●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、「きぼう」からの超小型衛星放出事業者としてSpace BDと三井物産を選定

2018-05-31 17:00:33 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出サービスの事業者の選定について、平成30年2月23日より公募型企画競争を実施し、厳正なる評価の結果、Space BD並びに三井物産を選定した。

 JAXAでは「きぼう利用戦略」(平成29年8月第2版制定)に基づき、「きぼう」の利用事業について、民間等による事業自立化(民間への開放)を目指している。

 今回、その第一弾として、超小型衛星放出事業の事業者を選定した。

 ISSにおいて、「きぼう」だけが持つ強みであるロボットアーム及びエアロックの両機能を活かす独創的な超小型衛星ミッションの実施を目指し、JAXAは2012年に超小型衛星放出機構(J-SSOD)を開発した。2018年5月末日時点において、米国への放出機会の提供を含め、「きぼう」から200機以上の超小型衛星を放出している。

 今後は、今回選定した民間事業者ならではのアイデアにより、国内外に広く独自のサービスを提供することで、更なる超小型衛星放出の利用需要を拡大し、「きぼう」を含む地球低軌道利用の発展につなげる計画。

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●宇宙探査<新刊情報>●「系外惑星探査」(河原 創著/東京大学出版会)

2018-05-27 12:58:38 | ●宇宙探査<新刊情報>●
 

 <新刊情報>

 

書名:系外惑星探査~地球外生命をめざして~

著者:河原 創  

発行:東京大学出版会

 地球外生命は存在するのか―1995年に太陽系以外の惑星系が発見されてから、多くの研究者がこの問題に興味をもつようになった。系外惑星を発見し、そしてその性質を知るための方法とは。同書はその探査の背景にある論理をわかりやすく体系立てて解説

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●宇宙探査●JAXA、金井宇宙飛行士帰還を6月3日にYouTube JAXA Channelでライブ配信

2018-05-25 21:07:41 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)第54次/第55次長期滞在クルーの金井宣茂宇宙飛行士の帰還の模様を、6月3日にYouTube JAXA Channelでライブ配信することにしている。

 JAXAでは、この映像をパブリックビューイングすることを希望する企業や団体を募集している。

放送内容:ソユーズ宇宙船着陸

YouTube: JAXA Channel

放送日時:6月3日 21:15~22:15(予定)(放送時間:約60分)

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●宇宙探査●「JAXAシンポジウム 2018 ~Discover NEW! With new JAXA~」、7月5日に東京で開催

2018-05-23 13:26:39 | 宇宙政策

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今年度より第4期中長期計画期間を開始し、経営陣も新たな顔ぶれとなったが、7月5日、東京において「JAXAシンポジウム 2018 ~Discover NEW! With new JAXA~」を開催する。

 同シンポジュウムでは、JAXAの新しい方針を説明するとともに、欧州との共同プロジェクトである「BepiColombo」の打ち上げ時期を迎えることや「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到達を目前としている中、宇宙科学・宇宙探査に向けた、国際協力による宇宙探査の意義や方向性について議論する。

 同シンポジウムは事前申し込み制で、申込み受付開始は6月1日(月)以降にホームページで案内することになっている。

日時:平成30(2018)年7月5日(木)18:15~20:30 (開場 17:30予定)

会場::有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)

参加費:無料

定員:700名(先着順)

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●宇宙探査●留学生たちが設計・製作した3機の超小型衛星、JAXAに引き渡され今夏の放出に向け準備完了

2018-05-18 15:18:25 | 宇宙ステーション

 5月15日、ブータン、フィリピン、マレーシアの留学生たちが設計・製作した3機の超小型衛星がJAXA筑波宇宙センターにおいて、JAXAに引き渡され、今夏頃の放出に向けて衛星搭載作業が実施された。

 今回引き渡された衛星はBIRDSプロジェクトの第2弾(BIRDS-2)でJAXAと九州工業大学の戦略的パートナーシップ契約に基づき、「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出を行うもので、今後、ドラゴン補給船運用15号機(SpX-15)により米国フロリダ州から打ち上げられる予定。

