●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●H-IIAロケット42号機によるUAEの火星探査機「HOPE」、7月15日 に種子島宇宙センターから打ち上げ

2020-06-27 22:23:15 | 火星

 三菱重工業は、H-IIAロケット42号機(H-IIA・F42)による、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関であるMBRSC(The Mohammed Bin Rashid Space Centre)のUAE火星探査機 「HOPE」を、7月15日(水)に種子島宇宙センターから打ち上げる。



打上げ予定日:2020年7月15日(水) 

打上げ予定時刻:5時51分27秒(日本標準時)

打上げ予備期間:2020年7月16日(木)~2020年8月13日(木) 

打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場 

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●宇宙探査●JAXA、地球観測データを用いた新型コロナウイルス感染症に対する解析Webサイト公開

2020-06-26 23:38:28 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がもたらす影響を宇宙から把握するために米国航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)と協力して、地球観測衛星データによる地球環境や社会経済活動などの変化を解析しているが、この協力における衛星データの共同解析結果を以下の3機関共同Webサイトで2020年6月25日から公開した。

 新型コロナウイルス感染症による影響や事象の把握において、客観的な視点や情報として活用することができる。



 地球観測データを用いたCOVID-19に対する解析Webサイト「Earth Observing Dashboard」(サイトURL:http://eodashboard.org )

 また、3機関共同Webサイトの公開と併せて、COVID-19に対するJAXA独自の解析結果について、以下のポータルサイトを2020年6月25日から公開した。

 COVID-19に関わるJAXA衛星データポータルサイト:「JAXA for Earth on COVID-19」(日本語版:http://earth.jaxa.jp/covid19/、 英語版:http://earth.jaxa.jp/covid19/en/) 

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●宇宙探査●JAXA、NECが開発・製造するベトナム向け地球観測衛星をイプシロンロケットに搭載して2023年に打ち上げ

2020-06-24 06:55:17 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、NECが開発・製造するベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1(ロータスサット・ワン)」をイプシロンロケットに搭載して内之浦宇宙空間観測所から打ち上げることについてNECとの間で受託契約を締結した。

 同打上げは2023年を予定しており、イプシロンロケットとして海外衛星ペイロードの打上げを受託したのは初めて。

 イプシロンロケットは、わが国がペンシルロケットから60年以上にわたり蓄積してきた固体燃料ロケット技術を結集させたロケットであり、現在JAXAではH3ロケットとのシナジー効果を発揮させて国際競争力を強化することを目的に「イプシロンSロケット」プロジェクトを進めている。
 
 「LOTUSat-1」はこのイプシロンSロケットプロジェクトの実証機で打ち上げる予定。

【イプシロンSロケット概要】

<打上げ能力> 
SSO軌道:600kg以上(高度350~700km)(エクストラ目標:800kg以上(高度350km))
LEO軌道:1,400kg以上(高度500km、軌道傾斜角31.1deg)

複数衛星打上げに対する拡張性を確保 

軌道投入精度:高度誤差±15km以下、軌道傾斜角誤差を±0.15deg以下 
衛星搭載環境:世界トップレベルの音響・振動・衝撃環境 
標準打上げ価格:世界の小型衛星打上げ市場で競争可能な価格帯 
打上げスロット:3か月に2機以上打上げ可能 
契約から打上げまでの期間:12か月以内 
衛星受領から打上げまでの期間:10日以内 
レイトアクセス(打上げ前の搭載衛星へのアクセス):打上げ3時間前まで対応可能 

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●宇宙探査●観測ロケット「MOMO5号機」、打ち上げに失敗

2020-06-14 14:51:48 | ロケット

 インターステラテクノロジズ(北海道広尾郡大樹町、稲川貴大社長)は、 2020年6月14 日(日)午前5 時 15 分、観測ロケット「えんとつ町のプペルMOMO5号機」の打上げを北海道大樹町にて実施したが、ロケットは打上げ約 70秒後にエンジンを手動で緊急停止し、宇宙空間には届かず、警戒区域内の海面へ落下した。

 同社では、今回の打上げにおいて、多くの成果が得られ、今後のロケット開発に向けての大きな前進となったとしている。

打上時刻:2020年 6月 14日(日) 5時 15分 0秒
飛行中断時刻:5時 16分 10秒
燃焼時間:68〜 70秒
最高高度:11.5km
着水時刻5時 18分 52秒
着水位置:射点より約 4km の海上

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●宇宙探査<新刊情報>●「アインシュタインの影」(セス・フレッチャー著/三省堂)

2020-06-12 21:44:20 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:アインシュタインの影

著者:セス・フレッチャー

出版:三省堂

 銀河の中心にある巨大ブラックホール。その見えざる影を追いかけた科学者たちの物語。渡部潤一国立天文台副台長・教授による「解説」では、ブラックホールの撮影プロジェクトで、日本チームが果たした役割についても補足。

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●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙開発の未来年表」(寺門和夫著/イースト・プレス)

2020-06-04 23:07:00 | 天体観測施設

 

<新刊情報>

 

書名:宇宙開発の未来年表

著者:寺門和夫 

発行:イースト・プレス

 2022年 宇宙ホテル開業、2024年 人類2度目の月面着陸、2030年 火星に人類到達。人類宇宙進出へ怒涛の2020年代が始まった。観光、衛星、ロケット、惑星探査、世界の最新宇宙開発を一挙紹介。2020年は宇宙観光元年。これ一冊でこれからの宇宙計画のすべてがわかる本。

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●宇宙探査●インターステラテクノロジズ、緊急支援クラウドファンディング3500万円を突破

2020-06-02 06:53:26 | ロケット

 ロケット開発ベンチャー企業のインターステラテクノロジズ(北海道広尾郡大樹町、稲川貴大社長)は、新型コロナウイルスの影響で、5月2日に予定していたロケット「MOMO5号機」の打上げを延期し、緊急支援クラウドファンディングを開始した。

 目標金額を900万円(2019年秋に実施したMOMO5号機のクラウドファンディングと同額)と設定したが、開始からわずか10時間足らずで目標を達成、また1日半で2000万円を突破し、5月8日(金)15時時点では3548万2570円、支援者は、1990名に達した。

 また、緊急支援クラウドファンディングの1000万円コースのリターンであった「MOMO5号機ネーミングライツプラン」は、西野亮廣エンタメ研究所(オンラインサロン、オーナー:西野亮廣)が購入し、「えんとつ町のプペルMOMO5号機」と命名された。名称の由来は、西野亮廣エンタメ研究所オーナーの西野亮廣氏が脚本&監督となり完全分業制で制作した絵本「えんとつ町のプペル」による。

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●宇宙探査●米新型宇宙船「クルードラゴン」、ISSとのドッキングに成功

2020-06-01 07:21:43 | 宇宙ステーション

 宇宙飛行士2人を乗せた新型宇宙船「クルードラゴン」が国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
 
 この成功を基に、今年8月30日に本番の打ち上げを行い、野口聡一宇宙飛行士が米国人飛行士3人と、ISSでの半年間の長期滞在に向かうことになる。

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