小型衛星を設計・製造・運用するアクセルスペースは、次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」7機を2026年に打ち上げると発表した。
これにより、自社で運用する衛星コンステレーションを10機以上の体制に増強し、広範囲を高頻度に観測することを可能にする。精密農業、森林監視、地図作成のほか、環境、金融、不動産など幅広い分野の需要に対応し、地球観測データ活用を促進していく。
GRUS-3は、現在運用している5機の地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」と一体運用し、同社の衛星コンステレーションが拡張される。
同社は地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、世界30カ国以上の行政機関や民間企業にサービスを提供してきた。
7機のGRUS-3は、同一地点をほぼ同一時刻に毎日撮影し、高度585kmの太陽同期軌道から一年を通して安定した日照条件で地表を観測する。
1機あたりの観測幅は28.3km、最長観測距離は1,356km。7機合わせて1日に最大230万km²を撮影する能力を有し、特定のエリアを指定して撮影する同社のタスキング技術と組み合わせ、顧客の情報収集や意思決定を支える。
GRUS-3は、地上分解能2.2mの画像を撮影できる。人の目が捉えることができる色彩のほか、植物の生育状況、沿岸域の藻場や地形などを観測できるセンサーを搭載している。
また、同社は、GRUS-3に使用する汎用バスシステムや望遠鏡の性能を検証するため、小型衛星「GRUS-3α(グルーススリーアルファ)」を今年6月以降に打ち上げる予定。
これにより、自社で運用する衛星コンステレーションを10機以上の体制に増強し、広範囲を高頻度に観測することを可能にする。精密農業、森林監視、地図作成のほか、環境、金融、不動産など幅広い分野の需要に対応し、地球観測データ活用を促進していく。
GRUS-3は、現在運用している5機の地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」と一体運用し、同社の衛星コンステレーションが拡張される。
同社は地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、世界30カ国以上の行政機関や民間企業にサービスを提供してきた。
7機のGRUS-3は、同一地点をほぼ同一時刻に毎日撮影し、高度585kmの太陽同期軌道から一年を通して安定した日照条件で地表を観測する。
1機あたりの観測幅は28.3km、最長観測距離は1,356km。7機合わせて1日に最大230万km²を撮影する能力を有し、特定のエリアを指定して撮影する同社のタスキング技術と組み合わせ、顧客の情報収集や意思決定を支える。
GRUS-3は、地上分解能2.2mの画像を撮影できる。人の目が捉えることができる色彩のほか、植物の生育状況、沿岸域の藻場や地形などを観測できるセンサーを搭載している。
また、同社は、GRUS-3に使用する汎用バスシステムや望遠鏡の性能を検証するため、小型衛星「GRUS-3α(グルーススリーアルファ)」を今年6月以降に打ち上げる予定。