●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●ライヴ放送 宇宙の初日の出 宇宙と地上を“双方向”でつなげる人類初の試み「KIBO宇宙放送局」

2020-12-30 15:35:12 | 宇宙ステーション

 放送:BSテレ東(BS7) 2020年12月31日(木)  24時45分~25時45分  

 国際宇宙ステーション(ISS)から見える「宇宙の初日の出」を世界初の生中継する。松岡茉優と野口宇宙飛行士が双方向生交信で様々な企画を宇宙から届ける。

 KIBO宇宙放送局とは、宇宙航空研究開発機構JAXAと株式会社バスキュールの共同実証実験プロジェクト。地上400km上空を周回する国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」内のスタジオを活用し、長期滞在する宇宙飛行士とともに、宇宙に設置されたディスプレイを介して宇宙と地上を“双方向”でつなげる人類初の試み。

 国際宇宙ステーションから見える「宇宙の初日の出」を世界初の生中継。女優・松岡茉優がKIBO宇宙放送局のメインクルーとして番組を盛り上げ、さらに新年の希望のメッセージを携えて世界各国で活躍する著名人たちが続々登場。宇宙に現れるポケモンや、2020年に生まれた赤ちゃんの映像を素敵な音楽に乗せて宇宙からお届けする「Welcome to The Earth」など、史上初の斬新な企画が満載。

【出演者】

<地上クルー>
 
松岡茉優 カンニング竹山 青木源太アナウンサー (他)  

<宇宙MC>

 野口聡一JAXA宇宙飛行士(予定)・山寺宏一(声の出演)  

<中継出演>

近藤麻理恵・矢野顕子

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●宇宙探査<新刊情報>●「『はやぶさ2』のすべて ミッション&メカニカル編」(吉川 真監修/誠文堂新光社)

2020-12-23 11:00:19 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:「はやぶさ2」のすべて ミッション&メカニカル編~小惑星リュウグウ探査プロジェクト~

監修: 吉川 真(JAXA「はやぶさ2」ミッションマネージャー)

著者:「はやぶさ2」ミッションメンバー総勢45名

発行:誠文堂新光社

 同書は、太陽系の起源・進化と生命の解明、そして深宇宙探査技術の確立に挑む「はやぶさ2」の全貌がわかる、豊富な写真と図版で構成されたグラフィカルな科学解説本。小惑星探査の意義や目的、メカニック解説、ロケット打上げ、小惑星リュウグウ探査、人工クレーター生成、地球への帰還とサンプルリターン計画を時系列に紹介。執筆陣は、同書の監修を務める吉川真ミッションマネージャーをはじめ、津田雄一プロジェクトマネージャー、研究者やエンジニアなどのミッションメンバー総勢45名が、それぞれの担当項目を徹底解説。順風満帆に見える「はやぶさ2」プロジェクトだが、その裏では科学者たちのたゆまない努力、試行錯誤の連続であったことが分かる。ミッションメンバーたちの「はやぶさ2」にかける思いと情熱がつまった1冊。

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●宇宙探査●中国、火星の土壌サンプルを地球に持ち帰る計画

2020-12-21 17:28:54 | 火星

 中国は現在、火星探査機を2021年5月に火星に到着させ、火星の土壌サンプルを地球に持ち帰る計画を進めている。

 また、木星探査計画にも今後取り組むという。

 さらに、中国独自の宇宙ステーションを今後2年間をかけて完成させる計画でいるなど、中国の宇宙探査計画は着実に前進しているようだ。

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●宇宙探査●「はやぶさ2」のカプセル試料、目標の50倍を超える5.4gと判明

2020-12-19 10:17:28 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙探査機「はやぶさ2」が地球に届けたカプセルに入っていた小惑星「りゅうぐう」の試料は、約5.4gだったと発表した。

 目標であった0.1gの50倍を超える試料採取に成功した。

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●宇宙探査●中国探査機、月の試料持ち帰りに成功  

2020-12-17 06:56:15 | 月面探査

 月面で土壌などを採取した中国の無人探査機「嫦娥5号」が帰還し、月の試料の持ち帰りに成功した。

 米国、旧ソ連に次ぐ3カ国目で、44年ぶりの成功。

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●宇宙探査●民間月面探査「ハクト」 、管制室を東京・日本橋に開設

2020-12-16 12:30:15 | 月面探査

 アイスペース(ispace)は、12月9日、民間月面探査プログラム「ハクト(HAKUTO-R)」で使用するミッションコントロールセンター(管制室)を、東京都中央区日本橋に開設した。

 ミッションコントロールセンターは、ランダー(月着陸船)およびローバー(月探査車)等の宇宙機を地球から操縦するための司令室で、2022年に実施予定のMission1ではランダーの姿勢、温度などの状態をモニタリングし、ランダーへのコマンド(指令)やデータの送信、月までの航行中および月面からの画像や映像データの受信を行う。

