●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●JAXA、12月17日の金井宇宙飛行士搭乗のソユーズの打上げをインターネットでライブ配信

2017-11-30 10:16:55 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)第54次/第55次長期滞在クルーの金井宇宙飛行士が搭乗するソユーズ「MS-07宇宙船(53S)」の「打上げ」および「ハッチオープン・ISS入室」の模様をインターネット(YouTube)においてライブ配信する。

 日時(予定):<ソユーズ打上げ>         12月17日(日)午後(日本時間)【約60分】

         <ハッチオープン・ISS入室>    12月19日(火)夜(日本時間)【約60分】

 なお、この映像を、パブリックビューイングを希望する企業や団体を募集中。

 

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●宇宙探査●JAXA、12月23日のH-IIAロケット37号機打ち上げをインターネットで生中継

2017-11-27 14:44:16 | 人工衛星

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット37号機による気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)&超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)の打ち上げの模様を、種子島宇宙センターからインターネットを通じて生中継する。

 放送予定日時(2017年11月15日現在):2017年12月23日(土/祝)10:10~12:20

 なお、この映像を、インターネット、携帯電話・スマートフォン、タブレット端末などに配信を希望する配信会社、放送を希望する放送局(CS、CATV局、IP放送局含む)、パブリックビューイングを希望する科学館、街頭ビジョン、学校などを公募している。

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●宇宙探査<新刊情報>●「宇宙を見た人たち」(二間瀬敏史著/海鳴社)

2017-11-24 14:40:26 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:宇宙を見た人たち~現代天文学入門~

著者:二間瀬敏史

発行:海鳴社

 銀河までの距離、ブラックホール、超新星、宇宙の進化など・・・。天文学で本当に基本的な知識を届けてくれた人は誰だったのだろうか?アインシュタインやガモフ、ホーキングなど超有名人の名が挙がるのはもちろんだが、他にも地味な研究を積み重ね、その後の天文学に絶大な貢献をした人たちも少なくない。同書は、研究者の人柄や生い立ちを交えた伝記集で、一般にはほとんど無名だった人たちにも焦点を当てたバランスのとれた(大半を物故者に限定したことを除いてだが)人選になっている。

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●宇宙探査●QPS研究所、2020年までに小型の地球観測衛星2機打ち上げ

2017-11-22 14:20:58 | 人工衛星

 宇宙ベンチャー企業のQPS研究所(福岡市、大西俊輔社長)は、2020年までに小型の地球観測衛星2機を打ち上げる。

 同衛星は天候や昼夜にかかわらず地上の撮影ができる。例えば、災害時などにヘリやドローンが飛ばせない場合でも、現場を確かめられる。

 19年前半に1機目、20年3月ごろに2機目、合計36機の打ち上げを目指し、全てそろえば、世界中のほぼどこでも約10分以内に撮影可能となる。

 QPS研究所は、「九州発の小型人工衛星を作ろう」を合言葉に、九州大学の学生が取り組むQTEXプロジェクトなどがベースとなり、2005年に設立された。「QPS」はQ-shu Pioneers of Spaceを意味する。

 同研究所は、収納性が高く、軽量で大型のアンテナを開発することで電力とアンテナのハードルを乗り越え、1mの高分解能でありながら、従来の20分の1の質量の100kgへの軽量化、コストも従来の約100分の1を実現できるなど、常識を超えるイノベーションを実現してきた。

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●宇宙探査●JAXA、月極域探査に関するワークショップ、12月8日、12月9日に開催

2017-11-20 18:05:48 | 月面探査

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が調査研究している月極域で水氷探査を行う月極域探査について、その状況と今後の検討計画等を紹介し、国際協力を視野に国内の可能性を探索する活動の一つとして観測機器や探査機の検討に向けた提案・要望等を議論するためのワークショップを開催する。

日時:平成29(2017)年12月8日(金)10:00~17:30/12月9日(土)10:00~17:30

場所:TKP東京駅前 ホール5A(予定)

対象:月極域探査に関心がある民間事業者、大学等

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●宇宙探査<新刊情報>「ニッポン宇宙開発秘史」(的川泰宣著/NHK出版)

2017-11-15 15:03:08 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:ニッポン宇宙開発秘史~元祖鳥人間から民間ロケットへ~
 
著者:的川泰宣

発行:NHK出版(NHK出版新書)

 敗戦国の日本が始めた宇宙開発は、いまや世界トップレベルの技術を持つに至った。同書は、笑いあり涙ありの舞台裏をまじえて、その道のりを活写。逆境と克服を繰り返した歴史を辿ると、日本が持つ真の力と今後の行く末が見えてきた。 なぜ私たちは宇宙をめざすのか? 民間ロケットや「みちびき」は何をもたらすのか? “宇宙教育の父”である第一人だけが知る舞台裏と感動ドラマ。

