●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●QPS研究所とJAXA、36機の小型SAR衛星による準リアルタイムデータ提供サービス事業開始

2020-02-29 23:54:47 | 人工衛星

 QPS研究所(福岡県福岡市、大西俊輔社長)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の下、小型SAR衛星による準リアルタイムデータ提供サービスについて、両者協力して事業コンセプトの検討、即ち、事業コンセプト共創を開始する。
 
 同共創の開始にあたり、QPS研究所とJAXAは、2020年2月26日に、「小型合成開口レーダー(SAR)衛星コンステレーションによる準リアルタイムデータ提供サービスの事業コンセプト共創」についての覚書を締結した。
 
 今回共創する準リアルタイムデータ提供サービス事業は、小型SAR衛星を36機同時に運用することで得られる、準リアルタイムといえる10分毎に観測したデータの利用を促進するもの。

 得られた画像データと気候データや市場・経済データ等とを組み合わせることで幅広い活用方法が期待されている。
 

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●宇宙探査●「はやぶさ2」、イオンエンジンの2回目の運転を5月に予定

2020-02-27 17:51:16 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、地球に帰還中の惑星探査機「はやぶさ2」の状況を明らかにした。

 これによると、イオンエンジンの1回目の運転を2019年12月にに終え、2020年5月ごろに2回めの運転を予定している。

 そして、2020年末に、小惑星「りゅうぐう」で採取した資料入りのカプセルを、地球に持ち帰る予定。

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●宇宙探査●三菱電機、JAXAから火星衛星探査計画(MMX)の開発担当メーカーに選定され本格的な開発に着手

2020-02-26 00:44:21 | 火星

 三菱電機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から火星衛星 探査計画(MMX)探査機システム(MMX 探査機システム)の開発担当メーカーに選定され、本格的な開発に着手した。  

 MMX探査機システムの特長は、次の通り。

 ①同社の人工衛星技術を結集し、世界初の火星衛星往還ミッションに貢献

 現在開発中の SLIM の高精度着陸技術や HTV で実証済みの航法誘導制御技術など、同社が持 つ軌道解析・軌道投入などの人工衛星技術を結集し、世界初の火星衛星往還ミッションに貢献。 

 ②「ピンポイント着陸技術」などにより、未知の火星衛星への確実な着陸に寄与

 火星衛星表面でのサンプル採取のため、SLIM で開発を進めている「ピンポイント着陸技術」 を活用し、火星衛星への確実な着陸・降下に寄与。新開発の衝撃吸収機構や着陸脚構造により、重力が小さな火星衛星への複数回着陸が可能。 

 ③探査機の最適なシステム設計と軌道設計により、運用の効率化と軽量化を実現

 探査機システムの構成を、火星近傍到着までの往路モジュールと火星衛星探査のための探査モ ジュール、地球に帰還する復路モジュールの3モジュール構成とし、役目を終えた機能を切り 離すことで運用の効率化と軽量化を実現。ロケットの打上能力範囲内に収めるため、最適な軌道設計により打上時質量の半分以上を占 める推薬(燃料)を最小化。

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●宇宙探査●JAXA、2024年9月に火星探査衛星を打ち上げ

2020-02-22 18:08:11 | 火星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、火星の衛星「フォボス」に着陸する米欧と協力する大型プロジェクトとなる探査計画「MMX」の概要を発表した。

 これによると、2024年9月に打ち上げ、2025年から約3年間をかけ火星本体とその衛星を探査し、2029年に地球帰還を目指す。

 火星から地球に物質を持ち帰る「サンプルリターン」を実施することにしており、これが実現すると世界初の試みとなる。

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●宇宙探査●JAXA、「革新的衛星技術実証ワークショップ」を3月5日に開催

2020-02-13 00:13:53 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2019年1月に革新的衛星技術実証1号機打上げてから約1年。1号機の成果と、革新的衛星技術実証プログラムの今後についてご紹介するワークショップを開催する。

 

 

開催日時:2020年3月5日(木)10時00分~17時45分 (終了後、懇親会も予定)

開催場所:秋葉原UDXギャラリー 4F Type-E(〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目14-1 アクセスマップ) 

定 員:250名(事前申込制) 

参加費:無料(懇親会費は別途) 

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●宇宙探査●H-IIAロケット41号機、情報収集衛星光学7号機を正常に分離 

2020-02-09 13:38:20 | 人工衛星

 三菱重工業株式会社は、種子島宇宙センターから2020年2月9日10時34分(日本標準時)に、情報収集衛星光学7号機を搭載したH-IIAロケット41号機(H-IIA・F41)の打上げ、ロケットは計画どおり飛行し、情報収集衛星光学7号機を正常に分離したと発表した。

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●宇宙探査●H2Aロケット41号機、9日午前10時34分に打ち上げ予定

2020-02-09 05:40:53 | 人工衛星

 情報収集衛星「光学7号機」を載せ、1月末に打ち上げが延期されたH2Aロケット41号機は、新たな打ち上げを9日午前10時34分を予定している。

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●宇宙探査●JAXA、HTV-X1号機からの超小型衛星放出技術実証における実施企業提案募集開始

2020-02-06 06:05:45 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、HTV-Xの技術実証プラットフォームとしての機能・性能を実証するため、HTV-X 1号機の技術実証項目の1つとして、超小型衛星放出ミッションを予定しており、JAXAが行う衛星放出システムの準備と並行して、衛星放出機会の民間企業への提供を行う。

 今後行う企業選定に向けて、実施企業によるユーザ開拓・営業活動期間をより長く確保するため、今回事前に公開した。

 

<公告予告>

 

件名:新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)1号機からの超小型衛星放出技術実証における搭載衛星インテグレーション等を行う実施企業提案募集

提案募集実施期間:2020年4月下旬~2020年7月(予定)

提案募集の概要:同提案募集は、HTV-X 1号機からの超小型衛星の放出において、衛星ユーザインテグレーション等を行う実施企業の選定を目的とする。

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