 HAKUTO-Rでは、宇宙との通信のためにドイツにある欧州宇宙機関の欧州宇宙運用センター(ESOC)が保有するアンテナネットワークを使用する。

 東京のミッションコントロールセンターとESOCをつなぎ、ESOCのアンテナネットワークのうち、フランス領ギアナ、オーストリア・ニューノーシア、スペイン・セブロス、アルゼンチン・マラガ、ケニア・マリンディの5か所にあるアンテナを使って、月に向かうランダーと通信を行っていく。

 ミッションコントロールセンターは、6人のミッションディレクターを含む、約20名のアイスペースの人員によって運営をされる。ミッションで起こり得る課題を想定の上、運用テストおよびミッションのシミュレーションをおよそ6ヶ月かけて実施する。

 ミッション本番の期間中、特に打ち上げや着陸時などミッション期間中で最も重要なタイミングでは、24時間体制で宇宙機の管制を行う。また、2023年に実施予定のMission2では、実際に月面に降り立ったローバーの操縦体験も行う。

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●宇宙探査●「はやぶさ2」カプセル内のガス、リュウグウからのガスサンプルであることを確認

2020-12-15 17:45:04 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセル内のサンプルコンテナから採取したガスが、小惑星リュウグウからのガスサンプルであることを確認した。

 12月7日に豪州ウーメラ現地本部に設置されたQLF(Quick Look Facility)にてサンプルコンテナ内から採取されたガスの質量分析を行った結果、地球の大気成分とは異なることが示唆された。

 さらに、確認のためにJAXA相模原キャンパス地球外試料キュレーションセンターで同様の分析を12月10日から11日にかけて行い、サンプルコンテナ内のガスは小惑星リュウグウ由来のものであるとの判断に至った。

 なお、地球圏外から気体状態の物質のサンプルリターンは世界で初めて。

 引き続き、サンプルコンテナの開封作業を行うとともに、採取したガスについての分子組成や同位体組成の詳細な分析を初期分析チームにて行う。

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●宇宙探査ニュース●「はやぶさ2」のコンテナから「リュウグウ」由来のサンプル採取を確認

2020-12-14 22:01:15 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセル内のサンプルコンテナより、小惑星「リュウグウ」由来のサンプルを確認した。

 12月6日に豪州ウーメラにて回収された「はやぶさ2」再突入カプセルは、12月8日にJAXA相模原キャンパスに搬入され、以降、再突入カプセル内のサンプルコンテナの開封作業を行い、12月14日にサンプルコンテナ内部に小惑星「リュウグウ」由来と考えられる黒い砂粒状のサンプルを確認できた。

 これはサンプルキャッチャー(サンプルが格納される容器)の入り口に付着していた粒子と考えられる。

 引き続き、サンプルコンテナ内のサンプルキャッチャーの開封作業を行い、サンプルの取り出しと分析作業をキュレーションおよび初期分析チームにて行う。

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●宇宙探査●アイスペース、月面で採取するレゴリスをNASAに販売する世界初の月資源の商取引プログラムに採択

2020-12-09 09:35:29 | 月面探査

 アイスペースとその子会社であるアイスペース・ヨーロッパ(ルクセンブルク)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)による、月面で採取した月のレゴリス(砂)の販売に関する商取引プログラムに採択された。

 今回、同社は、月資源に関するNASAの2つの商取引プログラムに採択された。

 1つ目のプログラムでは、同社が、2022年に月面着陸をめざすMission 1で開発するランダー(月着陸船)を使用して、月のレゴリスを採取することが予定されている。

 2つ目のプログラムでは、同社と連携し、2023年に月面探査をめざすMission 2で使用するローバー(月面探査車)を使用して、レゴリスを採取することが予定されている(Mission 1とMission 2は、HAKUTO-Rプログラムとして実行する)。

 今回の取り組みは、世界初の月資源の採取に関する商取引であり、国際的な宇宙資源の商取引の最初の一歩になると考えている。これによって、日本とルクセンブルクが参加し米国が主導する有人宇宙探査「アルテミス計画」に合意している各国とのパートナーシップが加速することが期待される。

 さらに、宇宙資源に対する社会的な関心も高まることで、政府と民間による月探査への投資がさらに活発になり、地球と月のエコシステムを構築するという堂社のビジョンの実現に近づくきっかけになる。

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●宇宙探査●「はやぶさ2」のカプセル、JAXA相模原キャンパスへの輸送完了

2020-12-09 06:38:17 | 宇宙探査機

 豪州ウーメラにて回収された小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルは、12月8日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスに到着し、11時27分にキャンパス内の地球外試料キュレーションセンター内に搬入された。

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