●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、宇宙飛行士候補者2名決定

2023-03-01 10:36:12 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、この度、以下の2名を宇宙飛行士候補者として決定した。

 今回決定した宇宙飛行士候補者は、今後約2年間の基礎訓練を経て、訓練結果の評価により、JAXA宇宙飛行士に認定される。

 その後、搭乗が決定すれば、国際宇宙ステーション(ISS)での活動をはじめ、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面活動などの様々なミッションへ参画することとなる。

1. 決定した宇宙飛行士候補者

  諏訪 理 (すわ まこと)
  米田 あゆ (よねだ あゆ)

2. 今後の予定

 令和5年4月1日 :JAXA入社。令和5年4月以降 :オリエンテーションの後、基礎訓練を通じて必要となる科学・技術の知識、ISS/「きぼう」や国際宇宙探査等に係る知識や技量を修得し、それらの訓練結果を評価のうえ、JAXA宇宙飛行士に認定される。

3.宇宙飛行士候補者の略歴

氏 名:諏訪 理 
年 齢:46歳(1977年生まれ)
現 職:世界銀行 上級防災専門官
出生地:東京都
経 歴:2007年 6月プリンストン大学大学院地球科学研究科修了
    2008年 1月青年海外協力隊にてルワンダ国派遣
    2010年 11月国際連合・世界気象機関(WMO) 入社
    2014年 3月世界銀行 入行
    現在に至る

氏 名:米田 あゆ 
年 齢:28歳(1995年生まれ)
現 職:日本赤十字社医療センター 外科医師
出生地:東京都
経 歴:2019年 3月東京大学医学部医学科 卒業
    2019年 4月東京大学医学部附属病院 入職
    2021年 4月日本赤十字社医療センター 入職
    2022年 10月虎の門病院 派遣
    現在に至る

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●宇宙探査●宇宙分野のビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2022」、MJOLNIR SPACEWORKSが受賞

2022-12-23 11:11:27 | その他

 内閣府が主催する宇宙分野のビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2022」は、安全かつ低コストで大量生産が可能な打ち上げ用ロケットエンジンを開発する日本企業「MJOLNIR SPACEWORKS」が最優秀賞を受賞した(ベンチャーキャピタルのRiskTakerが選定する「RiskTaker賞」も併せて受賞)。

 「S-Booster 2022」は、日本およびアジア・オセアニア地域の個人、およびグループを対象とした宇宙分野のビジネスアイデアコンテストで、今年が5回目。

 最優秀賞に選ばれたMJOLNIR SPACEWORKSは、小型衛星などの打ち上げニーズが高まるなか、高コストで生産に時間がかかる従来型の液体燃料エンジンではその需要を満たすことができないことから、はるかに低コストで大量生産が可能な「ハイブリッドエンジン」を考案。液体酸素とプラスチックからなるシンプルな構造で、安全性が高いことを特徴としている。

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●宇宙探査●民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」が完成

2022-12-22 23:19:31 | その他

 和歌山県串本町に日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」が完成した。

 発射場全体の面積は約15ヘクタールで、宇宙事業会社「スペースワン」が2023年2月末ごろに、第1号機を打ち上げる予定。打ち上げるロケットは固体燃料3段式。全長約18メートルの小型で、重さ約23トン。

 2020年代半ばには、年間20機を打ち上げる計画。

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●宇宙探査●学習院大学とスペースBD、国内大学初となる全学共通科目「宇宙利用論」2023年度開講

2022-03-21 06:39:58 | その他

 学習院大学と宇宙産業における総合的なサービスを展開するスペースBD(Space BD:東京都中央区、永崎将利社長)は、「宇宙利用」をテーマとした文理融合の学びと実践の場の提供を通じ、これからの社会で活躍する人材を輩出するためのカリキュラムの共同開発に向け協定書を締結した。

 学習院大学では、これまでの人文・社会・自然科学が積み重ねてきた基礎から応用に至る研究を連携・融合した総合知による教育研究活動として、2023年度より全学部生を対象とした全学共通科目として「宇宙利用論」を開講する。

 宇宙利用論は、地球を含むすべての天体・宇宙空間の開発及び利用を研究対象とした学習院大学が提唱する新学術研究。

 宇宙利用論の開講に向けて、学習院大学とスペースBDは、大学が提供する文理融合の教育研究に加え、スペースBDが展開するビジネスの両面で知見を深める実践的な学びの場の提供を通じ、これからの社会で活躍する人材の育成を目的に、産学連携でカリキュラムを開発していく。 

