●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●野口聡一宇宙飛行士による船外活動、3月5日(金)~6日(土)に実施

2021-02-26 22:39:51 | 宇宙ステーション

 米国航空宇宙局(NASA)、カナダ宇宙機関(CSA)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、第64/65次長期滞在クルーとして国際宇宙ステーション(ISS)で活動中の野口聡一宇宙飛行士による船外活動(EVA)の実施を下記のとおり決定した。

 

 

1.実施予定日時(日本時間)

   日時:令和3年3月5日(金)21時00分~3月6日(土)3時30分頃 <6時間30分程度>
   (クルーの準備や作業進行状況により、開始時刻および作業時間が変わる可能性がある)

2.主な作業内容

   野口宇宙飛行士(EVAは今回で4回目)は、キャスリーン・ルビンズ宇宙飛行士(今回で4回目)と協調し、主に以下の作業を実施する。(状況により、作業内容が変更となる可能性がある)

   (1)ISSの船外搭載機器排熱用アンモニア充填装置の配管接続変更
   (2)新型太陽電池の設置に向けた架台の取付
   (3)船外活動時に使用する安全テザーの取付位置変更
   (4)船外のワイヤレス通信用機器の交換
   (5)無線LANのアクセスポイント増設に向けたイーサネットケーブルの配線
         

3.解説番組(日本語)を配信

   JAXAでは、船外活動に関わる一般向け解説番組(日本語)を配信する。

   配信予定日時:3月4日(木)18時00分頃~(10分程度)

   解説:有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット宇宙飛行士グループ
         宇宙飛行士 金井 宣茂 
         有人宇宙技術部門有人宇宙技術センター(EVA担当)島村宏之 
         配信場所:JAXA公式YouTubeチャンネル
              (https://www.youtube.com/user/jaxachannel)

4.ライブ中継される(英語)

   船外活動の模様は、NASAテレビでライブ中継される(英語)。

   放送予定日時:3月5日(金)19時30分~

   https://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/

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●宇宙探査●静岡大学、超小型衛星の打ち上げに成功 

2021-02-21 11:34:02 | 人工衛星

 静岡大学の開発した超小型衛星「STARS‐EC(三光)」を積んだロケットが、日本時間の2月21日、アメリカ・バージニア州にあるNASAの施設から打ち上げられ、成功した。

 超小型衛星「STARS‐EC(三光)」は、一辺10㎝の立方体の衛星が3つ並んでいて、両端の衛星がそれぞれ11mのロープを伸ばし、その間を中央の衛星が行き来することでエレベーターの動きを再現する。

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●宇宙探査●大阪府立大と室蘭工業大が開発した超小型人工衛星、打ち上げに成功 

2021-02-21 11:34:02 | 人工衛星

 大阪府立大と室蘭工業大の学生が共同開発した超小型人工衛星「ひろがり」を載せた民間ロケットが2月21日、米航空宇宙局(NASA)の米国東部バージニア州から打ち上げられ、打ち上げは成功した。

 超小型人工衛星「ひろがり」は、縦横10センチ、高さ20センチで、重さは約2・4キロ。今春、ISSの日本実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出される。

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●宇宙探査●NASA、探査車が火星に着陸

2021-02-19 07:01:33 | 火星

 米航空宇宙局(NASA)は2月18日(日本時間19日)、探査車「パーシビアランス」が火星に着陸したと発表した。

 火星で生命の痕跡を探す使命を果たすことが期待されている。

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●宇宙探査●アクセルスペースとJAXA、小型衛星と大型衛星の連携について検討を開始

2021-02-16 14:20:52 | 人工衛星

 アクセルスペースと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の枠組みの下、小型光学衛星コンステレーションによるソリューション事業について、2020年12月に覚書を締結し、共に新たな事業価値を創造する「事業コンセプト共創活動」を開始した。同取り組みを通して、新規衛星搭載センサの利用開拓や、将来の衛星データの活用及び観測ミッションにおける小型衛星と大型衛星の連携について検討する。

 アクセルスペースは、自社の衛星観測網「AxelGlobe」を構築する超小型光学衛星「GRUS」に、新たに温度を観測する熱赤外線センサを追加し、光学・熱赤外線センサを組み合わせた衛星データの利用検討と、そのためのデータ処理等の技術検討を行う。

 一方、JAXAは、衛星データ利用及びデータ処理・校正の検討に対する技術的な協力を行い、熱赤外線センサによる温度データを用いた防災などの利用研究の検討を行う。

 また、高頻度観測が特長の小型衛星データと、高分解能観測が特長の大型衛星データを融合させることで、相互連携による新しい価値を創造する。主に防災等の分野への適用可能性検討を通して、将来の官民連携の事前検討を行う。

 アクセルスペースとJAXAは、上記の活動を通して、新たな価値を創出することを目指す。また、様々なデータを組み合わせることで、火山監視、水産資源や工場稼働の把握等を通じ、社会課題を解決する衛星データ利用の拡大を目指す。(宇宙航空研究開発機構<JAXA>)

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●宇宙探査●中国の火星探査機、火星の周回軌道に到達

2021-02-11 13:23:55 | 天体観測施設

 ロケット「長征5号」で打ち上げられた中国の火星探査機「天問1号(Tianwen-1)」が2月10日、火星の周回軌道に到達した。

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●宇宙探査●NASA、月周回宇宙ステーションを2024年5月に打ち上げ

2021-02-10 18:01:10 | 月面探査

 米航空宇宙局(NASA)は2月9日、月面着陸を目指す「アルテミス計画」において、月を周回する新たな宇宙ステーション「ゲートウェイ」の最初の構造物を早ければ2024年5月にも打ち上げると発表した。

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●宇宙探査●UAE探査機、アラブ初となる火星軌道に到達 

2021-02-10 06:36:56 | 火星

 アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「ホープ(Hope)」が2月9日、火星の周回軌道に到達した。

 これは、アラブ諸国初の快挙。

 なお、アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「ホープ」は、2020年7月20日に、日本のH2Aロケットで、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

 

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●宇宙探査<新刊情報>●「地球に月が2つあったころ」(エリック・アスフォーグ著/柏書房)

2021-02-08 23:39:39 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:地球に月が2つあったころ

筆者:エリック・アスフォーグ

訳者:熊谷玲美

発行:柏書房

 同書は、惑星の起源から始まり、天文学や太陽系の歴史、生命はどのように誕生したのか、その驚くべき可能性やとても奇妙な太陽系の最新の話題までを惑星旅行のように語っていく。決して、惑星を太陽から順番に解説したり、時系列で研究を紹介するのではなく、太陽系のダイナミックな動きに合わせて、それぞれの現象や実情を地質学的な見地も交えた宇宙科学として解説する。なぜ太陽系の惑星は、大きく成分や構造が異なっているのか。なぜ現在の軌道の位置が生まれたのか。オシリス計画にも参加する著者ならではの視点で魅力的に述べていく。月の表と裏で地形が異なるのは、かつて2つの月が融合したためという、月の成り立ちの物語への答えも示す。

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●宇宙探査●米スペースX、民間人だけの宇宙船を2021年10月~12月に打ち上げ

2021-02-04 10:43:00 | 宇宙船

 米スペースXは、4人の民間人を乗せた宇宙船「インスピレーション4」(宇宙船「クールドラゴン」)を、2021年10月~12月に打ち上げると発表した。

 ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)から打ち上げ、地球を90分毎周回する軌道に入り、数日後にフロリダ沖へ帰還する。

 成功すれば、民間人だけの宇宙飛行として世界初となる。

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