 BIRDS-2は、日本、ブータン、フィリピン、マレーシアの4ヵ国が参加し、およそ1年間で、ブータン、フィリピン、マレーシアの各国がそれぞれ1機、計3機の1辺10cmの小型立方体からなるキューブサットと呼ばれる超小型衛星を開発した。

 それぞれの衛星の名称は「BHUTAN-1」(ブータン)、「MAYA-1」(フィリピン)、「UiTMSAT-1」(マレーシア)。ブータンにとっては自国初の人工衛星となる。

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●宇宙探査●「はやぶさ2」、リュウグウの撮影に成功

2018-05-16 14:07:55 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、5月11日に宇宙探査衛星「はやぶさ2」のイオンエンジンをいったん停止して、スタートラッカ(通常は恒星の位置を計測することで探査機の姿勢を推定することに使われる装置だが、今回は、カメラと同様に画像を撮影するモードで使用)によって小惑星「リュウグウ」の撮影を行った。

 これは、探査機からリュウグウの方向を観測することによって光学航法(探査機からリュウグウの方向を計測し、そのデータなどを利用してリュウグウと「はやぶさ2」の軌道をより正確に推定する)を行うため。

 撮影は、5月11日から14日にかけて、ほぼ1日おきに3回行った。1回の撮影では、数時間の間に3枚の画像を取得。撮影はすべて成功し、写っていたリュウグウの位置を正確に計測した。

 現在、このデータを使って、リュウグウと「はやぶさ2」の軌道を正確に求める作業を開始している。
 

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●宇宙探査<新刊情報>●宇宙ビジネス第三の波(齊田興哉著/日刊工業新聞社)

2018-05-14 11:12:20 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:宇宙ビジネス第三の波~NewSpaceを読み解く~

著者:齊田興哉

発行:日刊工業新聞社

 宇宙ビジネスに新しい企業が次々と参入し、連日ニュースを賑わせている現在の状況をNewSpaceと呼ぶ。米ソの開発競争、宇宙ステーションを軸とした国際協調という2つの波を越えて、NewSpaceは「第三の波」である。豊富な事例をビジネスモデルの切り口から解説し、読み解く一冊。

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●宇宙探査●「きぼう」超小型衛星放出プラットフォーム、文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞

2018-05-09 18:34:21 | 宇宙ステーション

 国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」の超小型衛星放出プラットフォームにおける取組みが、文部科学省が主催する「平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、科学技術賞・科学技術振興部門を受賞した。

 ISSから超小型衛星を放出できるのは、「きぼう」日本実験棟のみであり、これまでに、地球撮影や通信実験、各種技術実証用に国内外の大学や企業等が開発した超小型衛星を放出している。

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●宇宙探査●宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2018」、宇宙ビジネスアイデア募集

2018-05-05 20:47:43 | その他

 先進的な宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2018」が開催されるが、4月27日から5月31日までの間、専用ウェブサイト( https://s-booster.jp/)上で、宇宙ビジネスアイデアを募集する。

 「S-Booster2018」を通じて、宇宙という素材を活用したあらゆるビジネスアイデアを発掘し、メンタリング(人材育成)を通じて、その事業化を支援していく。

 今年は、メンタリング期間における技術的・専門的知見を有するメンター(助言者)の拡充や、副賞として最優秀賞金額1,000万円をはじめとする各賞の充実などを図ることで、ビジネスアイデアの事業化を更に強力に支援していく。

<「S-Booster2018」実行委員会>
  
     内閣府宇宙開発戦略推進事務局
     宇宙航空研究開発機構
     新エネルギー・産業技術総合開発機構
     ANA ホールディングス
     大林組
     スカパーJSAT
     日本航空
     ポーラ・オルビスホールディングス

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●宇宙探査●JAXAの小型ロケット「SS-520」5号機、ギネス世界記録に認定

2018-05-02 16:53:58 | ロケット

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット「SS-520」5号機(高さ9.54m、直径0.52m)が、「smallest orbital rocket(最小の軌道ロケット)」としてギネス世界記録に認定された。
 

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