●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●2月11日に「宇宙科学・探査と『おおすみ』」シンポジウムの開催

2020-01-30 20:06:32 | その他

 日本初の人工衛星「おおすみ」は、1970年に鹿児島宇宙空間観測所(内之浦)から打上げられました。それから50周年を迎える今年、これまでの50年を振り返りこれからの50年を展望する機会として、「おおすみ」打上げ日の2月11日にシンポジウムを行う。

 宇宙科学分野の探査の今後について、戦略的中型と公募型小型に加えて超小型探査機や軌道間輸送機などの新たな視点を含めて展望する。

日時:2020年2月11日(火・祝)13:00~16:30(12:30開場) 

会場:国立科学博物館 上野本館 日本館 講堂 

定員:170名(要予約・抽選・無料)

主催:JAXA 宇宙科学研究所
 
申込方法:申込締切 2月3日(月)15:00

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●エール、今年中に人工流れ星の実現に挑戦

2020-01-22 15:19:20 | 人工衛星

 ALE(エール、東京都港区、岡島礼奈社長)は、Rocket Lab社のエレクトロンロケットに搭載された人工流れ星の実現に挑戦する人工衛星2号機を、2019年12月6日に軌道投入に成功したが、ALEはこの2号機を利用し、2020年に世界初の人工流れ星の実現を目指す。場所等の詳細は現在検討中。

 2号機には軌道コントロール装置としてスラスターが搭載されている。ノズルからガスを放出することで、衛星高度を上下させることができる。それにより人工流れ星が発生する場所・日時を目標通りにコントロールすることが可能。

 2号機には、人工衛星初号機に搭載されていたホワイト、グリーン、ピンク、オレンジにブルーを加えた5色の流星源(人工流れ星の素)が400粒搭載されている。

<投入される軌道>高度400㎞付近
<軌道コントロール装置 >スラスター
<搭載した流星源の色数>5色(ホワイト、グリーン、ピンク、オレンジ、ブルー)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●2017年に関西地方を中心に目撃された火球、遠い将来に地球に衝突する可能性も

2020-01-15 13:59:17 | 宇宙

 2017年に関西地方を中心に目撃された火球(明るい流星)が、小惑星を起源としたものであることが明らかになった。この火球の起源である小惑星は遠い将来に地球に衝突する可能性もある。この流星体が小惑星から放出されたメカニズムを考察することは、天体の衝突から地球を守ることにもつながる重要な研究成果。

 国立天文台などの研究者から成る研究グループは、2017年4月29日未明(日本時間)に関西地方を中心に目撃された火球について、多地点で観測されたデータを解析した。

 「SonotaCo Network(ソノタコ ネットワーク)」と名付けられた監視カメラ群が国内12カ所で捉えた火球の観測画像から、火球の経路を算出した。その経路から求めた流星体の軌道は、地球接近小惑星「(164121) 2003 YT1」の軌道とほぼ一致していた。火球の元となった流星体は、この小惑星から放出されたと考えられる。

 この小惑星は、大小二つの天体が互いを回り合う二重小惑星。もともとは一つだった天体が、自転が速くなり二つに分裂したと推測されている。分裂の時期は過去1万年未満と推定できることから、分裂時に流星体が小惑星から放出されたとすれば、今回求められた軌道ともつじつまが合うことが分かった。

 今回の火球程度の流星体の大きさであれば、衝突しても地球環境への影響はないが、もっと大きな流星体や小惑星本体が地球に衝突すると、地球へ深刻な被害をもたらすことになりかねない。地球接近小惑星の監視や、小惑星からの物質放出の研究は、地球を守るためにとても重要。同研究では、流星科学の活用により、地球接近小惑星の潜在的な危険性に迫ることができた。(「国立天文台」ウェブサイトより)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査<新刊情報>●「第二の地球が見つかる日」(渡部 潤一著/朝日新聞出版)

2020-01-10 06:52:30 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:第二の地球が見つかる日~太陽系外惑星への挑戦~

著者:渡部 潤一 

発行:朝日新聞出版

 K2-18bは、本当に第二の地球なのか?第二の地球になるための条件、そして、惑星探査はどこまで進んでいるのか? 最先端の情報を元にして、今、最も注目を集めている天の川銀河の赤色矮星を中心に、宇宙の広がりを分かりやすく解説。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●HAKUTO-Rのコーポレートパートナーとして高砂熱学工業が参加

2020-01-02 07:15:34 | 月面探査

 民間初の月面探査を目指す宇宙ベンチャーのアイスペースのHAKUTO-R計画に、新しいコーポレートパートナーとして高砂熱学工業が加わった。

 これによって、HAKUTO-Rは、コーポレートパートナー7社、メディアパートナー3社となった。

 HAKUTO-R計画は、2021年にMission1「月面着陸」、2023年にMission2「月面着陸ならびに月面探査」の実現を目指している。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●宇宙探査●「MOMO」5号機、打ち上げを中止

2020-01-01 09:49:43 | ロケット

 ロケットベンチャー「インターステラテクノロジズ」(IST)は1月1日、小型ロケット「MOMO」5号機の打ち上げを予定していたが、機体配管から窒素が漏れるトラブルが発生したため打ち上げを中止した。

 今のところ、今後の打ち上げの見通しは立っていない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする