●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、宇宙飛行士候補者の第0次選抜試験を行い205名が合格

2022-06-30 17:53:28 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補者の書類選抜に合格した2,266名に対して第0次選抜試験を行った結果、合格者を205名決定した。

 

 

第0次選抜合格者数:205名

男性188名(91.7%)、女性17名(8.3%)

第0次選抜における英語試験合格者数 1,407名

男性1,113名(79.1%)、女性292名(20.8%)、他を選択された方2名(0.1%)

 

<今後の予定>

 

第一次選抜:2022年7月18日(月・祝)~8月9日(火)
       日本国内(オンライン実施を含む)で分散して実施予定

第二次選抜:2022年10月下旬~11月上旬
       日本国内(JAXA筑波宇宙センター、JAXA東京事務所等)で実施予定

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●宇宙探査●米ロケットラボ、NASAの超小型衛星の打ち上げに成功し月ゲートウェイ建設予定の軌道で運用テスト実施へ 

2022-06-29 06:47:18 | 人工衛星

 米ロケットラボは、6月28日、「エレクトロン」ロケットを打ち上げ、搭載していたアメリカ航空宇宙局(NASA)の超小型人工衛星「CAPSTONE(キャップストーン)」を予定通り軌道へ投入した。

 「キャップストーン」は、12Uサイズの超小型人工衛星。地球低軌道へ投入されたキャップストーンは、米ロケットラボの衛星バス「Photon(フォトン)」によって月を目指し、月長楕円極軌道に入る予定。

 月長楕円極軌道には、NASAが主導する月周回有人拠点「ゲートウェイ」の建設が予定されており、キャップストーンは同軌道における安定性の実証といった運用テストを目的としている。

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●宇宙探査●米スペースX、「スターリンク衛星」53機の打ち上げに成功 

2022-06-29 06:47:18 | 人工衛星

 米スペースXは、同社の衛星インターネットサービス「スターリンク」の通信衛星53機の打ち上げに成功した。

 衛星を搭載した「ファルコン9」ロケットの第1段機体は、同一機体の再利用回数として最多の13回目の飛行を達成した。

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●宇宙探査●大分空港、今年中にも米ヴァージン・オービットのランチャーワンロケット打ち上げ

2022-06-27 17:52:07 | ロケット

 大分県は、米国ヴァージン・オービットと、日本における水平型の人工衛星の打上げに関する新たなパートナーシップを2020年に結んだが、2022年中にも人工衛星を大分空港から打ち上げる計画を推進している。

 さらに大分県は、同社と共同で水平型宇宙港の整備促進に向けた技術研究を開始し、同社の協力も得て、大分県における宇宙産業の創出を目指している。

 ヴァージン・オービットは、自ら開発した小型人工衛星に特化した打上げサービスを構築・運用しており、ランチャーワンロケットは、改修した 747-400 航空機から空中発射される。

 ヴァージン・オービットは、現在、最初の軌道打上げテストの最終段階に入っている。

 なお、同社はANA ホールディングスと、日本・アジア地域におけるパートナーシップを締結している。

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●宇宙探査●ソニー、今年打ち上げ予定の超小型人工衛星のクルーを募集 

2022-06-24 22:06:01 | 人工衛星

 ソニーは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学と共同で人工衛星を使った新サービスを検討しているが、このほど2022年内に打ち上げ予定の超小型人工衛星のクルーのクラウドファンディング(CF)での募集を開始した。

 クルーは、支援額に応じて人工衛星のカメラを遠隔操作、好みの画像撮影サービスを利用することができる。

 超小型人工衛星の打ち上げは、2022年10~12月を予定しており、サービスは23年前半に開始する予定。

 応募はクラウドファンディングサイトを運営するREADYFORのウェブサイト(https://readyfor.jp/projects/starsphere)で。

 

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●宇宙探査●小惑星探査機「はやぶさ2」のリュウグウ試料研究公募、40件(9カ国)の研究提案を選定

2022-06-22 17:36:19 | 宇宙

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウ試料について、科学的成果の最大化を図るために、世界中より研究を広く公募するための第1回「国際研究公募(国際AO)」を実施していたが、この度、40件(9カ国)の研究提案を選定した。

