●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●大西卓哉宇宙飛行士、ISS船長(ISSコマンダー)就任決定

2024-12-03 14:55:49 | 宇宙ステーション
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)第73次長期滞在搭乗員ISS船長に決定した。

 大西宇宙飛行士は、日本人として3人目のISS船長として第73次長期滞在中の指揮をとる。

 大西宇宙飛行士は、クルードラゴン宇宙船運用10号機にて2025年2月以降の打上げ予定。

 第72次長期滞在では、フライトエンジニアを務め、第73次長期滞在ではISS船長としてミッションの達成及び全搭乗員の安全確保に向けて指揮を執る予定。
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●宇宙探査●JAXA、「イプシロンS」エンジンの地上燃焼試験に失敗

2024-11-26 14:11:02 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月26日8時30分に、種子島宇宙センターで、開発中の小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の2段目エンジンの地上燃焼試験を行ったが、点火後約49秒に異常燃焼が起きて火災が発生し、試験は失敗に終わった。

 原因は不明。

 同エンジンは、2023年7月に秋田県の能代ロケット実験場で行った試験でも爆発事故を起こした。

 JAXAは、今後の対策、スケジュール、目途等について、現時点では未定としている。
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●宇宙探査●JAXA、観測ロケットS-520-34号機の打ち上げに成功

2024-11-14 14:54:44 | ロケット
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、11月14日(木)、「液体推進剤回転デトネーションエンジンシステム飛行実証実験」を目的とした観測ロケットS-520-34号機を内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ、ロケットは正常に飛翔し、内之浦南東海上に落下した。

 今後、搭載した実験装置が取得したデータについて確認し、評価を行う。

 観測ロケットS-520-34号機実験は、観測ロケットS-520-31号機でのデトネーションエンジンシステム(DES:燃料と酸化剤の混合ガスが爆発的に反応した際に生じる衝撃波<爆ごう波>を安全かつ効率良く推力に変換するロケットエンジン技術)の宇宙実証の成功を踏まえ、液体燃料(エタノール)と酸化剤(液化亜酸化窒素)を用いた旋回型デトネーションエンジンシステム(DES2)を開発し、実際に宇宙空間で作動させ、その推進性能等を評価することを目的としている。


ロケット機種・号機:S-520-34
打上げ時刻(日本標準時):11時30分00秒
発射上下角:76.0度
最高到達高度:217km(打上げ236秒後)
着水時刻:打上げ459秒後
打上げ時の天候:晴れ、北の風3.3m/秒、気温22.2℃
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●宇宙探査●アイスペース、月着陸船「レジリエンス(再起)」の打ち上げを2025年1月以降に延期

2024-11-13 21:38:19 | 月面探査
 アイスペース(ispace)は11月12日、早ければ今年12月に予定していた月着陸船「レジリエンス(再起)」の打ち上げを、2025年1月以降に延期すると発表した。

 ロケット打ち上げ契約を結ぶ米スペースXが延期を決めたため。

 着陸船の開発は順調で、近日中に発射場がある米フロリダ州に輸送する予定。

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●宇宙探査●AstroX、高度10km級のハイブリッドロケットの発射実験に成功

2024-11-13 11:27:32 | ロケット
 空中発射方式による衛星軌道投入ロケットを開発するAstroX(福島県南相馬市、小田翔武代表取締役 / CEO)は、11月9日(土)に福島県南相馬市の沿岸部にて、高度10 km級のハイブリッドロケット(全長6.3メートル)の発射実験に成功した。

 AstroXは、気球で成層圏までロケットを放球し、そこからロケットの空中発射を行うロックーン(Rockoon) 方式での衛星軌道投入を行うサービスを研究開発している。

 同実験は、全長約6.3メートル、直径約330mmの機体「FOX1号機/C1-2ロケット」に、AstroXと千葉工業大学により開発されたハイブリッドロケットエンジンを搭載したハイブリッドロケットの打上げ実験。

 前回8月に実施した実験からロケットも大型化し、ロックーン方式でのサブオービタル打上げに使用するサイズのロケットとなる。

 地上からは高度10kmに達する推力のロケットで、ロケット打ち上げ実験を通してハイブリッドロケット発射技術の確認とともに、打ち上げにいたるノウハウの確立も同時に確認した。
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