 大学がベンチャー企業と産学連携協定を締結し、宇宙利用に関する全学共通科目を共同開発する取り組みは国内大学初の事例。

 学習院大学とスペースBDは、既に宇宙利用論開講に向けた取り組みを2021年度から開始している。2021年12月には、3日間の特別授業として「宇宙ベンチャー概論」を開講し、有志の学生に対し、スペースBD代表取締役社長による宇宙ビジネスの今や、会社創業に至るまでのストーリーについての講演、エンジニアによる宇宙の技術とビジネスを学ぶ講義、宇宙ビジネスを実際に考えプレゼンテーションするワークショップを実施した。<Space BD>

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●宇宙探査●JAXA、「宇宙・地上双方の暮らし」をより良くする新たな事業創出を目指した提案募集  

2022-01-20 21:44:54 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2020年度から実施中の「THINK SPACE LIFEプラットフォーム」の一環として、新たにTHINK SPACE LIFE アクセラレータプログラムを立ち上げ、広く事業提案を募集することとした。

 同プログラムを共催する募集事業者6社の事業領域と宇宙生活の課題・ニーズから設定された6つのテーマ毎に事業提案を募り、選定された提案については各募集事業者と提案事業者との共同開発を進めることで、地上での新しい事業創出と宇宙での実装を目指す。JAXAは募集、ワークショップ開催やメンタリング等を通じて支援を行う。

 また、同プログラムでは、選定された事業提案に対し、さまざまな環境の下で地上実証する機会の提供・拡充も図っている。オフグリッド環境の提供事業者に加えて、今回新たに、都市型環境、航空機内環境の提供事業者2社との連携を開始する。



【「THINK SPACE LIFEアクセラレータプログラム2021」事業提案募集<概要>】

〇主催:国立研究開発法人宇宙航空開発研究機構
〇共催(募集事業者):株式会社資生堂、株式会社ニトリ、日本たばこ産業株式会社、株式会社パル、有人宇宙システム株式会社、株式会社ワコール(五十音順)
〇募集期間:2021年12月13日(月)~2022年2月13日(日)23:59まで
〇応募資格:日本の法律に基づき適法かつ有効に設立され、かつ存続する法人
〇募集テーマ:

  1生活リズム/体内リズムの見える化と適正化による美の実現 (株)資生堂 
  2宇宙・地上双方で活用できる睡眠の質を向上する循環型機能性商品の開発 (株)ニトリ 
  3宇宙・地球における、ストレス状態を緩和する"チルアウト"の実現 日本たばこ産業(株) 
  4地上でも宇宙でも「ちょっと幸せな日常」を提供する商品開発 (株)パル 
  5持続可能な自己管理行動を支える遠隔・健康管理支援サービスの開発 有人宇宙システム(株) 
  6非重力負荷環境を見据えたフットケア/ヘルスケアの実現 (株)ワコール

〇募集ページ:https://eiicon.net/about/think-space-life2021/外部リンク
〇募集要項:https://eiicon.net/about/think-space-life2021/application-requirements.pdf

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●宇宙探査●JAXA、高校生を対象に「エアロスペーススクール(オンライン)」(1月22日)開催

2021-01-06 11:29:07 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターでは、宇宙航空分野の最前線で働くJAXA職員からの仕事内容の紹介、参加者と職員との交流、360度カメラを用いた模擬施設・設備見学などをオンラインで参加することができる、高校生を対象とした「エアロスペーススクール(オンライン)」を開催する。

【概要】

主  催 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
対  象 高等学校、中等教育学校後期課程(4~6学年)または高等専門学校(1~3学年)に在籍する日本国籍の生徒及び学生
応募資格 日本語での受講が可能なこと。Zoom及びYouTubeでの受講が可能なこと。
参加方法 先着90名(事前応募制)
参加費用 無料(通信料は、各個人の負担。wi-fi 等のインターネット接続環境がない場合は、多大な通信費がかかる場合がある)

① 筑波エアロスペーススクール(オンライン)(第1回)

開催日:2021年1月22日(金)16:30~18:00(筑波は2021年2月19日(金)に第2回を開催予定)

プログラム:ロケットの開発と打ち上げ
       ~卒業生が語る、宇宙の"夢"との向き合い方~
      高品質タンパク質結晶生成実験
       ~「きぼう」日本実験棟を利用した新薬設計支援~
      追跡管制というお仕事
       ~ミッション成功になくてはならない存在:はやぶさ2のあの時~
      施設・設備見学の模擬体験『JAXA筑波宇宙センター』
      職員との対話

