●宇宙探査●月と火星を第2の地球に!―SPE―         科学技術研究者   勝 未来

                 ~各国は月と火星の探査計画を着々と実行に移している~   

●宇宙探査●中国探査機、世界初となる月裏側の土壌を地球に帰還

2024-06-25 15:37:12 | 月面探査
 月の裏側の土壌試料を採取した中国無人探査機「嫦娥6号」は、6月25日午後、地球に帰還した。

 砂や石を持ち帰ることに成功したとみられ、確認されれば世界初。


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●宇宙探査●中国の無人探査機「嫦娥6号」、月の裏側で土壌試料の採取を終え月面を離陸  

2024-06-04 15:16:10 | 月面探査
 中国の無人探査機「嫦娥6号」が6月4日朝(日本時間同)、月の裏側で土壌試料の採取を終え月面を離陸した。

 6月下旬に地球へ帰還する予定で、月の裏側の土壌を持ち帰ることに成功すれば、世界初。


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●宇宙探査●中国の無人月面探査機「嫦娥6号」、月の裏面の軟着陸に成功

2024-06-02 15:41:12 | 月面探査
 中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が6月2日、月の裏面の南極域の軟着陸に成功した。

 6月25日ごろに月の裏側からの土壌の持ち帰りを目指しており、成功すれば世界で初めて。
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●宇宙探査●中国国家航天局、月の裏側での試料採取を目指す無人探査機「嫦娥6号」の打ち上げに成功

2024-05-04 18:46:52 | 月面探査
 中国国家航天局(CNSA)は5月3日、月の裏側での試料採取を目指す無人探査機「嫦娥6号」を海南省から打ち上げ、打ち上げに成功した。

 月の裏側での試料採取に成功すれば世界初の成果となる。


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●宇宙探査●高砂熱学工業、世界初となる「月面用水電解装置」完成し月への輸送を担うアイスペースへ引き渡し

2024-03-18 23:27:42 | 月面探査
 高砂熱学工業は、月面用水電解装置フライトモデル(FM)の開発を完了し、月面輸送サービスを手掛ける宇宙スタートアップ企業のアイスペースへ引き渡した。

 近年、月に水資源がある可能性が示されている。将来的に月面で採取した水から水素と酸素を生成すれば、水素はロケットなどの燃料として、酸素は人が月面で生活するために利用できる。

 同社は、建物で利用するエネルギーとして水素に着目し、約20年前より水素製造技術の開発を始めた。

 地上用の水電解装置を開発し、空調設備事業で培ったエンジニアリング力で、再生可能エネルギー由来電力を用いたグリーン水素利用システムの社会実装に取り組んでいる。

 新たな領域での研究を進めるべく、2019年12月には、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のコーポレートパートナー契約を締結し、アイスペースとの協業を開始した。

 2024年冬に打ち上げが予定されているミッション2のランダー(月着陸船)に、同社が開発する月面用水電解装置を搭載し、月面に着陸した後、世界初の月面での水素・酸素生成に挑戦する。

 月面用水電解装置は、2024年1月に開発が完了し、アイスペースへの引き渡しが完了した。

 今後、ランダーへ積み込まれ、ランダー側との通信確認など、打ち上げに向けた最終調整を進める。

【月面用水電解装置】

以下で構成されている。

①水を電気分解して水素と酸素を生成する電解セル
②電気分解に必要な水と生成した酸素をためるタンク
③生成した水素をためるタンク
④装置全体を制御する電気ユニット
⑤これらを強固に支えるパーツ 等

概形は、縦 300mm ×横 450mm ×高さ 200mm。

特徴は、①低重力下でも作動する流体制御:地球と比較して約1/6の重力でも流
     体の安定的な流れを確保
    ②耐震性:ロケット打ち上げ時や月面着陸時の振動・衝撃への機械的
     強度を確保
    ③小型・軽量化:輸送用ランダーへ搭載するための条件をクリア
    ④熱制御:真空下でも装置温度を所定の範囲に保持
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●宇宙探査●米民間企業の月着陸船「ノバC」、月に着陸

2024-02-23 11:25:35 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの月着陸船「ノバC」(愛称:オデッセウス)が月に着陸した。

 月に着陸した民間企業としては世界初。


 


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●宇宙探査●米無人月着陸船「ノバC」、月の周回軌道に到達

2024-02-22 12:00:15 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの無人月着陸船「ノバC」(愛称:オデッセウス)が2月21日、地球から38万4000キロ離れた位置にある月の周回軌道に到達した。

 今後24時間かけて徐々に軌道を下げ、米東部時間22日午後5時30分(日本時間2月23日午前8時30分 )に月の南極近くのクレーターに着陸する見込み。

 成功すれば、民間企業として初の月面着陸となる。




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●宇宙探査●米企業の月着陸船「ノバC」、成功すれば民間初の快挙に

2024-02-15 20:39:31 | 月面探査
 米インテュイティブ・マシンズの月着陸船「ノバC」が、2月15日に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
 
 早ければ2月22日にも月面へ降り立つ計画で、成功すれば民間では初となる月面着陸となる。
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●宇宙探査●JAXA、小型月着陸実証機「SLIM」がピンポイント着陸に世界で初めて成功

2024-01-25 18:53:25 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年1月20日午前0:20(日本標準時)に小型月着陸実証機(SLIM)を月面に着陸させ、地球との通信を確立させた。

 しかしながら、SLIMの着陸時の姿勢等が計画通りではなかったことから、太陽電池からの電力発生ができず、同日午前2:57(日本標準時)に地上からのコマンドにより探査機の電源をオフにした。

 電源をオフにするまでに取得した各データの分析を行った結果、SLIMが当初の目標着地地点から東側に55m程度の位置で月面に到達していることが確認できた。

 また、ピンポイント着陸性能を示す障害物回避マヌーバ開始前(高度50m付近)の位置精度としては、10m程度以下、恐らく3~4m程度と評価している。

 詳細データ評価は継続する必要があるものの、SLIMの主ミッションであった100m精度のピンポイント着陸の技術実証は達成できたものと考えられる。

 探査機からは、今後のピンポイント着陸技術に必要な着陸に至る航法誘導に関する技術データ、降下中及び月面での航法カメラ画像データを全て取得できた。

 また、接地直前には小型プローブ(LEV-1・LEV-2)の放出を成功裏に実施した。

 加えて、SLIMに搭載されたマルチバンド分光カメラ(MBC)についても、電源オフまでの間に試験的に動作し、撮像画像を取得できた。
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●宇宙探査●JAXA、変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機「SLIM」の撮影およびデータ送信に成功

2024-01-25 15:34:22 | 月面探査
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の4者で共同開発した変形型月面ロボット「LEV-2(Lunar Excursion Vehicle 2)」(愛称「SORA-Q」)は、小型月着陸実証機「SLIM」の撮影に成功した。

 これにより、LEV-2は超小型月面探査ローバ「LEV-1:unar Excursion Vehicle 1)」と共に、日本初の月面探査ロボットになり、世界初の完全自律ロボットによる月面探査、世界初の複数ロボットによる同時月面探査を達成した。さらに、LEV-2は世界最小・最軽量の月面探査ロボットとなった。

 LEV-2は、LEV-1と共にSLIMに搭載され、2024年1月20日に、LEV-1と共にSLIM着陸直前に月面へ放出された。

 その後、LEV-2がSLIMおよび周辺環境を撮影し、LEV-1の通信機で地上に転送した画像が公開された。
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