 


【第1回「国際研究公募(国際AO)」の概要】

(1)目的

・世界の研究者から研究提案を募り、研究成果が期待できる研究者に試料を提供することで、「はやぶさ2」プロジェクトの科学的成果の最大化を図る。
・国際AOを通じて世界の研究者に試料を提供することにより、世界の惑星科学の発展に貢献する。

(2)経緯
・2020年12月、「はやぶさ2」カプセルの帰還。
・2021年6月以降、JAXAの試料分析業務として、各大学と連携し、初期分析を実施。
・2021年12月17日、科学的成果の最大化を図るため、世界中より研究を広く公募する第1回国際AOを発出。
・2022年3月25日、意思通知書(Notice of Intent)募集締切。105件(19か国)を受付。
・2022年4月22日、公募受付締切。57件(12か国)の研究提案を受付。

(3)選定結果
・リュウグウ試料研究公募委員会(AOパネル)で審議し、57件のうち40件(9か国)(74試料、約230mg)を選定し、2022年6月13日、はやぶさ2サンプル配分委員会(Hayabusa2 Sample Allocation Committee「HSAC」)はAOパネルの選定結果を承認。
・選定された40件のリストはこちら:https://curation.isas.jaxa.jp/topics/22-06-17.html

(4)今後の予定
・6月末からリュウグウ試料を分配予定。
・今後も半年ごとに、合計4回の国際AOを実施予定。

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●宇宙探査●韓国の独自技術で開発した初のロケット「ヌリ」、衛星の軌道投入に成功

2022-06-21 17:04:42 | ロケット

 韓国の独自技術で開発した初のロケット「ヌリ」が6月21日午後4時、全羅南道・高興の羅老宇宙センターから打ち上げられ、高度700キロに到達し、衛星の軌道投入に成功した。

 昨年10月の1回目の打ち上げでは、目標としていた軌道には載せられなかった。

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●宇宙探査国内初となる人工衛星搭載ロケット発射場「スペースポート紀伊」、2022末にも初号機の発射を予定

2022-06-19 20:10:06 | ロケット

 本州最南端の和歌山県串本町に、国内初となる人工衛星搭載ロケットの発射場「スペースポート紀伊」が完成したが、キヤノン電子や日本政策投資銀行、清水建設などが出資する「スペースワン」(東京)では、2022年末にも「スペースポート紀伊」から人工衛星搭載ロケット初号機の発射を予定している。

 同社では、20年代半ばには、「スペースポート紀伊」から人工衛星搭載ロケットを年間に20機の打ち上げる計画。

 これにより、ロケットに搭載した衛星で地上の画像を撮り、これらの画像を分析して産業に生かすことにしている。

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●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙開発をみんなで議論しよう」(呉羽 真、伊勢田哲治編/名古屋大学出版会)

2022-06-15 23:51:37 | ●宇宙探査<新刊情報>●
 
 
 
<新刊情報>
 
 
 
書名:宇宙開発をみんなで議論しよう

編者:呉羽 真、伊勢田哲治

発行:名古屋大学出版会

 有人宇宙探査の新たな計画、商業化、軍事化、新興国の台頭 …… 近年、宇宙開発は大きく転換しつつある。市民がそこに関わる必要性をわかりやすく説き、そのための基礎知識や科学技術コミュニケーションの手法、議論のスキルを提供する初めての本。【目次】第Ⅰ部 なぜ宇宙開発をみんなで議論しなくてはいけないのか 第Ⅱ部 宇宙開発をめぐる4つの対論 第Ⅲ部 宇宙開発の歴史と展望 第Ⅳ部 宇宙開発の意義 第Ⅴ部 宇宙開発の科学技術コミュニケ―ション— 現状・課題・ヒント 第Ⅵ部 宇宙開発を議論するスキル 付 録 宇宙開発を大学の授業で議論しよう
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●宇宙探査●探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料からアミノ酸など見つかる

2022-06-06 22:53:46 | 宇宙

 探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料から、アミノ酸など複数の有機物が見つかった。

 その一部は生命の材料に使われる物質だった。

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