米SpaceX社および米国航空宇宙局(NASA)は、若田宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船「Crew-5」の打上げについて、ハリケーンの接近に伴う影響を考慮し、 打上げ予定日時を2022年10月6日(木)1時00分(日本時間)に再延期した。
米航空宇宙局(NASA)と米ジョンズ・ホプキンズ大は、衛星探査機「DART」を小惑星ディモルフォスに突入させ、軌道を変更させる実験に成功した。
これは、地球に衝突しそうな小惑星の軌道をずらして地球を守る「プラネタリーディフェンス(惑星防衛)」の確立に向けて行われたもの。
米航空宇宙局(NASA)は、米東部時間26日(日本時間27日)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターでの打ち上げが2度延期されていた「アルテミス1」(新型ロケット「SLS」と有人宇宙船「オリオン」)を、発射場から組み立て棟に戻す。
このためアルテミス1の次の打ち上げは、早くても10月後半以降となる見込み。
国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう若田宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船5号機(Crew-5)の打上げは、2022年10月4日(火)01時45分(日本時間)に決定した。
なお、上記の日時は、ISSの運用状況等に応じて変更される可能性があり、最終的な日時は改めて発表される。
米航空宇宙局(NASA)は、月探査ミッション「アルテミス I」を9月23日~27日に実施すると発表した。
今回で4回目の挑戦。
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、小惑星の軌道を変更させる探査機「DART(Double Asteroid Redirection Test:二重小惑星方向転換試験)」を2021年11月に打ち上げたが、2022年9月27日8時14分(日本時間)に、二重小惑星の衛星であるディモルフォスに衝突させる。
今回のミッションのターゲットは、小惑星「ディディモス」(直径780m)とその衛星「ディモルフォス」(直径160m)からなる二重小惑星。
今回は、地球にある小惑星が衝突する確率が高いと判断された場合に、事前に衝突体をぶつけて小惑星の軌道を変えることで、地球に甚大な被害をもたらす衝突を回避させる初の試み。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット初号機の今年度中の打ち上げを目指すと発表した。
H3ロケットは、H2Aロケットの後継として三菱重工業と共同で開発している大型ロケットで、新型エンジンの不具合を解決する見通しが立った。
2022年11月に、発射場で燃料タンクと組み合わせた最終的な燃焼試験を実施する。
米航空宇宙局(NASA)は、宇宙船「オリオン」を搭載した月面探査新型ロケット「SLS」の発射を再延期した。
次の打ち上げ予定は、9月後半以降になる見込み。