバーの開発、そして資金調達を強化し、スピーディーに展開することを目的としたもの。

 そして今回、グーグル・ルナー・エックスプライズのチーム運営を日本で主導するにあたり、チーム名を日本人が親しみやすいチーム「ハクト」(英文表記:HAKUTO)という名称に変更した。チーム「ハクト」は、「白兎」に由来し、日本では馴染み深い月のウサギをイメージしており、また「はくと」は 2012年に一般公募で決定した月面探査ローバープロトタイプの2号機の愛称でもある。

 グーグル・ルナー・エックスプライズは、グーグルがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3000万ドルの国際賞金レース。ミッションは、2015年12月31日までに月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上移動し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信することで、世界10カ国以上から23チームが参加している。

 チーム「ハクト」は、グーグル・ルナー・エックスプライズに日本から唯一エントリーするチーム。宇宙探査機「はやぶさ」をはじめとして数々の宇宙探査機の開発に携わっている東北大学航空宇宙工学専攻の吉田和哉教授を中心に月面探査ローバーの開発と、チームの広報活動を行っている。月への挑戦プロセスを開放し、今までの宇宙産業にないオープンな宇宙開発に取り組んでいる。

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●宇宙探査●こうのとり」4号機、国際宇宙ステーション(ISS)との結合を完了

2013-08-10 15:54:17 | 宇宙ステーション
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)が、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて最終接近を実施した後、8月9日20時22分(日本時間)頃にISSロボットアームにより把持され、8月10日3時38分(日本時間)にISSロボットアーム運用によりISSとの結合を完了したと発表した。

 今後は、船外及び船内貨物がISSへ順次移送される予定となっている。


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●宇宙探査●JAXA、小型ロケット「イプシロン」の打ち上げを8月27日に延期

2013-08-09 10:44:04 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所で、8月22日に予定していた小型ロケット「イプシロン」初号機の打ち上げを、8月27日に延期すると発表した。

 これは、発射前のロケットの整備を行う建物にある通信設備に配線ミスが見つかったため。

 ロケット本体に異常はない。

 打上げ予定時間帯は、13時45分~14時30分(日本標準時)。

 
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●宇宙探査●国立天文台など、太陽型恒星の惑星を世界で初めて直接撮影に成功

2013-08-06 11:27:25 | 宇宙
 東京工業大学・東京大学・国立天文台を中心とする研究チームは、地球から約60光年離れた太陽型の恒星「GJ 504」を周回する惑星「GJ 504 b」を、世界で初めて直接撮像法で検出することに成功した。

 この惑星は、惑星の明るさから質量を推定する際に生じる不定性が小さく、質量推定の信頼度が極めて高い。

 これまで直接撮像された惑星と比較して、最も暗くかつ最も温度が低いことが分かっており、「第二の木星」の直接撮像に、これまでで最も近づいた。

 太陽型の恒星「GJ 504」は、太陽に似た恒星で、おとめ座の方向、約60光年の距離にある。

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●宇宙探査●H‐ⅡBロケット4号機(H-IIB・F4)、打ち上げ成功

2013-08-04 08:23:33 | ロケット
 H-ⅡBロケット4号機(H-IIB・F4)が8月4日午前4時48分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、約10分後に予定通りの軌道に投入された。

 H-ⅡBロケットの成功は、2009年の初飛行から4回連続。

 今回のH-ⅡBロケット4号機(H-IIB・F4)には、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)や今年12月に地球に接近する“アイソン彗星”などを観測する超高感度4Kカメラシステムなどを搭載している。
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●宇宙探査●NHKとJAXA、超高感度4Kカメラを打ち上げ、巨大彗星アイソン撮影に挑戦

2013-08-04 00:18:18 | 宇宙ステーション
 NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で、準備を進めてきた宇宙用の超高感度4Kカメラシステムが、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられる。

 このカメラは、8月4日(日)午前4時48分(予定)、種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられる補給機“こうのとり”4号機(HTV4)に搭載されて、国際宇宙ステーションに届けられる。

 この超高感度4Kカメラが狙うのは、12月に地球に接近する“アイソン彗星”。

 これは、昨年9月に発見された新たな彗星で、初めて太陽の間近まで近づくため、大量のチリとガスを吹き出し巨大な“尾”をたなびかせる、世紀の大彗星になると期待されている。

 彗星が接近する今年12月には、JAXAの若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在している。若田飛行士がこの超高感度4Kカメラを使って彗星を撮影する。“大気の揺らぎ”のない宇宙は、いわば「観測の特等席」。地上からは決して見ることができない最高の映像を、最先端のカメラで届けることになっている。

 今回のように、国際宇宙ステーションに4Kカメラを持ち込み、撮影するのは世界初の試み。

 撮影した彗星の映像は、12月、「NHKスペシャル」などの番組で紹介する予定。番組の詳細は決まり次第公表される。
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