応募期間:2020年12月23日(水)17:00 ~ 2021年1月10日(日) 24時(定員に達した時点で受付を締め切る)

参加招待状の通知:2021年1月20日(水)午後

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●宇宙探査●インターステラテクノロジズ、オンライン面接での入社希望者募集

2020-10-04 00:03:55 | その他

 インターステラテクノロジズは、この度、宇宙開発に本気で取り組む「ホリエモンのロケット採用」と題して、同社ファウンダーである堀江貴文が自ら最終面接を行う採用活動を行う。

 自身もロケットオタクと言われるほどロケットに詳しく本気で宇宙開発に挑む堀江だが、今回の採用活動では、ロケットに関する知識経験は問わず、ものづくりに対する情熱やこれまでの経験やスキルについて訊く。

 「いつか宇宙やロケットに関する仕事がしたかった」「日本に新たな産業をつくる手伝いがしたい」「スタートアップで新たなことにチャレンジしたい」など、多くの方のエントリーを期待している。

◇ 

《10/16(金)ホリエモンのロケット採用 会社紹介セミナー概要 》

■日時:2020年10月16日(金)19:00~20:00

■参加方法:Zoomウェビナー

■プログラム:トーク、会社紹介
         インターステラテクノロジズとは?
         なぜ、僕らは本気で宇宙を目指すのか?
         Q&A
         応募フローについて

■登壇者:堀江 貴文(インターステラテクノロジズ株式会社 ファウンダー)
     稲川 貴大(インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役社長)

■申し込み方法:①Peatixのイベントページからエントリー
           (URL:https://ist201016.peatix.com)
           【エントリー締め切り:2020年10月15日(木)12:00】

        ②エントリー者には、当日参加するためのzoomのURLを送る。

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●宇宙探査●JAXA、宇宙教育教材「ロケット編」「はやぶさ2編」を公開

2020-05-07 06:20:38 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2020年度からプログラミング教育が小学校で実施、また2021年度からは中学校で拡充されることをうけ、宇宙教育教材の開発を行い、すでに「人工衛星編」「地球観測編」の2つを公開しているが、この度「ロケット編」「はやぶさ2編」を公開した。

 「ロケット編」は、ロケット打上げゲームを作りながら、プログラミングの基礎およびロケットの特徴を学ぶ教材。

 「はやぶさ2編」は、はやぶさ2が小惑星リュウグウで行ったタッチダウン運用をプログラミングで再現する教材。

 どちらも、プログラミングの基礎に宇宙の要素を取り入れた内容となっており、小学生~中学生まで幅広く使える教材。これからプログラミング学習を開始する方はもちろん、基礎を学習したあとの復習としても活用できる。

 個人での利用、授業のような教育活動での目的なら、誰でも利用可能。事前準備として、Scratchのインストールと同教材のダウンロードが必要だが、パソコンとインターネット環境さえあれば実施可能。

 現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛となっている家庭でも簡単に取り組むことができる。

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●宇宙探査●JAXA、「革新的衛星技術実証ワークショップ」を3月5日に開催

2020-02-13 00:13:53 | その他

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2019年1月に革新的衛星技術実証1号機打上げてから約1年。1号機の成果と、革新的衛星技術実証プログラムの今後についてご紹介するワークショップを開催する。

 

 

開催日時:2020年3月5日(木)10時00分~17時45分 (終了後、懇親会も予定)

開催場所:秋葉原UDXギャラリー 4F Type-E(〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目14-1 アクセスマップ) 

定 員:250名(事前申込制) 

参加費:無料(懇親会費は別途) 

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●宇宙探査●2月11日に「宇宙科学・探査と『おおすみ』」シンポジウムの開催

2020-01-30 20:06:32 | その他

 日本初の人工衛星「おおすみ」は、1970年に鹿児島宇宙空間観測所(内之浦)から打上げられました。それから50周年を迎える今年、これまでの50年を振り返りこれからの50年を展望する機会として、「おおすみ」打上げ日の2月11日にシンポジウムを行う。

 宇宙科学分野の探査の今後について、戦略的中型と公募型小型に加えて超小型探査機や軌道間輸送機などの新たな視点を含めて展望する。

日時:2020年2月11日(火・祝)13:00~16:30(12:30開場) 

会場:国立科学博物館 上野本館 日本館 講堂 

定員:170名(要予約・抽選・無料)

主催:JAXA 宇宙科学研究所
 
申込方法:申込締切 2月3日(月)15:00

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