●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●宇宙ビジネスアイデア大会「S-Booster(エスブースター)2019」、11月25日に最終選抜会開催

2019-10-29 22:23:12 | その他

 内閣府宇宙開発戦略推進事務局などが主催する宇宙ビジネスアイデア大会「S-Booster 2019」最終選抜会が11月25日に開催する。

 「S-Booster」は、優れた宇宙ビジネスアイデアの発掘を目的として2017年にスタートした。3回目の開催となる今年は、募集地域を日本のみならずアジア・オセアニア地域へ拡大展開、昨年度に引き続き最高賞金1,000万円を準備し、充実した事業化支援を行う。

 「S-Booster 2019」では、3月1日より5月7日まで、新たな宇宙ビジネスアイデアの募集を行い、日本国内から約200件、アジア・オセアニア地域からは8つの国と地域から約100件もの応募があった。    

 最終選抜会当日は、日本及びタイ・バンコクで開催された二次選抜会を通過し、専門家によるメンタリングを経てブラッシュアップされた合計12チームのファイナリストが集結し、選りすぐりの宇宙ビジネスアイデアを発表する。

 

 ◇

 

1.開催日時:令和元年11月25日(月)13:30~17:50(予定)  

2.場所:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 5F)

 

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●宇宙探査●アイスペース、スミソニアン航空宇宙博物館に月面探査ローバー「SORATO」を寄贈

2019-10-26 20:29:44 | 月面探査

 アイスペースは、スミソニアン航空宇宙博物館に、史上初の民間月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」のために開発した月面探査ローバー「SORATO」のフライトモデルを寄贈した。

 同寄贈に伴い、2019年10月23日、アメリカ・ワシントンで開催されている「IAC(International Astronautical Conference )2019」会場内で、スミソニアン航空宇宙博物館と共同で寄贈式典を実施した。

 月面探査ローバー「SORATO」は、重量わずか4㎏と当時で最も小型軽量な惑星探査ローバー。重量とコストを削減するために民生品を活用し、月面の不整地を走破できる4輪駆動、360度の視野を持つカメラで静止画と動画の撮影など月面探査ミッションを達成できる能力を持っている。

 アイスペースは、「Google Lunar XPRIZE」に参加する日本チームHAKUTOとして、およそ8年の歳月をかけ月面探査ローバー「SORATO」を完成させた。残念ながら「Google Lunar XPRIZE」のレース期間中に打ち上げを行うことはできなかったが、ローバーの開発を完遂した結果、2015年の中間賞受賞、2017年のファイナリスト5チーム選出、100億円を超える資金調達とその後の月輸送サービスの事業化により、現在のHAKUTO-Rプログラムへと道をつなぐことができた。

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●宇宙探査●すばる望遠鏡、土星の衛星を新たに20天体「発見」

2019-10-23 05:41:46 | 宇宙

 米国・カーネギー研究所などの研究チームは、すばる望遠鏡を用いて2004年から2007年にかけて行った観測から、土星の外周を回る衛星を新たに20天体「発見」したと発表した。

 この「発見」により、これまでに見つかった土星の衛星の数は82となり、木星の発見総衛星数の79を上回った。

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●宇宙探査●JAXA、「きぼう」ロボットプログラミングチャレンジへの参加募集開始

2019-10-14 13:35:18 | 宇宙ステーション

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟において、JAXAとNASAのISS船内ドローンを使用したプログラミング競技会を開催する。

 同競技会は、2020年春頃に予選(地上)、2020年秋頃に本戦(「きぼう」船内)を行う予定で、2019年10月11日から2020年3月19日17時(日本時間)まで、参加者をウェブサイトで募集する。  

【募集対象】日本を含むKibo ABC加盟国の大学院生までの学生    

 同競技会では、参加者がISS船内ドローンを動かすプログラムを作成し、「きぼう」船内で与えられた課題をクリアしながら、その時間や課題対応力について競う。    

 なお、同活動は、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力による「きぼう」アジア利用の拡大を目的に、JAXAとNASAが協力し、日本及びアジア太平洋地域の学生に対して、宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供する。

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●宇宙探査<新刊情報>●宇宙マイクロ波背景放射(小松英一郎著/日本評論社)

2019-10-11 00:12:11 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:宇宙マイクロ波背景放射

著者:小松英一郎

発行:日本評論社(新天文学ライブラリー第6巻)     

 かつて、宇宙は灼熱の火の玉であった。トップランナーによる同書を読破すれば、この一冊だけで、世界の最先端に追いつける。[目次]第1章 火の玉宇宙の残光/第2章 ΛCDMモデル/第3章 宇宙の晴れ上がり/第4章 地球の運動による温度異方性/第5章 重力場による温度異方性/第6章 温度異方性のパワースペクトル/第7章 温度異方性の統計的性質/第8章 ゆらぎの方程式/第9章 音波による温度異方性/第10章 温度異方性の宇宙論パラメータ依存性/第11章 偏光/第12章 原始重力波/第13章 黒体放射からのずれ/付録

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●宇宙探査●JAXAと春日電機、「はやぶさ2」のイオンエンジン技術を応用した「マイクロ波プラズマ除電処理システム」を開発

2019-10-09 10:50:22 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と春日電機は、共同で従来の真空除電技術と比べて100倍以上の速度で真空中の帯電した物体を除電することができる除電器の開発に世界で初めて成功した。

 さらに、春日電機は、この共同研究の成果である技術を利用し、宇宙技術を活用したスピンオフ製品として「マイクロ波プラズマ除電処理システム」を開発した。    

 今後、JAXAは、将来の持続的な宇宙探査活動の実現を見据え、同成果を用いて静電気による真空下でのダスト制御の研究を進めて行く。  

 春日電機は、国内外に高機能フィルム材の真空蒸着装置をはじめとした様々な高真空産業機器用の除電器として同システムの販売を行う予定。

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●宇宙探査<新刊情報>●「月はすごい」(佐伯和人著/中央公論新社)

2019-10-07 09:50:18 | ●宇宙探査<新刊情報>●

 

<新刊情報>

 

書名:月はすごい~資源・開発・移住~

著者:佐伯和人

発行:中央公論新社(中公新書)

 一番身近な天体、月。約38万㎞上空を回る地球唯一の衛星だ。アポロ計画から約半世紀を経て、中国やインド、民間ベンチャーも参入し、開発競争が過熱している。同書では、大きさや成り立ちといった基礎、探査で新たに確認された地下空間などの新発見を解説。人類は月に住めるか、水や鉱物資源は採掘できるか、エネルギーや食糧をどう確保するかなども詳述。最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が月面へと誘う。

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●宇宙探査●「はやぶさ2」に搭載された小型探査ロボット「ミネルバ2-2」、「りゅうぐう」に向けて投下

2019-10-03 12:53:39 | 宇宙探査機

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、宇宙探査機「はやぶさ2」に搭載された小型探査ロボット「ミネルバ2-2」を小惑星「りゅうぐう」に向けて、高度約1kmから投下した。

 「ミネルバ2-2」は、数日間かけて着地する。

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