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●宇宙探査●JAXA、SS-520 5号機による超小型衛星を12月25日に打上げ

2017-11-13 18:11:33 | ロケット

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今年1月のSS-520 4号機の実験失敗に対する対策を施し、民生技術を用いたロケットSS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、下記のとおり実施する。

実験期間:平成29(2017)年12月25日(月)~平成30(2018)年1月31日(水)(実験予備期間を含む) 

実験場所:内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)

打上げ予定日: 平成29(2017)年12月25日(月) 10:00~14:15(日本標準時)

SS-520 5号機主要諸元:

     全長 9.54 m
     直径 0.52 m(代表径)
     全備重量 2.6 ton
     燃料 固体燃料
     段構成 3段式
     打上げ能力 低軌道に4kg以上
     打上げ場所 内之浦宇宙空間観測所
     打上げ方式 ランチャ滑走方式(吊下げ式)  

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●宇宙探査●民間月面探査チーム「HAKUTO」 、月面探査車「SORATO(ソラト)」の打ち上げを来年1~3月に延期

2017-11-08 13:49:13 | 月面探査

 世界初の月面探査の国際レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一挑戦する民間の月面探査チーム「HAKUTO(ハクト)」は、当初月面探査車「SORATO(ソラト)」を今年12月28日に打ち上げの予定だったが、来年1~3月に延期すると発表した。

 日本発の民間月面探査チーム「HAKUTO」とレースを主催する米XPRIZE財団は、2017年11月6日〜7日の2日間ミッションプラン審査会を実施した結果、HAKUTOとXPRIZE財団の双方でミッションの達成基準を確認した。

 HAKUTOは、インドを拠点とする「TeamIndus(チームインダス)」と相乗り契約を結んでいる。

 TeamIndusが開発する月着陸船(ランダー)に、開発中の月面探査ローバー「SORATO(ソラト)」を搭載して、インドのサティシュ・ダワン宇宙センターからPSLVロケットで打ち上げを行う計画。

 実際に月面を走行するSORATOは現在製造の最終段階で、製造完了後インドへの輸送は今年12月を予定している。

 またHAKUTOは、レース期限である2018年3月31日までにミッション達成できるよう、TeamIndusと打ち上げ日の協議を進めていく。

 HAKUTOは、今年12月のSORATO輸送後は、ローバー操縦訓練や管制室の準備などと並行してチームインダスのサポートを続け、レース期限である2018年3月31日までにミッション完了を目指す。

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●宇宙探査●野口聡一宇宙飛行士、国際宇宙ステーション長期滞在決定

2017-11-08 13:32:34 | 宇宙ステーション

 野口聡一宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)第62次/第63次長期滞在搭乗員に決定した。

 2019年終わり頃から約6ヶ月間滞在する予定。
 
 野口宇宙飛行士は、1996年にJAXA宇宙飛行士として選抜されたのち、2005年7月には、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)としてスペースシャトルの飛行再開ミッションに搭乗した。

 また、2009年12月には、JAXA宇宙飛行士として初めてソユーズ宇宙船に搭乗し、ISS第22次/第23次長期滞在搭乗員のフライトエンジニアとしてISSに161日間滞在した。

 今回が3回目の宇宙飛行となる。

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●宇宙探査●銀河「メシエ 77」の超巨大ブラックホール、衛星銀河の合体がブラックホールに活を入れる

2017-11-01 14:28:38 | 宇宙

 銀河「メシエ 77」は、中心核からジェットや強烈な光を出している活動銀河として有名だが、みかけは穏やかな渦巻銀河なので、なぜ中心核が活動的なのか、これまで謎とされていた。

 「メシエ 77 (または NGC 1068) 」は、その中心に莫大なエネルギーを放出する「活動銀河核」を持っている事で有名な銀河。今から 70 年以上も前、アメリカの天文学者カール・セイファートによって初めて研究されたため、セイファート銀河と呼ばれています。エネルギーを生む「エンジン」の正体は、銀河の中心に潜む超巨大ブラックホールだと考えられている。「メシエ 77」の場合、超巨大ブラックホールの質量は、実に太陽 1000 万個分に及ぶと考えられている。

 今回、国立天文台と放送大学の研究チームがすばる望遠鏡で撮影したところ、遠い過去に起きた「事件」の存在が浮かび上がってきた。

 この銀河は穏やかなうわべとは対照的に、実は数十億年前にそばにあった別の小さな銀河を飲み込んで、中心核にある超巨大ブラックホールに活を入れていたのである。

 これは、「メシエ 77」中心核活動の起源を解明する上で重要な成果。

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